作品一覧

  • 【7冊 合本版】よくわかる日本の信仰 仏教・神道・山岳信仰

    【7冊 合本版】よくわかる日本の信仰 仏教・神道・山岳信仰

    ビジネス・実用

    -
    1巻6,133円 (税込)
    法然の浄土宗、親鸞の浄土真宗、日蓮の日蓮宗、道元の曹洞宗、空海の真言宗――各宗派の教義や歴史、主要な経典にはどんなことが書いてあるのか。「祝詞読本」は、誰もが一度は聞いたことのある主要なものを、原文・現代語訳・解説でコンパクトにまとめる。これ一冊で日本人なら知っておきたい身近な信仰世界を基礎がすべて学べる必携の合本版。 ※本電子書籍は『よくわかる浄土宗 重要経典付き』『よくわかる浄土真宗 重要経典付き』『よくわかる曹洞宗 重要経典付き』『よくわかる真言宗 重要経典付き』『よくわかる日蓮宗 重要経典付き』『よくわかる祝詞読本』『よくわかる山岳信仰』を1冊にまとめた合本版です。
  • なるほど知るほど ハッ!とする仏教

    なるほど知るほど ハッ!とする仏教

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,540円 (税込)
    お釈迦さまはどんなことを悟ったの? だれでもホトケになれるの? 日本に初めて仏教をひろめた人は? なぜこんなに多くの宗派があるの? 知ってるようで意外と知らない、仏教の「なぜ」「どうして」に、まるごとスッキリ答えます。

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  • 日本神話がわかる 神々のくらし

    日本神話がわかる 神々のくらし

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    神話に登場する神々はじつに人間的である。他者と言い争ったり、他者に嫉妬したり、喜びをあらわにしたり、悲しんだり。 『古事記』や『日本書紀』は天皇家の正当性を世間に知らしめるために作られたものだが、神話に出てくるスサノオやオオクニヌシ、ヤマトタケルなどは、われわれ普通の人間と変わらぬ情感を発揮している。 神々は失恋もすれば、他愛もない悪戯もし、失敗して罰を受けたりもする、とても親しみやすい存在である。 そして、これらの神々の行動や習慣、情感は、長い年月の間受け継がれ、現代の日本人の暮らしのなかに根付いている。 人間の本性は、技術がいくら発達してもほとんどかわっていないことを、われわれに教えてくれる。 こうした「神々のくらし」を知ることで、日本神話が、よりわかるようになるだろう。 【もくじ】 主な神々の系図 序章 神話を読むための基礎知識 第一章 現代に続く食文化 一つ釜の飯を食う――イザナキとイザナミのやり取り 家族そろって食事をする――食事の席に着かなかったヤマトタケルの兄 神饌にみる日本の食文化――刺身のツマなどを殊更に高く盛り付ける訳 神代から続く酒造り――ヤマタノオロチ退治のときに造った八塩折の酒 神事として続いてきた米作り――高天原にあった神聖な田んぼと機屋 第二章 神代から続く生活と教え 巨大な柱は「立柱式」のルーツ――イザナギとイザナミが立てた神聖な柱 神々の結婚と恋愛――妻争いと、奔放な性の告白 神にも適材適所がある――転職に失敗した海幸彦と山幸彦 神代の裁判――アマテラスとスサノオの誓約 神々の罪と罰――スサノオの刑罰 神も占いに頼った――政治に使われていた占い 蒲の穂(花粉)は傷に効く――因幡の白兎神話 第三章 神代から変わらない人情と人の心 今も変わらぬ夫婦愛――海の藻屑と消えたオトタチバナヒメ 見るなと言われれば見たくなる――神たちの覗き見 昔も今も変わらない嫉妬心――イワノヒメ、清姫の嫉妬 神代にも身内を庇った――アマテラスとスサノオ 神も子の親――オオクニヌシの意外な現代的父親像
  • 教養としての「日本人論」
    値引きあり

    教養としての「日本人論」

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    古代から根付く習俗や、神道・仏教などの信仰、伝統文化にまつわる、知っておきたい知識を徹底解説! さらに、日本人が懐き続けた異国への憧憬や、明治維新と近代の戦争などから、日本人の内面を深掘りする。
  • NHK出版 なるほど!の本 必ず役立つ仏教ドリル 葬式、仏事、年中行事、参拝のことがよくわかる

