作品一覧

  • 消費者行動論―――なぜ、消費者はAではなくBを選ぶのか?
    3.2
    消費者は、理論で説明できる行動を取ることもあれば、まったく理に合わない行動を取ることもある。顧客が購買を決定するその決め手は何か? 顧客満足はどうすれば得られるのか? 本書は、社会心理学の理論をマーケティングに応用し、顧客行動・消費者行動を分析したものである。
  • 「信用」を武器に変えるマーケティング戦略
    4.5
    100の「ノウハウ」ではなく、たった1つの「トラスト」が利益をもたらす――。経営者としての経験を活かしながら、アメリカの大学で教鞭を執る著者が、「信用」を武器に変えて成功した企業事例から「顧客価値」の本質に迫る1冊。社会が企業に正義を求めるのは当然です。害悪をもたらす存在であってよいわけがありません。消費者を疑心暗鬼にし、社会を不安に陥れる企業と十把一絡げにされないために、今求められるのは、信用を得るマーケティングです。信用は企業にとって最も価値のある財産となります。(中略)商いとは崇高な営みです。客を喜ばせ、雇用を生み、取引先や株主に利益をもたらして、税を支払うのが健全な企業の姿です。余力があれば、それを社会に還元するのも企業に課せられた責任でしょう。近江商人の「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」が経営者に求められる――「はじめに」より

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ユーザーレビュー

  • 「信用」を武器に変えるマーケティング戦略

    Posted by ブクログ

    いかに顧客と信頼関係を構築し、それを長期的な利益につなげていくかについて、骨太な議論が展開されています。ともすれば精神論になりがちなこのテーマについて、アメリカで活躍されている研究者らしく科学的な根拠と圧倒的なデータで切り込み、いろいろな事例が掲載されているので大変参考になりました。

    平易な言葉で書かれているのでさらさらと読めますが、「顧客の期待値コントロール」「マーケティング戦略を支える組織の問題」など、随所に深い議論が展開されています。

    0
    2013年06月20日
  • 「信用」を武器に変えるマーケティング戦略

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ざっと気になった文章をメモ。

    ■企業経営
    ・客を喜ばせ、雇用を生み、取引先や株主に利益をもたらし、税を支払うこと
    ・今求めらているのは、信用を得るマーケティング
    ・確固たる信念をもとに社会情勢に鑑みてビジョンを描かなければ繁栄できない
    ・自分が客だったらどうしてほしいかを考える。それがすべて正しい。
    ・会社は、顧客満足という使命を持ち、利益という結果を出さなければ存続できない
    ・価値観の合わない人をバスに乗せてはいけない。

    ■マーケティング
    ×)売上を伸ばす戦略→値引きと広告
    〇)売上を伸ばす戦略→客はどうすれば買いたくなるか、どうすれば喜ぶのか

    自社の強みを生かして市場機会と合致する領

    0
    2018年08月24日
  • 消費者行動論―――なぜ、消費者はAではなくBを選ぶのか?

    Posted by ブクログ

    なぜその商品を買うのか?という消費者行動について、様々な角度から分析。事例も多く読みやすい内容となっている。

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    2010年08月15日
  • 消費者行動論―――なぜ、消費者はAではなくBを選ぶのか?

    Posted by ブクログ

    「プラットフォーム ブランディング」の中で参考文献として紹介されていた。教科書として良くまとまっているように感じた。以下、印象に残った箇所。

    「関与の低い行動
    ・選択は出来るだけ簡素にしようとする
    ・出来るだけ少ない要因を評価しようとする
    ・購入するブランドを頻繁に変える
    ・情報に関心がないし注意を払わない
    ・どれが正しい選択か判断できない
    ・誤った商品を購入する可能性が高い
    ・間違った選択でも後悔しないし、多くの場合気づかない
    ・セールス・プロモーションに反応しやすい
    ・環境要因に反応しやすい
    ・どのブランドを購入したか、使用したか覚えていない
    ・商品が壊れたり紛失したりしても精神的打撃が

    0
    2021年08月08日
  • 消費者行動論―――なぜ、消費者はAではなくBを選ぶのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    購買におけるプロセスは、数学のように明確な式で表せられるわけではない。
    いくつもの要因が絡み合っている。それが外部環境であったり、家族構成や交友関係や住んでいる地域などの人と人とのつながりであったり、購買時の心理状態であったりと、予測ができないのがマーケティングなのだと感じた。
    とはいっても、一つの気づきとして、「どのようにその商品を覚えてもらい、その商品で顧客を満足させるか」に尽きると思った。

    0
    2017年07月26日

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