作品一覧

  • 介護というお仕事
    4.0
    2025年に「超・超高齢社会」となる日本。お年寄りが身近な存在になる小、中学生に向けて、介護の基本を伝える初めての実用書です。自らも祖母を介護した経験を持ち、さまざまな介護施設を取材してきたジャーナリストの小山朝子さんが、児童・生徒でもお手伝いできる基本技術を、豊富なイラストを使って解説します。介護・福祉の専門学校への進学を、少しでも考えている人にとって、これまでになかった入門書となる一冊です。
  • 朝子の介護奮戦記
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は画家の祖母と母、そしてライターの「私」という女三代の一家の物語です。ある日、祖母がクモ膜下出血で倒れ、救急病院へ。快方へ向かうと転院することになり、行った先は、回復して退院する者の見当たらない「老人病院」でした。・・・・・・このままでは、病院を生きて出られない・・・、そう思った「私」は懸命の転院作戦を繰り返し、ついには国立病院へと移ります。そこで「私」は在宅介護のトレーニングを受け、やがて祖母の長い入院生活にピリオドを打つことに。そしてアトリエを改造した介護室で祖母を介護する日々が始まりました。祖母はベッドから落ちたり、過度なリハビリで骨折したり、また後遺症で一時入院したりと困難も押し寄せます。しかし「介護を始めてから我が家には笑顔が増えた」というポジティブな介護によって、祖母はまた個展を開くまでに回復していくのです。

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ユーザーレビュー

  • 介護というお仕事

    Posted by ブクログ

    やさしくわかりやすく書かれている。
    人の尊厳について。
    排泄や食事。
    ドロドロのご飯を食べさせようとする人
    食事に薬を混ぜる人
    自分は食べたいですか?

    お風呂に入るとき時間がかかるからと
    何人も裸のまま立たせて待たせること。
    自分がそうされたらどう感じますか?

    語りかけるように介護の仕事を説明してる。

    言葉に出せない、自分で動けない人を
    みるのはとても大変なこと
    相手の立場になる、そしてたくさんの
    想像力が必要。

    0
    2024年04月09日
  • 朝子の介護奮戦記

    Posted by ブクログ

    祖母が突然倒れたことから、介護に奮闘する日々が始まる。その経緯から現在に至るまでの介護の日々を綴った記録。最初は戸惑いを隠せず、困惑した様子も描かれているが、母と二人三脚で、バイタリティー溢れる介護を始める。介護を始めてから、我が家には笑顔が増えたと著者は言う。そこには、勝手に連想しがちな介護の悲惨さなど微塵もない。介護を通して、家族を再認識していく心の過程や、著者が一人の女性としても強く逞しくなっていくところには素直に共感し、尊敬することができる。現在、介護に直面している人も、していない人も、パワーをもらえる一冊である。

    0
    2009年10月04日

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