作品一覧

  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である
    3.6
    1巻1,320円 (税込)
    男性的価値観はもう通用しない。 世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である。 世界13カ国、6万4000人を対象とした調査から明らかになった「理想的リーダー像」とは? ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー、 ヒラリー・クリントン前国務長官が「賛辞」を贈り、 『ワーク・シフト』リンダ・グラットン教授が絶賛した話題の書、ついに翻訳化! 世界各国で成功している起業家、リーダーが示す特徴の多くは、 思想・宗教・文化に関係なく、「誠実」「利他的」「共感力がある」「表現力豊か」「忍耐強い」など、 「女性的」といわれる資質であることが、調査から明らかになった。 今、求められるリーダーの10の資質、 ──つながり、謙虚さ、率直さ、忍耐、共感、信頼、寛容、柔軟性、脆さ、調和── について、世界のGDPの65%を占める13ヵ国を国別にクローズアップ。 リーダーシップ・シフトから見た社会心理、人間心理を分析。 経営者はもちろん、経営企画立案、マーケティングの観点からも見逃せない研究成果がここに。 【目次より】 ■第1部:リーダーシップ・シフトが起きている ~男性がもっと女性のような発想をしたら、世界は好ましい方向に変わるだろう(著者によるグローバル調査で66%が賛成) ・何が男性的で、何が女性的か ・女性的な資質の影響を探る ~リーダーシップ、成功、道徳観、幸せ ・<女神的>価値観とは? ■第2部:<女神的>価値観が世界を変える ・第1章:イギリス ~「育てる・信じる・つなぐ・助ける」が新しいビジネスに ・第2章:アイスランド ~初の女性首相は「責任感を持って思慮深く行動する」と約束した ・第3章:イスラエル ~「何が中東の民主主義と和平を妨げているのですか?」「男どもです」 ・第4章:日本 ~「金のチカラ」より「変える力」を信じる若者たち ・第5章:コロンビアとペルー ~麻薬と犯罪の町に「平和に適した風土」を醸成する ・第6章:ケニア ~極貧層の零細企業に人とお金をつなげる ・第7章:インド ~ときに無謀なほど大胆な取り組みで不可能を可能に ・第8章:中国 ~「雪かきは自宅の前だけでいい」からの脱却 ・第9章:スウェーデン、ドイツ、ベルギー ~「みんなの家」で展開される<女神的>外交 ・第10章:ブータン ~幸せの国の住人が教えてくれた「働くことで失う時間」の重み ■おわりに:知恵と勇気 ――<女神的>リーダーシップの時代
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    未曾有の経済危機を境に劇的に変化した消費行動の背後にある価値観に光を当てる。 希少な「購買力」を「投票権」のように行使して、 「宣伝に踊らされてお金を落とす」移り気で受身のかつての消費者ではなく、 「自分の意思で目的をもって対価を払う」能動的で思慮深い新しい消費者の姿が、 著者らが2年をかけて全米をくまなく歩いて調査した数々の事例から浮かび上がる。 【著者紹介】 ジョン・ガーズマ ヤング&ルビカムのチーフ・インサイト・オフィサーにして、世界的に活躍する消費者行動の研究家。 ブランド・アセット・コンサルティング社長として、消費者の価値観やニーズの変化をデータで分析し、企業の適応を支援している。 マイケル・ダントニオ フリーランス・ライター。 プルトニウム汚染の脅威を追及した『アトミック・ハーベスト』(小学館)、をはじめ、10冊以上の本を出版。 Newsdayの記者時代に、ピュリツアー賞を受賞している。 有賀裕子(あるが・ゆうこ) 東京大学法学部卒業。ロンドン・ビジネススクール経営学修士(MBA)。 通信会社勤務を経て翻訳に携わる。 訳書に『持続可能な未来へ』『ポールソン回顧録』(日本経済新聞出版社)、 『トレードオフ』(プレジデント社)ほか多数。 【目次より】 ◆序文 ◆序章 「より多く」から「よりよく」へ<ミズーリ州カンザスシティ> ◆第1章 「どん底」というフロンティア<ミシガン州デトロイト> ◆第2章 「モノを集める」から「知識を蓄える」へ<テキサス州ダラス> ◆第3章 支出を伴わないステータスシンボル<マサチューセッツ州ボストン> ◆第4章 ソーシャルメディアという「方法」<フロリダ州タンパ> ◆第5章 「町内会的」資本主義<ニューヨーク州ブルックリン> ◆第6章 失われた信頼を取り戻す<ネバダ州ラスベガス> ◆第7章 ソーシャルメディアが「顔の見える企業」をつくる<ミシガン州ディアボーン> ◆第8章 生活を豊かにするイノベーション<カリフォルニア州サンフランシスコ> ◆終章 危機がビジネス、消費、生き方を変えた<カリフォルニア州ロサンゼルス>
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