    NHK出版 なるほど!の本 必ず役立つ仏教ドリル 葬式、仏事、年中行事、参拝のことがよくわかる

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,188円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 葬式・仏事・年中行事・参拝といった「生活の中の仏教」にフォーカスした、実用性の高いクイズ本。知的好奇心をそそられる「問題文」、ほどよく悩む3択の「答え」、そして「正解」&知りたい周辺情報までカバーした解説を収載。仏教の「知っておきたいこと」が、全43問のクイズでわかります!(本文2色) ◎なぜ、お葬式は神道ではなく仏教が担当するの? ◎四重塔・六重塔を見かけないのはどうして? ◎読経料・戒名代料・火葬料・・お布施じゃないのはどれ? ◎お盆にナスとキュウリをお供えする理由は? [内容] 【ホームルーム】 【一時間目】仏事と作法(1)葬儀・通夜編 【二時間目】仏事と作法(2)お墓・仏壇編 【三時間目】仏事と作法(3)法事・回忌編 【四時間目】お寺と仏像 【五時間目】仏教体験 【六時間目】年中行事
  • 知識ゼロからの富士山入門

    知識ゼロからの富士山入門

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,144円 (税込)
    2013年に世界文化遺産に登録された富士山を、信仰、自然、絵画、文学といったすべての側面から解き明かす一冊。豊富な写真とイラストで、日本一のパワースポットの秘密に迫る。
  • 知識ゼロからのお経入門

    知識ゼロからのお経入門

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,144円 (税込)
    お経を知るとあなたの知らない壮大な仏教の世界が見えてくる。一体何が書かれているのか? 悟りは得られるのか? 32の経典からいいとこどり! 生きるヒント満載、やさしい仏教入門の決定版!!
  • よくわかる山岳信仰

    よくわかる山岳信仰

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    国土の七割以上を山に囲まれた日本では、古くから山を神聖視して信仰の対象とする山岳信仰が盛んだった。そして、六世紀に仏教が伝来すると、山岳信仰は仏教の思想と修行法を取り入れて発展。平安時代初期には密教とも融合し、やがて修験道と呼ばれる日本独自の宗教が生み出される――人々の生活に大きな影響を与え続けてきた「山」への信仰を辿り、日本の歴史文化の基層を知る入門書。 第一章 日本人にとっての山 第二章 山岳信仰の整備と神仏習合 第三章 山の神とその信仰 第四章 修験道の成立 第五章 代表的な霊場
  • よくわかるヒンドゥー教

    よくわかるヒンドゥー教

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻1,012円 (税込)
    ブッダ(釈迦)はインドで生まれ、仏教はインドから世界に広まった。日本の仏教や仏像、生活に息づく風土風習をみわたせば、インドやヒンドゥーに起源をもつであろう事柄が実に多い。一方、聖典「ヴェーダ」や「マヌ法典」の教義、カースト制度やガンジス信仰、独特な祭祀や儀礼がいまなお色濃く残る世界は、外部からは伺いしれない混沌と魅惑と歴史文化を秘めている。わたしたちにとって近くて遠い「インド教」ともいうべき特異な思想文化の根本を、基本の「き」から徹底解説する、格好の入門書。 第一章 ヒンドゥー教を知るための基礎知識  ・アーリア人とドラヴィダ人  ・バラモン教からヒンドゥー教へ  ・ゾロアスター教の影響 ほか 第二章 ヒンドゥー教の思想  ・インド最古の聖典ヴェーダ  ・六派哲学  ・叙述詩『マハーバーラタ』  ・叙述詩『ラーマーヤナ』  ・『マヌ法典』  ・輪廻転生と業  ほか 第三章 ヒンドゥー教の生活と儀礼  ・四住期  ・カースト制度  ・河川崇拝と沐浴  ・ヒンドゥー教の祭  ・ヒンドゥーの聖地 ほか 第四章 ヒンドゥー教の神々  ・世界創造神ブラフマー  ・シヴァとヴィシュヌ  ・怪童クリシュナ  ・愛の神カーマ  ・インドラ  ・神猿ハマヌーン  ほか
  • よくわかる祝詞読本

