小沢正光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
基本小説ばっかり読んでいます。というと仕事大好きの男性からは鼻で笑われるんだけど、でも小説ばっかり読んでいるあたしがこういった本を読むときそれは、まじでにっちもさっちもの時だったりします。
あたしはいつでもそうなのだけど、自分の気持ちに気づくのは、心をよいしょと覗き込んだときではなくて、むしろ自分の挙動がいつもと違うことに外部の目で気づくときなのです。
いわく、あれ、あたしなんか最近衝動買いが多いけど、とか、いつもならぜーったい読みたがらないビジネス書のほうにふらーと視線がいっちゃってんぞ、とかはまぁストレス信号。でも、そこまであからさまなのでストレスが解消されてる信号でもあるのが救いだけれど。
この本もそんなストレス状態でばばーっと買った一冊。の割には今でもたまに、手にとったりもする。書かれていることが断定口調ででもシンプルで、厳しいけどアタリマエなので、誰かにとん、って背中を押されたいときによかったりするんだ。
よくあたしが励まされるのはこのへんかな~
・完全性より適時性。
・正論はいらない。
・それ、誰が決めたの?
煮詰まったときにぱっと開いて、書いてあったことを実践する。それだけでもちょっとだけ、前進することだってある。
ちなみに今日救われたのは
「バックキャスティング。」
マーケティング用語でも成功を逆にたどる方法としていわれるこれは、要するに自分の仕事が終わって成功しているところを想像し、成功とは何か、そのためには何が必要かを、できるかぎり具体化することである。驚くことだけれど人は時に、手をつけた仕事の、何が成功なのかを描けなくなって、着地できなくなることがあるからだ。だからときどき、煮詰まってくれば来るだけ立ち止まって、自分にとって、会社にとって成功って何だろうって考えるのはとても大事。なーんてことをいとも軽やかに言ってくれちゃいます。
うん、ま、そーなのよ。
そだね、あたしの仕事って、そんな感じです(あれ?) -
Posted by ブクログ
ネタバレ『アイデア開発の原則は「3回3ラウンド」だ。3回は、「書き出す」、「整理する」、「チョイスする」の3つの作業を意味する。』
『あいまいな思考は書くことで具体化する。』
『書くのは手書きがいい。』
『(書く段階で)大切なのは、思考を排出することである。』
『時間は区切ったほうがいい。(中略)長くてもせいぜい2時間が限度だろう。』
『「整理する」段階のテーマは、「整理する」ことであって、「チョイスする」ことではない。アイデアの良し悪しを吟味しようとしてはしけない。』
『完全性より適時性。』
『適時性。時間までに間に合わせることが第一条件。』
『渾身のアイデアは、「序破急」の「急」で生まれることが多い』
『最後のヤマに「急」をもってくることができるかどうかが、スケジュールの肝だろう。』
『理解に時間がかかるものは、すぐれたアイディアではない。共感を得やすいものは、往々にして普遍的なコンセプトをもっているものだ。』
『拝借したアリモノを咀嚼し、自分のものとして再構築することができてはじめて、すぐれた引用といえる。』
『オリジナリティというのは奇抜な個性のことではないく、誰もが思いつきそうなことを、誰よりも深く考えたときに付加されるものだと私は思っている。』
『アイディア会議では、参加するスタッフはおのおの、議論用のアイディアをもちよることが前提である。当然、その案もちょっとした思いつきのようなものではなく、各自で「3回3ラウンド」を実践し、自分なりにベストをつくしたものでなくてはならない。』
『それを会議というリングで戦わせ、ブラッシュアップしたり、他のスタッフのアイディアと組み合わせたりしながら、練り上げていく。』
『できれば、そこでも2度、アイディアを壊したい。そして3回の会議を生き残ったものが正真正銘の本物だ。』
『チームでアイディアの開発に取り組むときには、最初に指揮官の役割を担う人がアイディアを出していく方向性をある程度明確に示さなくてはならない。』
『アイディアは恥ずかしいもの。』 -
Posted by ブクログ
■プレゼンそのものが商品である
■本はプレゼンに共通するところが多い
■本作りは、つねに受け手の理解を念頭に置きつつ進められる。プレゼンの現場に相当する「読む瞬間」に向けて、それだけの準備をしてつくるからこそ≪わかる≫のである。これと同じことをプレゼンでやるべきだ。
■ゴールイメージがなければ物事は動き出さない。最初の一歩を踏み出すきっかけという意味でも、まずはゴールイメージを定めることからはじめるべきだ。
■人間は、新しい考え方や新しい概念に、それほど簡単には共感をもたない(中略)しかし、自分がふだん考えていることや、ふだんから問題意識をもっていることなら、すぐに受け止めることができる
■その人の持論を象徴するようなキーワードに言葉を置き換えて話すようにする
