上田正仁のレビュー一覧
-
・事実関係を調べつくすことによってリスクは最小化され、その過程で新たな可能性も見えてくる
・情報収集…集める→理解する→捨てる(躊躇せずに捨てる)
・情報をメモする…エッセンスのみ箇条書きで書く。あとで自分が理解できるギリギリまで圧縮する。メモを作ったら情報源は捨てる
・周囲の流行とは関係なく、自分...続きを読むPosted by ブクログ -
考える力
問題を見つける力
解く力
あきらめない人間力
ブレークスルーに必要な能力の3ステップ
1- 何がわからないのわからない: 問題の本質を見抜く力
2-答えを理解できない: 大量のデータから知恵を抜粋する力
3-答えがわからない: 独創的かつシステマチック問題解決力
まとめると
1-...続きを読むPosted by ブクログ -
マニュアル化される仕事が機械に奪われていくこれから。人間には「自ら考え、創造する力」が重要だという。
その「自ら考え、創造する力」は3つ(問題を見つける力、解く力、諦めない人間力)に分類される。
中でも高等教育までの教育で鍛えられていない問題を見つける力が大学や社会ではとても重視される。
・問題を...続きを読むPosted by ブクログ -
この本には、新しいことを創造するためのエッセンスが無駄なく詰まっています。
この中の幾通りもの考え方にとても感動を覚えました。
大きな価値に向かう勇気ももらえました。
自分はこの本をオススメします。Posted by ブクログ -
理系 大学院の私にとってはかなり参考になる本でした
基本的な考え方から周りに対する接し方等、考える要素が沢山あることなどが書いてありますPosted by ブクログ -
この著者の考え方は理科系らしく非常にすっきりとして分かりやすい。きわめて乱暴なまとめ方をすれば、頭脳が効率的効果的に動くようにつねに無垢な状態を保つための工夫をせよということにある。私たちは分からないことに遭遇したときに、たいていはその解決の糸口をさがすことなく、既成の概念を当てはめて理解したつも...続きを読むPosted by ブクログ
-
2013年初版の本。考える力への転換に戸惑うのは、当時であれば大学生だったかもしれないが、今は小学校から思考力・判断力を育てる学習指導要領に変わっている。戸惑っているのは小学生・中学生・高校生だろう。考える力が求められるようになったけれど、必要とされる知識のインプット量はあまり変わっていないし、思考...続きを読むPosted by ブクログ
-
考える事が苦手ですぐやめちゃう、そんな自分を変えたくて読んだ。諦めずに考え続ける事が大事、それは頷く所だが、じゃあどうやって?その一つが、メモ取るのも大事だが、同時に理解したら捨てて行くというのも新しい。脳にも断捨離必要なんだ。考えるためのメモリを常に空けておく。加えて、成功体験も捨てる!確かに。成...続きを読むPosted by ブクログ
-
東京大学の教授が大学1、2年生向けに行う授業を書籍にしたもの。
考える力
情報を集め、精査し、理解出来たものから捨てていき、解くべき課題、問題を見つける。
解く力
問題を類型化し、小さな課題に落とし込み、1つずつ解決していくこと
人間力
諦めずに取り組み続ける力の
解きやすい課題ばかりではな...続きを読むPosted by ブクログ -
考える力がある人とない人という違いが出るのはなぜか、そもそも「考える力」とはなにか、という問いをきっかけにして読みました。本書での定義を引用すると「考える力とは問題の本質を見極める力」です。これは、大学までで身につく「マニュアル力」とは異なるものの、その基礎の上に成り立つものでもあり、考える力で見つ...続きを読むPosted by ブクログ
-
共感する所が多く、また「!」も幾つかあった。
特に1+1の話は面白かった。
1+1=1になる場合、
1+1=2になる場合、
1+1=1+1になる場合の話は爽快だった。
受験勉強や学校の勉強で、簡単に答えを求めすぎる傾向にあると思うけど、それは仕事をしていて強く感じる所。
正直去年までは自分も、...続きを読むPosted by ブクログ -
・マニュアル力⇒考える力⇒創造力
・キュリオシティ・ドリブン⇒計画的にではなく興味が赴く方向に考えを巡らせる
・「考える」という行為そのものが脳を活性化させ興奮と深い満足感を脳に与える
・考えるテーマを選ぶ時
⇒流行っている問題は選ばない
⇒すぐに答えの出る問題は選ばない
・「諦めない人...続きを読むPosted by ブクログ -
良書。大変参考になった。
問題、課題を見つけること。
日頃から疑問を大切にする習慣をつけること。
話し合いはヒントになる。
類型化→要素化→各要素の個別解決。Posted by ブクログ -
「思考力」という漠然とした力を実体化でき、思考力向上のためにすべきことを明確にできる。
ノウハウ本に近い部分はあるが、偉人など様々な人物のエピソードが盛り込まれていて、読みものとして面白い。
発想は常に文章化すること、問題は突き詰めて明確化すること、諦めること無く四六時中考え続けることは継続してやっ...続きを読むPosted by ブクログ -
著者のいう「考える力」とは、問題に気づき、何が分からないかを知り、諦めずに考え続け、オリジナルの解答に辿り着く創造力といえそうだ。
それは学究の世界では重要なことだと思うが、日常の社会生活のレベルではオリジナルの解決法を編み出すために諦めずに時間をかけて考え続ける必要もなければ、先駆者である他者の成...続きを読むPosted by ブクログ -
仕事でも研究でも、流行に乗ってついついそちらに流されることが多い。注目もされるし結果も出やすいので、優秀な人ほどそうなる傾向がある。しかし本当に何がしたいのか?を考えテーマを決めて取り組むことの大切さを説いている。
そしてこれから大切なことは「問題を見つける能力」であり、そのための考え方などは非常に...続きを読むPosted by ブクログ -
一番共感したことは「理解した情報を捨てること」。
これだけ情報がたくさんあると何について考えていく必要かわあるのか混乱してしまうので、この著者のように時折、情報内容を判別して自身の課題を見極めるように心がけようと思います。さっそく周りの書類や研究会資料を著者の理論で整理したらスッキリしました(o^^...続きを読むPosted by ブクログ -
社会の風潮もあり実用性・即効性のあるものを重要視してしまうが、必ずしもそういうものではない。最短ルートで向かう要領の良いやり方もひとつのやり方だが、回り道も決して無駄ではない(無駄にしてはいけない)という考えに励まされた。マニュアル力も大事だが、試行錯誤のなかで得る考える力が大事。
情報を競争率の激...続きを読むPosted by ブクログ -
・「創造力」を高める ← 柔軟思考(一見関係がないと思われる物事の間に深い関係を見い出したり、まったく違った分野の出来事をヒントにできたり) を身につける ← 「考える力」+「諦めない人間力」
・疑問を持つ習慣,自分の力を最大限発揮すれば解決できる問題を選択,1つのことを長く、深く考え続ける,分から...続きを読むPosted by ブクログ