プロフィール

  • 作者名:上田正仁(ウエダマサヒト)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1963年
  • 出身地:日本 / 大阪府
  • 職業:大学教授

東京大学理学部物理学科卒。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授。著書に『東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方』、『現代量子物理学―基礎と応用』などがある。

作品一覧

  • 東大物理学者が教える 創造力のレッスン
    4.0
    学校の勉強で養う「マニュアル力」、知識を組合わせて応用問題を解くことで鍛える「考える力」、新たなフィールドを開拓して、サーベイ、粘る力で問題解決を行う「創造力」。「創造力を発揮しろ!」と言われることはあっても具体的にどのように学べばよいかわからない人は多いのではないだろうか。本書では、東大大学院において著者が学生を指導する際に用いる「論文テーマの見つけ方」などを題材にして、「創造力を鍛える」ための手順を言語化する。具体的に「テーマを決めるまでの四つのステップ」は下記のようなものである。 ◎ステップ1 自分の興味をサーベイ(情報収集・文献の読み込み) ◎ステップ2 「わかっていること」の整理と関連性の分析(情報の整理・分析) ◎ステップ3 「わかっていないこと」の整理と関連性の分析(情報地図の作成・分析) ◎ステップ4 テーマを絞り込むためのリスクの最小化 また、著者は「創造力に才能は必要ない」と断言する。科学上の大発見などは、いずれも「粘る力」によってもたらされたものであるという。本書では、「考える力」の上位概念である「創造力」の養い方を伝授する。
  • 東大物理学者が教える「伝える力」の鍛え方
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    頭の中の思考を整理し、 自分らしく、心から相手に 「伝える」ための教科書! なぜ、伝わらないのか? どうしたら伝わるのか? 私たちの日々の生活は、お互いの意志や気持ちを伝えあうことによって営まれているにもかかわらず、学校で、職場で、家庭の中ですら、「どうも、自分の考えがうまく伝わらない」と悩んでいる人がたくさんいます。 前著の「考える力」と同様に、最も重要なアカデミックスキルである「伝える力」を、いかに意識的な訓練で身につけることできるのか――。 本書では、「伝える力」を「用事が足りる伝え方」「聞く気にさせる伝え方」「人を動かす伝え方」の3つのレベルに分け、伝言から、プレゼン、交渉に至るまで、日常生活はもちろん、ビジネスの現場でも役立つ「伝える力」を鍛えるトレーニング法を段階的に紹介します。 長年にわたり、学生たちと向き合い、実際に実践してきたノウハウには、さまざまな人間関係において、よりよく生きるためのヒントが数多く込められています
  • 東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒント
    3.9
    1巻1,430円 (税込)
    いま、社会で求められているのは、“問題発見型の人間(言われなくてもやる人間)”、つまり「考える力」のある人間です。 「考える」ということはどういうことか、思考力を増強するためには日ごろからどんな工夫をすればよいか? 「考えるプロ」である理論物理学者の著者が、長年、東京大学の教壇で実際に生徒たちと接することで培った、「考える力」を養うために必要な力――「問題を見つける力」「解く力」「諦めない人間力」の3つの力を鍛えるためのノウハウを伝授します。 本書を読めば、「考える力」は訓練次第で誰にでも身につけることができるのだと自信が持てるはず。発想力で差がつく時代だからこそ、考えることが苦手な学生、社会人は必読の一冊です。

ユーザーレビュー

  • 東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒント

    Posted by ブクログ

    ・事実関係を調べつくすことによってリスクは最小化され、その過程で新たな可能性も見えてくる
    ・情報収集…集める→理解する→捨てる(躊躇せずに捨てる)
    ・情報をメモする…エッセンスのみ箇条書きで書く。あとで自分が理解できるギリギリまで圧縮する。メモを作ったら情報源は捨てる
    ・周囲の流行とは関係なく、自分の頭で考え見つけ出した課題に取り組む

    0
    2018年11月04日
  • 東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒント

    Posted by ブクログ

    考える力
    問題を見つける力
    解く力
    あきらめない人間力

    ブレークスルーに必要な能力の3ステップ
    1- 何がわからないのわからない: 問題の本質を見抜く力
    2-答えを理解できない: 大量のデータから知恵を抜粋する力
    3-答えがわからない: 独創的かつシステマチック問題解決力

    まとめると
    1- 問題定義
    2- アプローチの論理的なデザイン
    3- クリエーティブな解決策の考案と実装

    情報集めだけに酔っていけない
    知識から知恵を抜粋する本質抽出することが大事

    わからないことがあった時に
    さっとwikipediaで検索してなんとなくわかったことで満足していませんか

    捨てる
    情報を集めた

    0
    2018年04月28日
  • 東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒント

    Posted by ブクログ

    マニュアル化される仕事が機械に奪われていくこれから。人間には「自ら考え、創造する力」が重要だという。
    その「自ら考え、創造する力」は3つ(問題を見つける力、解く力、諦めない人間力)に分類される。
    中でも高等教育までの教育で鍛えられていない問題を見つける力が大学や社会ではとても重視される。

    ・問題を見つけるためにわからないことをレベル分けする
    →何が分からないかを明確にすると次のアクションが見えてくる
    ・「私は何を何のために考えているのか」考えてみる
    ・気づいて意識を明確にするまでが大事
    ・知らないことを幅広く知っていくことでどの細かい領域から知っていこうか考える
    ・理解した情報はどんどん捨て

    0
    2016年06月11日
  • 東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒント

    Posted by ブクログ

    この本には、新しいことを創造するためのエッセンスが無駄なく詰まっています。
    この中の幾通りもの考え方にとても感動を覚えました。
    大きな価値に向かう勇気ももらえました。
    自分はこの本をオススメします。

    0
    2014年10月01日
  • 東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒント

    Posted by ブクログ

    理系 大学院の私にとってはかなり参考になる本でした
    基本的な考え方から周りに対する接し方等、考える要素が沢山あることなどが書いてあります

    0
    2014年03月20日

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