作品一覧

  • 比較のなかの韓国政治
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    1巻2,860円 (税込)
    大統領の弾劾・罷免や徴用工判決など,日本からみれば一見不可解に映る韓国政治。本書は,ダイナミックな韓国政治を理解するための「注釈書」である。また,比較政治の理論のなかに韓国政治を位置づけ,政治制度から市民運動,メディア,外交政策まで幅広く解説する。
  • 韓国語セカイを生きる 韓国語セカイで生きる AI時代に「ことば」ではたらく12人
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    1巻2,376円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「韓国語ではたらきたい!」 AI翻訳が著しく進化するなかで、これから韓国語をつかってはたらきたい人のために。 さまざまな職業の実体験や、言語学者が考えていることまで、具体的なエピソードやことばの例がいっぱい!AI翻訳とは異なる、TPO(時・場所・場面)に合わせた「ふさわしい」韓国語とは? 巻末には「学習者のためのキーワード索引」も掲載。 「漢字語」や「中級」といった定番のものだけでなく、「好き」「不安」「おもしろい」「経験する」といったリアルな感情や行動を探しつつ、好きな角度からも読めるようになっています。 「中級以上」をめざす学習者のみなさんに、ヒントやエールがたくさん詰まった一冊です。 【内容の一部】 ●外交官はどうやって韓国語を勉強した? ●字幕翻訳家のセリフの訳し方 ●留学なしで韓国の特派員になった記者 ●韓国語関連の出版社からみた市場分析 ●政治学における翻訳の問題 ●学習法の研究者によるおすすめの韓国語学習法 ●言語学者がテストの採点で悩むこととは? ●SNS上にひろがる自由で創造的な韓国語 ●これからの韓国語教育とデジタル革命 ●朝鮮半島だけじゃない、朝鮮族や高麗人と呼ばれる人びとの言語について ●非母語を学ぶこと、母語から離れること
  • コロナ、戦争、危機管理 指導者たちの「失敗の本質」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後75年、日米安保改定60年に当たる2020年は新型コロナウイルスの感染拡大に始まり、アメリカ大統領選挙に向けて激動を続けている。この特集では、ロングセラー『失敗の本質――日本軍の組織論的研究』にならい、歴史と現代を往還しながらコロナ第1波などから教訓を導き出し、新しい時代のリーダー像を探る。 ※『中央公論』2020年9月号特集の電子化です。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがございます。 (電子版通巻103号) 【目次】 ⚫内向きの対立を超えて 地方のトップに委ねるべき 小池百合子 ⚫国民を巻き込めなかった憲法論議 九条改正は急ぐ必要はない 石破茂 ⚫合流への挑戦に後悔はなし そして臨む野党再編 前原誠司×〔聞き手〕井手英策 ⚫なぜ安倍政権は支持率が低下したのか データから分析するコロナ禍の各国首脳支持 加藤創太 ⚫【対談】米国は? 日本は? コロナで見えた新たなリーダー像 世界を席巻 リバタリアン的若者と 指導者はどう向き合うか 宇野重規×渡辺靖 ⚫《隣国リーダー解剖学》 ①習近平 土着共産主義者の皇帝化 益尾知佐子 ②文在寅 フォロワーの支持は続くか 浅羽祐樹 ⚫【対談】『沖縄決戦』八原博通と瀬島龍三の発掘資料から読み解く 誰も責任をとらない 日本軍 組織の病 戸部良一×武田知己 ⚫「昭和史の天皇」を次世代に引き継げ 伊藤隆 ⚫「昭和の戦争・軍事史」必読10冊 筒井清忠
  • 政冷文熱のゆくえ 韓国という難問
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    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 政治関係は冷え込む一方だが、K-POPやK-文学の人気で文化交流は熱い。この「政冷文熱」ゆえか、好き嫌いが分かれがちなだけに韓国問題は難しい。本特集は感情論を排し、互いの論理を確認しながら、日韓関係を展望する。 (『中央公論』2019年11月号特集に、9月号「『韓国という難問』をいかに解くか」、4月号「特異な実務派・文在寅のリーダーシップ研究」を合わせて電子書籍化) (2019年11月号目次より) ●対談 「最も近くて遠い国」の論理と心理 木村 幹×浅羽祐樹 ●「エコノミック・ステイトクラフト」論で斬る 輸出管理とGSOMIA問題の核心にある韓国の「自尊心」  鈴木一人 ●「部品の国産化」は可能? 不買運動で大打撃? 誤解だらけの韓国経済論 高安雄一 ●私が『反日種族主義』を書いた理由 李栄薫 ●韓国現代文学の旗手からのメッセージ 同じシーソーに乗って ピョン・ヘヨン ●鼎談 なぜいまK-文学、K-POP人気なのか 金承福×きむふな×クォン・ヨンソク ●佐々江元外務次官に田原総一朗が迫る 日韓は一九六五年、九八年の取り決めに立ち返れ 佐々江賢一郎 聞き手・田原総一朗 (2019年9月号より) ●「慰安婦問題」の轍を踏まない対応を 「韓国という難問」をいかに解くか 浅羽祐樹 (2019年4月号より) ●なぜ日本を軽視するのか?  特異な実務派・文在寅のリーダーシップ研究  木村 幹
  • したたかな韓国 朴槿恵(パク・クネ)時代の戦略を探る
    4.3
    1巻628円 (税込)
    1987年の民主化以降、経済的にも政治的にも急速に存在感を増した韓国。いっぽうで現職大統領の竹島上陸など「突飛な行動をとる不可解な国」という印象を持つ人も多い。しかし、韓国の政治はじつにわかりやすいルールの下で動いている。韓国の〈政治ゲーム〉を体現するような戦略家・朴槿恵大統領誕生の経緯を検証しつつ、膠着化した竹島領有権問題、慰安婦問題への適切な対処法を提言する。

