作品一覧

  • [新訳]ガリア戦記・上<普及版>
    3.7
    1~2巻999円 (税込)
    希代の英雄ユリウス・カエサルが自ら著した、壮大な遠征の物語。世界史上最も有名な古典を普及版として上・下巻で刊行。<上巻目次>解説/共和政末期のローマ/ガリアとガリー人/カエサル略歴/カエサルについて/ローマの軍隊/『ガリア戦記』について/第一巻(紀元前五八年)ガリアの地理と人種/ヘルウェティイ族との戦い/ゲルマニー人アリオウィストゥスとの戦い/第二巻(紀元前五七年)ベルガエ人との戦い/大洋沿岸部族の服従/第三巻(紀元前五七-五六年)山岳部族との戦い(前五七年)/大洋沿岸部族との戦い/アクィタニー人との戦い/北方部族との戦い/第四巻(紀元前五五年)ゲルマニー人との戦い/最初のゲルマニア遠征/最初のブリタンニア遠征/北方部族との戦い

    試し読み

    フォロー
  • [新訳]ガリア戦記
    4.0
    1巻1,300円 (税込)
    『ガリア戦記』は、希代の英雄ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が自身の征服事業について自らの手で綴り、書物として世に出したものである。こうした事例はほかになく、史上名立たる英雄の中で唯一の例である。二千年前から今日まで多くの読者を魅了してきた世界史上最も有名な戦記であり、現場の出来事をリアルに再現した「活きた」ローマ史ともいうことができる。カエサルといえば、ローマ帝国拡大の立役者。とりわけ、その軍事的天才と悲劇的な最期によって今日でも人気が高い。さらにこの戦記で発揮された文章の魅力は、キケロやモンテーニュ、日本では小林秀雄が絶賛するほどのものであった。本書は、その最大の特徴である「簡潔な独特の文体」を再現することに成功している。カエサルが戦闘においていかなる知略を発揮したか、また、いかに言葉巧みであったかを、読者はつぶさに体験することになろう。『ガリア戦記』が一大古典となった秘密がここにある。さらに本書では、訳者が当時の政治、民族、軍隊等について詳細な解説を付し、適宜地図を挿入することによって、読者の理解を助けている。 「名訳で、カエサルの時代が目の前に蘇る!」――出口治明氏が推薦。

ユーザーレビュー

  • [新訳]ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ややこしい本を読む方法で紹介された名著である。単なる日記かと思っていたら、解説が100ページあり、漢字にはふりがなが振られ、各章の前には丁寧な地図が掲載されていた。したがって、小学生でも読めるようになっているので、名著をこれで読むのは最適である。

    0
    2025年07月21日
  • [新訳]ガリア戦記・下<普及版>

    Posted by ブクログ

    ガリアを平定するにあたり、一番の障害となったヴェルチンジェトリックスの対応が多くなる戦役6~8年目が書かれた下巻。上巻から引き続き、戦役の仔細はもちろん各ガリアの部族の風習や地勢、道具や文化まで幅広く書かれている。改めてカエサルの文才に驚かされる。
    個人的にはところどころに入る翻訳・解説のスタンスが斜に構えている感じがしてなじめない。。。たしかに、このガリア戦記はカエサルの政治的・政略的意図があって書かれたことはあるだろうが、それだけのために、自分が名誉や地位、命をかけて戦ってる最中に、ここまで蛮族の風習や地勢まで事細かに書くだろうか?やはりカエサルの文才や知的好奇心が為したからこその戦記であ

    0
    2013年08月14日
  • [新訳]ガリア戦記・上<普及版>

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ユリウス・カエサル自身が書いた、ガリアを平定した際の戦記。ただの戦記にあらず、その土地の地勢や風習、戦争の様子から武器の細かい様相までが事細かに書かれている。カエサル自身はこれをガリア平定後に出版させているから政治的な意図もあったのだろうけど、それとともにカエサルの文才がよくわかる読み物としても良くまとめられてます。文字を追っていくだけで当時の戦況や生活がイメージできます。
    本の冒頭に書かれている当時の治世等の説明がちょっと長く、塩野七生「ローマ人の物語」をさきに読んだせいか、カエサルのイメージもちょっと違っていてモヤモヤした感じでしたが、本編に入ったらそんな説明なんか関係なしに面白かった。後

    0
    2013年08月11日
  • [新訳]ガリア戦記

    Posted by ブクログ

    今から2000年前にカエサルが記したとされる8年に及ぶガリア遠征を記した作品。歴史的にも非常に価値のある書物を現代で読めること自体が貴重な読書体験であると思う。
    本文に関しても非常に読みやすく、訳が不自然なところもほとんどない。
    部族を抑え込むための根回しや、戦闘時の軍の配置や戦略など非常に細かい部分まで記載されていて興味深かった。
    一方でカエサルが強すぎるが故に連戦連勝でスリリングな展開が少ないこと、文章が端的すぎて単調に感じてしまうこと、作品自体のボリュームがあることといった理由から、中盤〜後半にかけて飽きがきてしまった。
    ガリア戦記に関しては、塩野七生のローマ人の物語にも記載があるため、

    0
    2025年03月06日
  • [新訳]ガリア戦記・上<普及版>

    購入済み

    おもしろい

    読み始めたら止まらないとはまさにこのことだと思う。
    どこがどうとかは言いにくいけれど、スピード感と分かりやすさと面白さは、説明しようがない。ただ、淡々とすすんでいくのに、とても熱中してしまう。

    0
    2017年09月11日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!