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いま、社会で求められているのは、“問題発見型の人間(言われなくてもやる人間)”、つまり「考える力」のある人間です。 「考える」ということはどういうことか、思考力を増強するためには日ごろからどんな工夫をすればよいか? 「考えるプロ」である理論物理学者の著者が、長年、東京大学の教壇で実際に生徒たちと接することで培った、「考える力」を養うために必要な力――「問題を見つける力」「解く力」「諦めない人間力」の3つの力を鍛えるためのノウハウを伝授します。 本書を読めば、「考える力」は訓練次第で誰にでも身につけることができるのだと自信が持てるはず。発想力で差がつく時代だからこそ、考えることが苦手な学生、社会人は必読の一冊です。
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年11月04日
・事実関係を調べつくすことによってリスクは最小化され、その過程で新たな可能性も見えてくる
・情報収集…集める→理解する→捨てる(躊躇せずに捨てる)
・情報をメモする…エッセンスのみ箇条書きで書く。あとで自分が理解できるギリギリまで圧縮する。メモを作ったら情報源は捨てる
・周囲の流行とは関係なく、自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月28日
考える力
問題を見つける力
解く力
あきらめない人間力
ブレークスルーに必要な能力の3ステップ
1- 何がわからないのわからない: 問題の本質を見抜く力
2-答えを理解できない: 大量のデータから知恵を抜粋する力
3-答えがわからない: 独創的かつシステマチック問題解決力
まとめると
1-...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月11日
マニュアル化される仕事が機械に奪われていくこれから。人間には「自ら考え、創造する力」が重要だという。
その「自ら考え、創造する力」は3つ(問題を見つける力、解く力、諦めない人間力)に分類される。
中でも高等教育までの教育で鍛えられていない問題を見つける力が大学や社会ではとても重視される。
・問題を...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月07日
この著者の考え方は理科系らしく非常にすっきりとして分かりやすい。きわめて乱暴なまとめ方をすれば、頭脳が効率的効果的に動くようにつねに無垢な状態を保つための工夫をせよということにある。私たちは分からないことに遭遇したときに、たいていはその解決の糸口をさがすことなく、既成の概念を当てはめて理解したつも...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月11日
2013年初版の本。考える力への転換に戸惑うのは、当時であれば大学生だったかもしれないが、今は小学校から思考力・判断力を育てる学習指導要領に変わっている。戸惑っているのは小学生・中学生・高校生だろう。考える力が求められるようになったけれど、必要とされる知識のインプット量はあまり変わっていないし、思考...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月25日
考える事が苦手ですぐやめちゃう、そんな自分を変えたくて読んだ。諦めずに考え続ける事が大事、それは頷く所だが、じゃあどうやって?その一つが、メモ取るのも大事だが、同時に理解したら捨てて行くというのも新しい。脳にも断捨離必要なんだ。考えるためのメモリを常に空けておく。加えて、成功体験も捨てる!確かに。成...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月16日
東京大学の教授が大学1、2年生向けに行う授業を書籍にしたもの。
考える力
情報を集め、精査し、理解出来たものから捨てていき、解くべき課題、問題を見つける。
解く力
問題を類型化し、小さな課題に落とし込み、1つずつ解決していくこと
人間力
諦めずに取り組み続ける力の
解きやすい課題ばかりではな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月09日
考える力がある人とない人という違いが出るのはなぜか、そもそも「考える力」とはなにか、という問いをきっかけにして読みました。本書での定義を引用すると「考える力とは問題の本質を見極める力」です。これは、大学までで身につく「マニュアル力」とは異なるものの、その基礎の上に成り立つものでもあり、考える力で見つ...続きを読む
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