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ユーザーレビュー

  • したたかな韓国 朴槿恵(パク・クネ)時代の戦略を探る

    Posted by ブクログ

    朴槿恵の選挙戦略を中心に、冷静な視点で韓国の政治状況を伝え、日本がとるべき今後の展望を示した良テキスト。韓国といえば、とかく「愛国心」だの「民族の誇り」だのに絡めた、レイシズムすれすれの内向きな言説が跳梁跋扈している現状、こういった戦略的な見地からの情報提供はとてもありがたい。ニュースを見るとき傍らに置いておきたい一冊。

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    2018年01月08日
  • したたかな韓国 朴槿恵(パク・クネ)時代の戦略を探る

    Posted by ブクログ

    Twitter上で著者のアカウント(@yukiasaba)をフォローしており、彼のツイートを通して「悪魔の代弁人」という言葉に興味を持ったのが、本書を手に取ろうと思ったきっかけだったと思う。韓国の政治について知っていなければ…という思いも以前から少し持っていた。

    構成がスッキリしていて文章も筋道を立てて書かれており、個人的にはとても読み易かった一冊。


    本書で述べられていることを章立てに沿ってまとめるとすれば、

    ①政治家として朴大統領がどう立ち回ってきたのか
    ②韓国の政治と高齢者たちの関連性
    ③竹島問題への韓国の対策
    ④慰安婦問題に対する韓国の考え方とアプローチの仕方

    ということになる

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    2013年12月29日
  • したたかな韓国 朴槿恵(パク・クネ)時代の戦略を探る

    Posted by ブクログ

    最初の韓国の政治システムの現状もかなり興味深かったが、後半の竹島、慰安婦問題への韓国側の対応は本当にしたたかさを感じた。
    日本のマスコミや世論では論理矛盾をついた感情論や稚拙さをあげつらう動きしか見えないが、「独島インザハーグ」のように相手の言い分も含めて研究し、論理を組み立てる姿勢、ロビイングも含めた訴え方、一つの攻め方にこだわるのではなく歴史問題を別角度から見て、現代にも続く人権問題として捉えさせるやり方など、なめていたらやられると感じた。

    以下、メモ

    パククネ
    過半数を握る野党の中での拒否権プレーヤー(与党内野党)としての振る舞い→差別化

    大差のついた試合、結果が分かり切った試合→

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    2013年06月25日
  • したたかな韓国 朴槿恵(パク・クネ)時代の戦略を探る

    Posted by ブクログ

    良書。竹島問題にしても慰安婦問題にしても、それぞれを「外交ゲーム」と捉え、日本の正当性を国際社会に「訴える」のではなく、論理的に「証明する」べきと筆者はいう。対韓国というと、どうしても心情的な議論ばかりが先行しがちだが、こういうリアリズムに基づいた議論は非常に納得感が得られる。

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    2015年03月06日
  • したたかな韓国 朴槿恵(パク・クネ)時代の戦略を探る

    Posted by ブクログ

    2012年に、韓国に対して親しみを感じない・日韓関係良好だと思わない人の割合増えている
    ←李明博前大統領の反日的言動

    竹島領有問題・慰安婦問題

    「いかに国際社会にアピールできるか」

    朴槿恵ー韓国女性初の大統領・朴正煕(日韓国交正常化)の娘 「したたかな戦略家」

    大統領任期5年(独裁防止)、再選禁止、大まかに二大政党制、大統領法案提出権あり、国会一院制、国会議員任期4年

    李明博に朴は2007年の予備選挙で負けている
    支持率の落ちる李元大統領とは同党ながら距離を置いていた、朴派は与党内野党

    朴主導でハンナラ党(保守党)からセリヌ党(中道右派)へ(「事実上の新党」) = 「「大

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    2014年04月08日

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