    よくわかる祝詞読本

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻880円 (税込)
    「恐み、恐み」の決まり文句以外、意味や単語すらよく分からないまま聞くことの多い祝詞。日本古来の信仰に根ざし、記紀神話の時代から奏上されてきたそれらの言葉には、どんな由来や役割があるのか。神話と神々との関係や参拝のマナーとともに、祝詞の基礎知識をていねいに解説。月次祭・節分祭などの祭祀、七五三・成人式などの人生儀礼や諸祈願ほか、24の身近な例文を現代語訳とともに掲載する、文庫オリジナルの実用読本。 第一章 神道の基礎知識 第二章 祝詞の基礎知識 第三章 祝詞の例文と現代語訳 第四章 神話に登場する神々 付録 神社参拝等のマナー
  • 一冊でまるごとわかる日本の13大仏教

    一冊でまるごとわかる日本の13大仏教

    ビジネス・実用

    -
    1巻726円 (税込)
    日本人の思想、芸術、文芸に多大の影響を及ぼしている「仏教」。 ・わずか2年で密教の奥義を学んだ空海 ・専修念仏の普及に人生をささげた法然 ・阿弥陀如来への絶対的帰依を説く親鸞 ・すべてを捨て去り、遊行の旅に生きた一遍 ・釈迦直伝の仏法を説いた道元 ・弾圧を乗りこえて仏道を歩んだ日蓮 日本仏教史を代表する俊英たちの広範多岐にわたる教え、伝統仏教の誕生物語、教団の歩みをわかりやすく解説する、画期的な入門書。
  • よくわかる浄土真宗 重要経典付き

    よくわかる重要経典付き

    ビジネス・実用

    4.0
    1~5巻668~1,056円 (税込)
    浄土真宗のはじまり、教義や教え、ゆかりの寺社にはどんなものがあるのか。基礎知識を丁寧に解説し、よく勤行される『和讃』『御文章』ほか有名経典の原文と現代語訳も一挙収載。書き下ろしの入門書!
  • よくわかるお経読本

    よくわかるお経読本

    ビジネス・実用

    2.0
    1巻627円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 般若心経、浄土三部経、光明真言、和讃ほか、各宗派の代表的なお経十九を一冊に収録。ふりがな付きの原文と現代語訳で読みやすく、難解な仏教用語も詳細に解説。葬儀や法要、写経にも役立つ実用的読本!
  • 死んだら何処へ行くのか

    死んだら何処へ行くのか

    小説・文芸

    -
    1巻599円 (税込)
    死後の世界や霊魂の問題は、古今東西を問わず、熱心に探求してきたことの一つではないだろうか。人間は死んだらどこへ行くのだろうか? 不思議なことに、どの国の人間も臨死体験者はみな同じような光景を見ているという。強烈な光、見たこともない美しい風景……そして、世界中で報告されている生まれ変わりの証拠。やはり仏教やインド思想に説かれていることは真実だったのだ! 人間の死とは終わりではなく、新たなる魂の再生だった。最新科学と東洋思想の驚くべき一致を示し、人間の死の意味を探った注目のノンフィクション。
  • 知っておきたいわが家の宗教

    知っておきたいわが家の宗教

    ビジネス・実用

    -
    1巻594円 (税込)
    信仰心がないといわれる日本人だが、宗教人口は驚くほど多い。どんな宗教があるのか、神仏習合・檀家制度などの知識や、個々の宗教の概要から身近な習俗まで。祖霊崇拝を軸とする日本人の宗教を総ざらえする。
  • 知っておきたい仏像の見方

    知っておきたい仏像の見方

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻550円 (税込)
    美しい仏像は美術品ではなく、信仰の対象として造られた。人々の思いが込められた仏像がどのように造られたか、どういう救いをもたらすのか。仏像に現れた仏教の世界観が一問一答でわかる、コンパクトな一冊。
  • 知っておきたい日本の名僧

    知っておきたい日本の名僧

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻539円 (税込)
    最澄・空海・法然・親鸞・日蓮・一遍・栄西・道元・一休。彼らはどのように独自の信仰に目覚め、どのような教えを広めたのか。死生観や特徴的な名言、各宗派の教えの概略など、日本仏教の基本がわかる。
  • 知っておきたい般若心経

    知っておきたい般若心経

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻473円 (税込)
    わずか262文字に圧縮された、この経典には何が書かれており、これを唱えたり写経するとどんなご利益が得られるのか。知っているようで知らない般若心経の基礎を知り、一切の苦厄を取り除く悟りの真髄に迫る。
  • ブッダの言葉 生き方が変わる101のヒント

    ブッダの言葉 生き方が変わる101のヒント

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻451円 (税込)
    「すべてのものは滅び行くものである」(釈迦)、「本来無一物」(慧能)、「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」(親鸞)――。自分に自信がなくなったり、対人関係がぎくしゃくする時に効く人生の案内書。
  • 知っておきたい日本人のアイデンティティ

