宇能鴻一郎の作品一覧
「宇能鴻一郎」の「味な旅 舌の旅 新版」「アルマジロの手―宇能鴻一郎傑作短編集―(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
全体的に湿度が高くじっとりとした作品が多い短編集。その中から特に印象に残った作品について。
ズロース挽歌
病により余命わずかとなった男が、かねてより抱いていた性的倒錯を実行するに至った過程を記録した作品。
主人公の性へのこだわりの強さや、女学生に対する神聖視は程度が過ぎていて、少しおかしく笑ってしまうほどである。特に「セーラー服は便所にふさわしくなかった。一切の排泄行為を彼女たちにはしてほしくなかった。いっそ法律で禁じたかった。刑法第何条『ウンコやオシッコは女学生は、これを行ってはならない』とでも。」という一文は、冗談ではなく本気で思っていそうな狂気を感じて度肝を抜かれた。
主人公は様
Posted by ブクログ
2冊目のアルマジロの手を先に読んでしまい、急いで買い求めた短編集
最初に収められている表題作も期待通りの内容だったが、その次の「鯨神」の素晴らしさに圧倒された
芥川賞作家とだけは知ってはいたものの最後のページに該当作品との記述があり、そうとは知らずに読んでしまったが納得の出来
「花魁小桜の足」
どんでん返しが好み
「西洋祈りの女」
鰻の伏線
「ズロース挽歌」
ラスト5行の現実が際立つ
「リソペディオンの呪い」
言葉は知らなかったが現象は手塚治虫ブラックジャックで知っていたのでイメージしやすかった
好きな作品は鯨神、次点でズロース、花魁小桜
2冊目と比べるとインモラル度が高いけれ