作品一覧 2024/04/02更新 謀る理兵衛 NEW 試し読み フォロー 日常会話なのに辞書にのっていない英語の本 試し読み フォロー 日常語なのに日本人が知らない英語の本 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 松本薫の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 謀る理兵衛 松本薫 / 水口理恵子 大坂といえば「天下の台所」 そんな「天下の台所」になった一因に「淀屋」という豪商の存在があるらしい。 その淀屋をモデルとした物語。 米商人『丹生屋』のやんちゃなぼん五代目・理兵衛と御付の忍・嵐水を中心とした話で、元服を終えたばかりで跡を継ぐのを嫌がる理兵衛と、宥めつつも跡を継がせようとする嵐水の二...続きを読む人三脚で立派な米商人になるサクセスストーリーかと思いきや、違った。 いや、正確には合っている。でも、違う。 何故、理兵衛の父は町人に陰で馬鹿にされながらも、放蕩して贅の限りを尽くしているのか。 何故、米商人の息子の嵐水は忍になったのか。 全てはある計画に基づいて行動していた! というのが序盤には分かるのだが、そこからが面白い。 ただのぼんだった理兵衛が、苦悩しつつ、五代目として大立ち回りを演じる成長記でもあり、嵐水の忍として人間としての成長記でもあり、当時の政の記録でもあり、町人の暮らしの記録でもあり、全てが興味深く面白かった。 話は次々と目まぐるしく展開され、涙あり、驚きあり、読み終わった後にもう一度序章を読んで、ほほう……と感嘆の声を上げてしまう程、のめり込んでしまった。 実際の淀屋を軽く調べてみたところ、確かに謎の多い豪商だったようで、その謎はこの本に描かれているような事だったのか、それとも全く違うのか、浪漫がある。 とにかく商才に長けている一族だったようなので、現代も存続していたら、どんな事業を成し遂げたのか。 いや、今も実は存在していて、密かに経済を回しているのだろうか。 時代劇物が好きな人、大坂に住んでいる人、は読んで損は無いと思う。 登場した人物の中で個人的には大石良雄、松平頼方、尾形光琳が好きだった。 今度、大阪に行く機会があった時は淀屋橋と常安橋を見に行こうと思う。 しかし、女はげに恐ろしきものよのう……。 Posted by ブクログ 謀る理兵衛 松本薫 / 水口理恵子 時代物ってあまり読みませんが、読みやすかったです。 本当かよ?とおもうが話は最後理に適っていて、読んでよかったと思う。散財で何が悪い?と Posted by ブクログ 日常会話なのに辞書にのっていない英語の本 松本薫 / ジョン・ユンカーマン ネイティブが当たり前に使う表現 だけど 非ネイティブには、分かりにくい、?な表現。 これは、僕達の母国語である、日本語の例をとってみると分かりやすいと思う。 日本語でも、言葉の意味と実際の意味が違う(時には間逆の)ことも 少なくない。 そのときは、ただ知っていれば良かったな~と思うはず!...続きを読む そこは知識量でカバーできると思うので、外国へ行く前の 一冊としては良いと思います。 Posted by ブクログ 日常会話なのに辞書にのっていない英語の本 松本薫 / ジョン・ユンカーマン 言い回し集。面白い表現が多い。発音もわかりやすく書いてくれているが、基礎的な英語力が無いとイメージがわかないので正直あまり意味が無い。しばらくあとで再読するつもり。 Posted by ブクログ 松本薫のレビューをもっと見る