    知っておきたい日本人のアイデンティティ

    ビジネス・実用

    -
    1巻440円 (税込)
    日本列島に定住した日本人の祖先は大陸や南方からの人々を受け入れながら現在の日本人となっていった。豊かな国土の中で、平和に過ごしてきた日本人のアイデンティティを照らし出す一冊。
  • 知っておきたい日本の神話

    知っておきたい日本の神話

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻440円 (税込)
    「アマテラスの岩戸隠れ」「因幡の白兎」「ヤマトタケルのオロチ退治」など、日本人なら誰でも知っている神話を天地創造神話・古代天皇に関する神話・神社創祀などに分類し、神話の世界が現代語訳ですっきりわかる。

ユーザーレビュー

  • よくわかるヒンドゥー教

    Posted by ブクログ

    最近宗教に興味を持ち様々な書籍を読んでいますが、その中でも最も読んでいてわかりやすくすっと入ってくる文章でした。
    ヒンドゥー教が仏教、そして日本の宗教に影響を与えていることは知っていましたが、想像以上に深いつながりがあるんだなということを知ることができました。
    本のなかに出てくるインドの神話や文学も非常に興味をそそられたので、そちらもいつか読んでみたいと思います。

    0
    2026年03月15日
  • 知っておきたい日本の神話

    匿名

    購入済み

    簡潔で要を得てわかりやすい。イザナキ、イザナミ、アマテラス、スサノオ、オオクニヌシ……と神様の名前は知っていたし、天の岩戸などの有名な話も知ってはいたけど、その神様の関係とかなぜそういうことが起こったのかとかは知らなかったので勉強になりました。日本神話というと右翼っぽいの本やスピリチュアルな本が多いですがこの本はその辺りといい感じに距離感もあって、淡々と語っている印象で求めていた本でした。

    0
    2024年08月17日
  • NHK出版 なるほど!の本 必ず役立つ仏教ドリル 葬式、仏事、年中行事、参拝のことがよくわかる

    Posted by ブクログ

    仏教徒なのに(名ばかりだが)、知らないことだらけ。葬儀の時のしきたりなども書かれていて、もう少し早く読んでいれば良かった。(もう手遅れなこともあったが)

    以前、確か京都の因幡堂平等寺(真言宗)にお参りに行き、お線香を立てていたところ、お遍路さんの格好をした、一見その道を極めたような方に、線香は寝かせるのじゃと渇を入れられたことがあったが、この本によると真言宗は立てるのでよいと。

    今度はよくお話を聞くことにしよう。

    0
    2024年06月12日
  • 日本神話がわかる 神々のくらし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    神話や伝説を解いてわかりやすく伝えてくれる本。

    刺身のツマは神が降りてくる時の目印となるよう高く積む、や『君の名は』で記憶に新しい口噛み酒は本当に行われていたもので酒造りは女性の仕事とされていた、煮えたぎったお湯の中に手を入れて真実を語るものは熱くないという古来からの占い、など今の私たちの生活に繋がる話もあり面白かった。

    学び1.
    古事記は人物や国の逸話を中心とした紀伝体、日本書紀は出来事を年代順に書いた編年体

    学び2.
    インドから渡った仏教が日本に馴染んだのは、仏である菩薩が表した仮の姿が日本の神々であると日本に古来から根付いていた神と融合した神仏習合、仏主神従説が広まったから。したがって仏壇と神棚を一緒に備える文化が形成された

    0
    2024年05月12日
  • よくわかる山岳信仰

    Posted by ブクログ

    950

    山岳信仰の本面白かった。山と日本文化って切っても切り離せない関係だし、日本神話の話とかも沢山あった。

    瓜生中
    1954年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る。著書は、『知っておきたい日本の神話』『知っておきたい仏像の見方』『知っておきたい般若心経』『よくわかるお経読本』『よくわかる浄土真宗 重要経典付き』『よくわかる祝詞読本』ほか多数。


    また日本は周囲を海に囲まれた海国、島国でもある。海辺に暮らす民も海浜の山と深いかかわりを持って来た。日本民族は太古の昔から、山とともに生き、そこにある種の信仰や生活の指針を 見出してきたのである。

