作品一覧

  • 青い鳥文庫版 物語ること、生きること
    3.0
    1巻678円 (税込)
    作家になりたくて、でも、甘ったれの幸せな「夢見る夢子さん」のままじゃ作家には絶対なれないと思っていた10代。自分で自分の背中を蹴っ飛ばし、外の世界に触れ、文化人類学の道を志した20代。そして、その先に待ち受けていた「作家として生きつづける」という新たな登り坂……。壮大な物語世界を生んだ作家の道程が問いかける、「読むこと」「書くこと」「生きること」とは。
  • どこじゃ? かぶきねこさがし かぶきがわかるさがしもの絵本
    3.7
    1~2巻1,430円 (税込)
    かぶきの登場人物が猫に!? 人気演目5作品のあらすじや見どころを紹介! かぶき入門に最適の、にゃんとも豪華なさがしもの絵本。1作品につき、演目のあらすじ・見どころ・登場人物などをたっぷり見開き4ページで紹介。その次の見開き2ページで、猫づくしで描かれる物語の世界のなかから、登場人(猫)物をさがすというさがしもの絵本です。●動画配信中! https://youtu.be/V_9-BRJrciE※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • かぶきがわかるねこづくし絵本1 仮名手本忠臣蔵
    3.0
    1~3巻1,430円 (税込)
    仮名手本忠臣蔵は仇討ちを果たした赤穂浪士の実話をもとに、主君の仇討ちにいたるまでのさまざまな人間群像をえがいた不朽の名作です。有名ではあるけれど、意外と知られていない物語を、ねこづくしで絵本に再現します。大序「兜改め」から十一段目「討入り」まで、ねこたちが真剣に、ときにユーモアたっぷりに演じる物語世界を、フルカラーでお楽しみください。子どもから大人まで、かぶき入門におすすめの1冊です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 物語ること、生きること
    4.3
    1巻605円 (税込)
    国際アンデルセン賞(児童文学界のノーベル賞)受賞!作家になりたくて、でも、甘ったれの幸せな「夢見る夢子さん」のままじゃ作家には絶対なれないと思っていた10代。自分で自分の背中を蹴っ飛ばし、外の世界に触れ、文化人類学の道を志した20代。そして、その先に待ち受けていた「作家として生きつづける」という新たな登り坂……。壮大な物語世界を生んだ作家の道程が問いかける、「読むこと」「書くこと」「生きること」とは。

ユーザーレビュー

  • 物語ること、生きること

    Posted by ブクログ

    上橋菜穂子さんがどのように育ち、何に触れて何を感じたかを知ることが出来てとても興味深かったです。
    特に目からウロコだったのが、物語を読むことで色んな体験や知識を手に入れることができるが自分自身ではなんのリスクも負わずに受け取れるのはずるいという考え方です。私は、読書をすることで登場人物が体験したことや、感じたこと、様々な知識を得ることができることに有難みを感じていましたがそのような考え方を今まで感じずに与えられていたんだと思いました。だからこそ、物語の中で体験してきたことの大切な部分を、生身の自分で体験してみようという、上橋さんの考えが素敵だと感じました。ぜひ、私も臆病な自分がいたら「靴ふきマ

    0
    2025年04月04日
  • 物語ること、生きること

    Posted by ブクログ

    文化人類学者でもある作者の鋭い感受性、五感を刺激する平易で具体的な言葉遣いがどのように育まれたのかが、とても優しい言葉で沁み込んできます。
    永遠と一瞬、語られるものと語りえぬものなど、絶えず大きな視点を意識されているからこそ、壮大な物語が生まれてくるのだなぁ、と感じ入りました。

    0
    2024年06月16日
  • 物語ること、生きること

    Posted by ブクログ

    面白かった。若い頃の思い上がりをそのまま話してくれて、いいのかな、誰かわからない相手にこんなに自分のこと話してくれて。スーパーマンじゃないバルサが生まれたのも納得した。

    0
    2023年04月23日
  • 物語ること、生きること

    Posted by ブクログ

    ファンタジーものが好きで、どちらかというと空色勾玉のような古代日本をベースとしたファンタジーのほうが好きだが、上橋さんの精霊の守り人シリーズも好きだった。初めて知ったのだが、完全に現実世界とは別の世界のことを書いたファンタジーは「ハイ・ファンタジー」と言うんだね。
    しかし完全に別世界といっても、さまざまな民族文化や世界の世俗を参考にしているわけで、そのために上橋さんの民族文化の研究がまさに役立っている。沖縄の神話をベースにしたファンタジーとか書いてみたいなと思うのだが、相当のフィールドワークが必要なんだろうな。

    0
    2019年11月16日
  • 物語ること、生きること

    Posted by ブクログ

    作家・上橋菜穂子の作家になるまでの生い立ちや、作品創作についてのインタビューをまとめた本。なぜ本人によるエッセイという形でなく他人の手を介する形にするのだろうという疑問がありましたが、あとがきに相当する部分を読むと、インタビューという形で他人が介することで引き出されるものもあり、自分のことを自分で語る以上のものが出てくるのだということがわかり、なるほどと目から鱗の落ちる思いでした。
    上橋菜穂子の作品には「こちら側」と「あちら側」の境界線が舞台となることが多く、またその両方を行き来する人が出てくることも多いです。それが魅力となっているのですが、これを読むとなるほどここからあの物語たちが生まれてく

    0
    2016年04月10日

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