作品一覧

  • 決断力の研究 名経営者のソロバンはどこが違うのか

    決断力の研究

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    経営とは決断の連続である。経営者の決断如何によって事業が大きく飛躍することもあれば、逆に衰退への道を歩むこともある。まさに事業の成否は、経営者の決断力にかかっていると言っても過言ではない。本書は稀代の名企業家18人の一世一代の大決断という場面にスポットを当て、その意思決定の過程について考察したものである。登場するのは、「鬼十則」で知られる電通第四代社長・吉田秀雄、ホンダ創業者・本田宗一郎、松下電器創業者・松下幸之助、出光興産創業者・出光佐三など、そうそうたるメンバー。一体、名経営者とは重大な決断に際して、いかなるソロバンをはじいているのか。本書はこの興味深い問いに一つの答を与えてくれる。意外なのは、彼らの決断が決して合理性の追究ではないということ。収まりどころのない反抗心や異質性、時には狂気とも言える人間臭さがその根底にはある。否、その人間臭さこそが名経営者たる所以なのであろう。
  • ドラッカーと松下幸之助

    ドラッカーと松下幸之助

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻750円 (税込)
    幼少期より波瀾万丈の人生を辿ったのち、二十世紀を代表する学者、実業家としての地位を確立した二人の哲人、ピーター・ドラッカーと松下幸之助。卓越した両者のマネジメント論、人間観には共通する点が多々あった!本書では、双方の生き様を照らし合わせるなかから、生きがいをまっとうする仕事とは何か?偶然の幸運を、いかにつかみ取るか?イノベーターとしての行動原理とは?などの切り口で、「仕事の意義」「企業家としての使命」に対する、時代を経ても色あせない普遍的な思想を発見する。“本当の成功”を掴むための考え方、人生を迷いなく生きる術を探し求めている現代ビジネスマンが、「成功の鍵」を発見できる必携の書。

ユーザーレビュー

  • ドラッカーと松下幸之助

    Posted by ブクログ

    寝る前のフォトリーディング。起きてからの高速リーディング。高速を交えて熟読。

    速読用にすっ飛ばそうと思った箇所もかなりあったが、意外と面白かったので星をひとつ増やした。

    特に日本論になるとドラッガーの外国人的な視点が気付きを与える。例えば日本画の風景にはほとんど人が移っていないとのこと。ドラッガーはこれを日本人が日本国と自分を同一させていることの表れと述べる。氏は日本で日本人が「我々日本人は・・・」というのをたびたび聞き、うんざりするほどだったとのこと。そのことで「うんざり」にとどまらず日本人の日本観を探求。絵画で解釈したとのこと。氏は日本画のコレクターでもあった。

    同じく松下幸之助もドラッガーと同じような日本間に行き着いていたようだ。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    74-75:(労働が西欧人の感覚で言えば聖書に記述されている「罪の呪い」であるとは、ドラッガーが言ったことらしい。でも彼は聖書は働くことの賜物も述べているという・・・。)

    88-89:戦前の松下電器の逸話。新入社員と社長(幸之助)が酒の席で会話。新入社員は無線技術を学んだのに電池部門に配属され、会社を辞めるかも、と述べた。松下は「それは気の毒だが、松下は君が思う以上に言い会社だ。10年やってそれが嘘だったら、俺を殴りにきて良いよ。」と言ってなだめたとのこと。20年後、この社員は電池部門の工場長になっていた。

    99:松下が述べるリーダー。「率先垂範」、「高潔な人格」、「みずからの欠点周知」、「愚痴を言える部下の存在」。

    102:ドラッガーは「強みを生かす」と述べたが、松下のように「弱みを周知させる」こともリーダーとしての資質。

    193:ドラッガーが日本を知ったのは1934年ロンドンで日本美術に接したのが初めて。

    196-198:ドラッガーの考える日本の利点。日本人の大切にするものは合意。日本人の人材育成には、終身修練的な思想がある。西洋では適材適所の人を選ぶ基準を重んじるが、それだとその人物は同じ基準を維持したままである。日本人は成長し続ける。

    201:ドラッガーが説く日本株式会社とは、一枚岩の単一組織のような強さではなく、合意を前提にしたたような考えの集合体。

    206-211:日本社会はルールを重んじる縦の社会。外国人からすれば矛盾になる両極性を包含する。儒教社会でありながら女性が実権を握る家庭。甘やかされた子どもが小学校でマナーを学び、受験戦争で緊張して大学教育で弛緩する。組織においてもトップが独裁的なようで実は、合意や参画を大切にする。
    西洋のように独裁か民主かではなく、両極の緊張をそのまま残す。
    日本画に日本人が現れないのは日本国&日本国土=自分であると思っているから。日本人は自分たちがユニークな存在であると思いたいし言いたい。

    日本人が外国のものを受け入れる基準5つ:
    日本をより日本らしくするもの。
    部分よりも全体がデザイン的に適合するもの。
    日本人の人間関係にふさわしいもの。
    日本独特の精神生活を豊かにするもの。
    日本人の精神的価値に合致するもの。
    (これらはキリスト教が受け入れられなかった理由でもある。個人よりも集団を考える日本人に対して、聖書の解く神との1対1の関係は突飛なアイデアか。)

    ドラッガーの言う伝統的な日本人らしさまとめ:
    総意を重視。
    「道」を終生極める。
    個々対立しながらも調和を見出し、全体的に収まる。
    両極性を保持しながら、日本人らしさを保持すれば、新しいものや外国のものを受け入れる知覚力がある。

    217-219:松下幸之助が考えた日本人らしさ3つ。
    「衆知を集める」万機公論に決すべし。戦国時代でさえ大名は総意を意識して決定していた。
    「主座を保つ」主体性、自主性をもって学ぶ。
    「和を尊ぶ」

    0
    2016年08月29日
  • ドラッカーと松下幸之助

    Posted by ブクログ

    この本を読んでいるときにイマジンを聞いた。
    歴史に残る偉大な人物はいつか同じ境地に立つのだろうか。
    色々と考えさせられるところはあったが、自分の芯をぶれないようにしようと。
    そしていつか人の役に立てるように成功したいと思えた。

    0
    2012年06月19日
  • 決断力の研究 名経営者のソロバンはどこが違うのか

    Posted by ブクログ

    つらつらと情報が流れる焦点の定まらない経営者伝ではなく、
    一人の経営者につき一つの意思決定に着眼している。
    それが本書の特徴であり、優れた点でもある。

    常軌を逸した判断がなぜなされたのか。
    当時の状況、経営者の性格や人生観、生い立ちから考察をする。
    「名経営者のソロバンはどこが違うのか」
    確かにこの問いに対しては焦点を絞ってアプローチした方がいい。

    やや文量が少なくもっと情報が欲しいと思うところもあるが、良質の考える材料を提供してくれるのは確かだろう。
    不足分は他の本で補えばいい。

    0
    2010年12月01日
  • ドラッカーと松下幸之助

    Posted by ブクログ

    借りた本

    若干強引なこじつけもあるかなという気がする。
    2人のことをもっと知ってから読むと違うかなと言う気はする。

    0
    2010年09月22日
  • ドラッカーと松下幸之助

    Posted by ブクログ

    ドラッカーも好きだが、松下が身体が弱かったために経営を委任したことが経営者を育てたことが興味深い。1人1人が考える組織化することが大切だ。理想の個人主義がそこに根付いている。

    0
    2010年07月31日

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