基本小説ばっかり読んでいます。というと仕事大好きの男性からは鼻で笑われるんだけど、でも小説ばっかり読んでいるあたしがこういった本を読むときそれは、まじでにっちもさっちもの時だったりします。
あたしはいつでもそうなのだけど、自分の気持ちに気づくのは、心をよいしょと覗き込んだときではなくて、むしろ自分
...続きを読むの挙動がいつもと違うことに外部の目で気づくときなのです。
いわく、あれ、あたしなんか最近衝動買いが多いけど、とか、いつもならぜーったい読みたがらないビジネス書のほうにふらーと視線がいっちゃってんぞ、とかはまぁストレス信号。でも、そこまであからさまなのでストレスが解消されてる信号でもあるのが救いだけれど。
この本もそんなストレス状態でばばーっと買った一冊。の割には今でもたまに、手にとったりもする。書かれていることが断定口調ででもシンプルで、厳しいけどアタリマエなので、誰かにとん、って背中を押されたいときによかったりするんだ。
よくあたしが励まされるのはこのへんかな~
・完全性より適時性。
・正論はいらない。
・それ、誰が決めたの?
煮詰まったときにぱっと開いて、書いてあったことを実践する。それだけでもちょっとだけ、前進することだってある。
ちなみに今日救われたのは
「バックキャスティング。」
マーケティング用語でも成功を逆にたどる方法としていわれるこれは、要するに自分の仕事が終わって成功しているところを想像し、成功とは何か、そのためには何が必要かを、できるかぎり具体化することである。驚くことだけれど人は時に、手をつけた仕事の、何が成功なのかを描けなくなって、着地できなくなることがあるからだ。だからときどき、煮詰まってくれば来るだけ立ち止まって、自分にとって、会社にとって成功って何だろうって考えるのはとても大事。なーんてことをいとも軽やかに言ってくれちゃいます。
うん、ま、そーなのよ。
そだね、あたしの仕事って、そんな感じです(あれ?)