    Posted by ブクログ

    "2008年のリーマン・ショック後、

    浪費一辺倒だったアメリカの文化が変わった。。

    これは今後の日本のあり方にも通じる部分があり、

    学べる点、参考になる点が多い考え方であり、

    本だと思います。

    なかなかヒントの多い1冊。

    皆さんにおすすめです。"

    0
    2015年08月03日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

    Posted by ブクログ

    借りたもの。

    これは男性的/女性的の二者択一なジェンダー論の本ではない。

    今日、理想的なリーダーには〈女神的〉価値観が求められているという。
    この本にある〈女神的〉価値観とは、地域や時代を問わず“女性的”と分類された資質である。
    共感、公平、叡智…
    それらはギリシア神話の女神アテナが象徴するものと指摘。

    〈女神的〉価値観は女性のみが持っている資質ではないが、女性の方がより顕著でより自然に扱っている。
    それ故に、女性の指導者が今後の世界の発展に必要であること、現在活躍する女性リーダーの事例も挙げて示唆している。
    今、現在の女性の社会進出を肯定するための良著にもなりそうだ。
    しかし、女性のみ

    0
    2015年12月03日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

    Posted by ブクログ

    「世界を変えるのは、女性もしくは「女性のように考える男性」である」と。それを実証するために、日本を含む各国で調査、世界中でインタビューをおこない、レポートしている。この変化は「とりあえず売る」という過去のマーケティングからの決別で、「長くつきあう」LTVの向上がこれからのマーケティングだと思うし、これから付き合うためには、社会、地球の役に立つことが重要だと、マーケティング3.0のような考え方も踏まえられていると思う。著者のうちのひとりのジョン・ガーズマは、勤務先の関係で何度か会っていて、本書の講演「アテナドクトリン」も聞いていたが、その時より、事例も多くなっていておもしろかった。

    0
    2013年12月10日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

    Posted by ブクログ

    リーマンショック以降、アメリカの時代は終わるんだと漠然と考えていたが、実はアメリカ国内のあらゆる地域で、消費、生産、サービスに関わる新しい動きが生まれ、広がりつつあるという、非常に勇気づけられる実例が満載。読んでいて常に頭に浮かぶのは、日本が、前時代的な大量消費、価格競争、等を特に深く省みることなく続けている事。考えない日本、が一番危険だ。

    0
    2012年03月13日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

    Posted by ブクログ

    今まさに、私が感じていることがそのまま書いてあるような本。
    アメリカではサブプライムローン問題を契機として、危機感から消費者意識に変化が起こった。その結果、本の帯に示されているコピーに言わせれば「何を持つか」から「どう生きるか」に意識が変化し、それが消費のスタイルにも影響を与えたという趣旨。
    私は「efficiency」から「sustainability」の消費に変化してきた動きだとみている。
    日本ではまだ始まったばかりの段階だが、東日本大震災を契機に、復興とともに消費の質が変わっていくものと思う。

    0
    2012年01月07日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!