著者の歩んできた壮絶な人生は何気なくのほほんと生きてきた私には想像もつかない過酷なものであり、読んでて胸が締め付けられました。この本を実名で顔を晒して出版すると言うことも並大抵の覚悟では出来ないと思います。死刑制度の是非が二元論的に語られることの多い昨今ですが、今大山さんの書いたこの本が読めて良かったと思います。勉強になりましたし、色々考えさせられました。紙媒体でもかなりページ数はありますが、易しくよく整理された文章なのであっという間に読み切ってしまいました。今後の大山さんの活動も応援していきたいです。