    日本には神が山の上に降りて来るという信仰があった。富士山をはじめ、各地の 霊山 と呼ばれる山の頂上には必ず社や鳥居が備えてあり、山内にも要所要所に鳥居や社が建てられている。

    ただ、インドなどの山岳信仰は山麓の山岳民族を中心とするものであり、シナイ山はユダヤ教やキリスト教という宗教を通じて、その信者に限定された信仰の山ということができる。  これに対して、日本の山に対する信仰は北から南まで日本列島全域で行われており、そこに日本の山岳信仰の特異性がみられるのである。これは日本民族がほぼ同一の言語を用い、正月や彼岸、盆の行事を行うなど、ほぼ均一な文化を持っていることから、山岳信仰も均一に保たれていると考えられるのである。

    日本の 神奈備 信仰もアニミズムに基づくもので、特異な発展を遂げた信仰形態である。

    また記紀神話では、イザナギとイザナミが最初に生んだ(つくった) オノゴロ島という島に降り立ったとき、この島を国中の「柱」として国生み、神生みを行ったという話が出ている。さらに天孫 瓊瓊杵尊 が日向の高千穂の峰に降臨したときには、地下の盤石に届くほど太い巨大な柱を立てた上で宮殿を建設したという。

    ちなみに、平安時代の法令書である『 延喜式』では、神を数えるのに「 座」という助数詞を用いている。この座は磐座に由来するのだろう。さらに、日本では山の数を数えるときにも「座」を助数詞としており、海外の山まで「ヒマラヤ八〇〇〇メートル峰一四座」などと言っている。これも磐座に由来するもので、山には必ず神がいることからこのようにいわれるようになったのであろう。

    このように上に火を 捧げるという風習は世界中にある。キリスト教やヒンドゥー教などでも火は欠かすことができない存在で、もちろん、仏教でも燈明を上げることは 必須 である。そして、神などの神聖な存在に火を上げるということは、仏教やキリスト教が興る以前の、つまり宗教以前の信仰と見ることができるだろう。その原初的な信仰に対し、仏教やキリスト教などが後付けでいろいろと説明を付けたのである。

    今も山伏は 峰 入り修行(山に入って修行すること) のときに、 柴 燈 護摩 という特大の護摩を焚く。これは丸太をキャンプファイヤーのように高く組み上げて焚く大掛かりな護摩で、死者の霊は護摩の炎を目印に山の頂上を目指し、昇天するという。また、 回 峰 の途中の 靡き(神聖な場所) で野護摩を焚く。これも神霊の目印になるものである。

    那智(熊野) の火祭や東大寺のお水取りの 御 松明 なども、古来の火を焚くという信仰に基づくものと考えられる。このほかにも日本には火を焚く祭は多く、その祭は冬に行われているものが多い。これは冬至のころに弱まる太陽の光を火によって活性化させる意味があるのだろう。そして盆に迎え火を焚くのも、神を迎える風習が仏教的に説明されていることは明らかである。

    この石長姫の話が民間に流布し、山の神は器量が悪いという信仰が山間部を中心に広まったのかもしれない。また、かつて日本中のほとんどすべての山は女人禁制で、女性の入山を厳しく禁じていた。しかし、古くは山の神に女神が少なくなかったのである。たとえば、高野山の地主神は 丹 生 都 比 売 命、白山の神は 白山 比 売 命 である。また、日光や 波山には 男体山 に対して 女体山 があり、埼玉県大宮の 氷川神社は、同じ埼玉県の 見沼 というところに氷川女体神社がある。

    このように、山の神は基本的に女性でしかも極めて不器量だと考えられていた。だから美しい女性が山に入ると 嫉妬 し、嵐を起こしたりして人々に襲い掛かる。それで女人禁制にしたというのが民間の俗説である。  また山間部に住む人々の間には、女神である山の神は男根を好むという俗信もある。数人の若者が山仕事などで山に入って天候が悪くなったときに、彼らは男根を 露 にして山に向かって大笑いをする。それを見た山の神が喜んで天気が良くなるという俗信があったという。

    このような魔物が棲む山に足を踏み入れることはタブーとされていたが、山仕事や山越えをして遠方に行くときには、どうしても山に入らなければならないこともあった。また、山の神は怒りっぽく人間の言動が気に入らないと暴風や雪崩などを起こす。そこで、とくに山国に住む人々は神の 逆鱗 に触れないように、さまざまなタブーや掟を作ってきた。

