作品一覧

  • あたっくNo.1
    4.3
    1巻679円 (税込)
    「見送る者は無言の自然のみ。行く先は何処ぞ……」。1941年、行き先も目的も知らされないまま、家族に別れも告げられず、11人の男たちは潜水艦に乗艦した。船酔いに苦しむ大滝、人間関係に悩む二本柳、接吻に憧れる北、軍規に反し日記をつける勝杜……。著者の伯父の日記を元に、明日をも知れぬ男達の真実の姿を描いた感涙の物語。
  • あひる(1)
    -
    1巻550円 (税込)
    西田耕三は冴えない二児の父。妻・恵子は次女・りつ子を子役にする為、日々オーディション活動に励むも突然入院することに!!!耕三は妻の代わりに娘と共に芸能の世界に飛び込む事を決意するが!?ステージパパ奮戦記!
  • 2ndハウス 1
    完結
    -
    全2巻528円 (税込)
    結婚以来、家に居場所のないサラリーマン・三澤耕一(32歳)。彼は、「自分の居場所」を手に入れるため、会社の同僚と共同でワンルームを借りることに…。ところが、同じ部屋に目をつけていた中嶋亜希にその物件を譲ったことで、夢のセカンドハウス生活を手に入れ…!?
  • あたっくNo.1
    値引きあり
    -
    1巻200円 (税込)
    昭和16年、太平洋戦争。真珠湾へ向かった潜水艦伊18号のなかに、歴史の表舞台に出ることのない11人の男たちの青春があった。EXILEが出演し再演を繰り返す舞台、遂に小説化。

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ユーザーレビュー

  • あたっくNo.1

    購入済み

    太平洋戦争中の潜水艦の青春群像

    太平洋戦争中の潜水艦を題材にした物語ということで、当初は福井晴敏の「終戦のローレライ」や池上司の「雷撃深度一九・五」のような戦記物かと思っていたが、かなり内容が違っていた。潜水艦に乗り組んだ若者たちの内面が丁寧に描かれている。もともと劇場で上演され、好評を博した作品ということもあって、戦時中の海軍にしては描写がかなり民主的というかユルイ印象で、どちらかといえば登場人物の内面描写にウエイトが置かれている。ガチな戦記物ではなく、戦時を生きた若者たちの青春群像として読むとよいと思う。

    0
    2020年04月24日
  • あたっくNo.1

    Posted by ブクログ

    14年前に初演の舞台を見た。
    近江谷さんが寺内で、西ノ園さんが古瀬だったかな。

    昭和16年の末、行き先も告げられずに
    日本を発った《ドン亀》潜水艦の乗組員たち。

    戦争の気配を強く感じながら
    お国のために戦える誇らしさと
    今日とも知れぬ死への恐怖との狭間に揺れる。

    壮絶な死への覚悟と生身の人間の滲み出る本音。
    理不尽な現実も受け入れなくてはならない時代。


    正しい戦争は存在しない。
    どんな理由があろうとも。
    戦争のない未来のために。
    子ども、孫たちの平和な時代のために。


    テーマは重いですが笑顔になる本です。

    0
    2015年09月03日

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