■判断を下すのは組織ではなく、あくまで個人だ
■プレゼンのコンセプトを「ひとこと」で表現する必要がある。
■ひとことでいえないようなプレゼンのコンセプトは、十分な咀嚼がなされていないと思ったほうがいい
■プレゼンのコンセプトを具体的に理解してもらうために必要な「納
得材料の羅列」をつくる
■プレゼンには「序破急」のストーリー展開が望ましい。ゆっくりと入り(序)、さっと展開し(破)、ある程度の勢いをもって結末を迎える(急)
■彼らが求めるのは要点だけだ。結論はなんなのか。なぜそうなるのか。
■要点がわかっているからこそ、長くも、短くも話せる
■肝となるワンフレーズだけは、目立つように扱う
■ポイントは3つだ。「短い」「言葉の意味がわかりやすい」、そして「気持ちを動かす」である
■プレゼンの序盤にはひとつ、データを入れる
■シンボリックデータは、たいていプレゼンの最初で使う。見ればわかるデータに”代わりに語らせる”ことで、提案の視点や考え方を直感的に理解してもらうことができるからだ
■大切なのは、成果を検証する姿勢があるということである。こうあるべきだ、こうするといいのではないかと、いくら崇高な理念や理想を語っても、ただの「いいっぱなし」では無責任だ。受け手にプランを理解してもらおうと思うなら、同じ目線で、同じリスクを感じていなくてはいけない
■プレゼンには、さまざまなバランスを考えて、どちらかといえば2案が適当ではないか
■アイディアの開発は、2回壊して本物になる
■リハーサルでは自分で話したりはしない。原則として、他人が話すものだと私は考えている
■プレゼンの前にはかならず、受け手に自分のことを知らせておくようにしている
■≪ウケ狙い≫は失敗する事が多い
■あえて事前に企画書を配布し、読んでおいてもらうようにする
■話に関しては細かなシナリオなどないほうがいい。すべてアドリブだ。企画書などの資料を見ないで話すことさえ少なくない。だが、話のチェックポイントのような意味合いで、3つの言葉だけは事前に決めておくことにしている。「最初の言葉」「転換の言葉」「最後の言葉」である
■「いろいろなお藩氏をしてまいりましたが、結論はひとことでいえば○○です」
■プレゼンを受けた担当者が、社内で≪プレゼンを代行≫するという事実
■再現が容易なプレゼンであることが望ましい。すなわち拠り所は、話術ではなく、論理でなければならない
■ポイントは≪その先≫を想定できているかどうか
■質問が出るのは、話が理解できなかったからである事が多い。その原因は、プレゼンタ-がわかるように説明できなかったことにある
■プレゼンはテストマーケティングの場 -
Posted by ブクログ
この、小沢さんのシリーズは好きです。
まず、見た目がいい。
表紙・本文とも質感やフォントや、余白の塩梅や、その辺がすごくいい。
そして、中味もいい。
今回はずばり、「プロフェッショナルプレゼン。」
私はビジネススキル研修のコース開発と講師をしています。
プレゼンテーション研修はコース責任者なので、かなりいろいろ本も読んでいるし勉強しています。プレゼンテーションは大好きです。
で、この本。
もちろん、広告業界の方の書いた本ですから、状況や出てくる単語は、読まれる方と違うものが多く含まれます。
でも、この本に書かれているのは、本当に核になる部分、エッセンスで、どの業界・どの人にも共通するものです。
それが、平易に、グッと来る感じで書かれています。
シンプルに。
勝った負けた、通った落ちたじゃないんだ、
納得を作るんだ。という言い方ですね。
一読をオススメします。 -
Posted by ブクログ
1.アイディア開発の基本手法
●3回3ラウンド
「書き出す」「整理する」「チョイスする」
●紙に書く
時間は区切った方がいい
●整理する
あくまでチョイスしない
紙はひとつのアイディアにつき1枚
●壁に貼る
選ぶ時は「個人」「相手」「全体」で判断する
●ワンオペレーション、ワンコンセプト
複雑な作業はしなくていい。単純な作業を確実にこなせば
なんとかなる。
●完全性より適時性
優先順位は適時性→先行性→並行性→完全性
2、アイディア開発の応用手法
●枠
●アリモノ
オリジナリティは誰もが思いつきそうなことを
誰よりも深く考えたときに付与される
●正論はいらない
●ビッグアイディア(=大きな思想)
●それ、誰が決めたの?
暗黙の前提を疑う
●「分かる」は「分ける」
分かるとは、物事やものの特性を新しい切り口で分ける
それまでにない概念で分ける
対立でなく、同じ次元のふたつの項をぶつける
●壁
●HOW
●シンボリックアイディア
●最初も肝心
●それ、いただき
●白紙のプレゼン
3、アイディアが生まれる会議の法則
●アイディアを生む言葉
●アイディアを止める言葉
●アイディアのためのアイディア
串刺し言葉
もういちど新発売
ファンがいる商品か、ファンをつくる商品か
4、アイディアスキルを育てるために
●進歩は階段状
5、アイディアは恥ずかしいもの