    このほか、神使としては烏、 雉、蛇などさまざまな鳥獣がある。烏については熊野神社の三本足の 八咫烏 が有名で、記紀神話の中では熊野に上陸した 神武天皇を 大和 まで導いたという話が語られている。雉は主人の命令に忠実に従う鳥とされ、記紀神話の中にも登場する。蛇に関しては世界中に蛇神信仰があり、日本でも古くからその信仰があった。伊吹山の神が蛇だったという話は記紀神話にも語られている。  このように鳥獣を神使、あるいは神霊そのものと見なすのは日本の神に対する信仰の中にアニミズム的信仰、言い換えれば宗教以前の信仰が色濃く残っていることを示すものである。

    これは日本の神はインドから来た仏、菩薩が仮にあらわした姿であるという思想である。「本地」とは本体、親分、「垂迹」とは本体の影のようなもので、親分に対する子分である。なぜこのような説が説かれるようになったかというと、仏教の仏、菩薩はまだインドから来て日が浅い。だから、何か頼みごとをしたり、助けを求めたりするときに親しみが薄く、何となく相談しにくい。そこで、古くから慣れ親しんでいる日本の神(子分) が先ず前面に現れて人々の望みを聞き、それを日本の神が親分であるインドの菩薩に報告する。そして、実際に相談を受けて救済してくれるのは仏教の仏、菩薩なのである。

    インドに神道はないが、もともと多神教のインドでは、神々の中に仏教の仏が入り込んでいったとき、仏が既存の神々の中に埋没して仏教の教えが伝わらない恐れがあった。それを避けるために『法華経』の内容を「本迹二門」に分け、本門で久遠実成の釈迦如来の存在を際立たせることにより、他の神々との差別化を図ったと考えられる。

    神道と仏教とを比べると、タブーが多いのは神道の方である。仏教の方でも「とも詣り」といって葬儀のときに墓参りをすると縁起が悪いとか、葬儀や通夜のときには神棚は紙を貼って隠し、仏壇は扉を閉じるなどの決まりごとがある。しかし、これらのタブーのほとんどは神道由来のもので、合理的な仏教には呪術的なタブーという考え方はないようである。神道にはさまざまなタブーがあるが、それらのほとんどは民間信仰の中で醸成されてきたものである。

    先ず、女人禁制の大きな要因になっているのは女性特有の血の穢れとお産による穢れである。月のものやお産に直面している女性は山に入ってはならず、神社の鳥居すら潜ってはならないというのである。明治の神仏分離のときに全国の山の女人禁制は解禁となった。しかし、今も吉野の大峰山の山頂付近では守られており、 峰 入り行を行う女性は、大峰山の山頂付近だけは 迂回 しなければならない。

    また前にも述べたが、山の神はもともと女神だったと考えられている。だから、自分より美しい女性が山に入ることをことのほか嫌い、女性が入山すると暴風雨などの災厄をもたらしたというのである。

    その意味でインドの民族宗教であるヒンドゥー教に近く、今もヒンドゥー教はほとんどのインド人に圧倒的に支持されているのである。

    しかし、修験道は明治の神仏分離によって完膚なきまでに解体されてしまい、その後、復活したものの旧観には遠く及ばない。修験道の解体は日本民族にとって極めて不幸な事件であり、これほど日本人の民族性と宗教心を傷つけた事件はないといって良いだろう。この不幸な出来事がなければ、修験道は今もインドにおけるヒンドゥー教と同じように活況を呈していたに違いない。

    先に述べたように、山岳信仰の下に形づくられてきた宗教は、神道や道教などあらゆる宗教の教義や儀礼を取り入れて来たのであり、極めて現世利益的な性格の強いものだった。そこで山岳宗教と密教はすぐに結びついたのである。若いころに独学で仏教を学んだといわれる空海も古くから行われていた山岳修行に励んだ。そして、天台宗の 最澄 が行ったのも 比叡山 を中心とする山岳修行だったのである。

    平安時代の末に作られた『聖徳太子絵伝』には、聖徳太子が 甲斐 国(現在の山梨県に相当) から献上された 黒駒 という 駿馬 に乗って富士山に登る姿が描かれている。江戸時代まで聖徳太子の絵巻(絵伝) は作られたが、太子の富士 登攀 は絵巻の定番になっている。また、『日本霊異記』には伊豆に流された 役 小角 が空を飛んで富士山に登ったと記されている。しかし、これらは伝説で史実ではないことは言うまでもない。

    0
    2024年01月22日

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