阿部直美の作品一覧
「阿部直美」の「おべんとうの時間がきらいだった」「おべんとうの時間 その1」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
8年ぶりのシリーズ最新巻。出版社が変わり、既刊も順次、新しい発行元から復刊されるとのこと。
今巻の大ニュースは、著者夫妻のお嬢さんが初めて顔出しで登場し、独り立ちした報告がされていることだろう。お弁当取材の旅と彼女の選択の結びつきも描かれ、胸がいっぱいになる。
多彩な土地や職業、暮らし方に出会えるのは既刊と同様だが、コロナ禍の中での取材裏話や、デジタル化の止まらない現在の社会状況の中で、地に足のついた暮らしの記録はこれまで以上にいとおしく、また大切なものに感じられた。
ところで、弁当のおかずにも流行がありますね。かつてどのお弁当にも入っているように感じられたミニトマト率が下がり、近年は野菜の肉巻きが多くなっているように見うけられましたが、いかがでしょう……。
Posted by ブクログ
全国を巡り出会った39人の手作りなお弁当の写真&インタビュー。
ANA機内誌「翼の王国」の連載を書籍化。5冊目。
・はじめに
39人の仕事や学業とお弁当
essey1~3
・おわりに
本人の全身とお弁当の写真。
氏名、所属、職名や立場等と地域名、お弁当の時間写真、
インタビューで各4ページでの構成。
紹介されたそれぞれの人々が語る、生い立ちと人生、思い出、
学びと仕事、そして家族など。それぞれの個性が
良く引き出されていて、ほっこりとさせられます。
いろいろな仕事について教えられる愉しさも良いものです。
また、東日本大震災とその後やコロナ禍での翻弄などの影響も
体験した者でなければ分からない葛藤が言葉で表現されています。
esseyの、野球少年の成長、漆掻きのおばあちゃん、そして
獣医師への取材が縁で旅立つ著者夫妻の娘の話が良かったなぁ。
取材と文担当の直美さんの言葉の温かさが心に響きました。
おべんとうは卵焼きを入れているのが多かった印象です。
Posted by ブクログ
もともと著者夫妻の「おべんとうの時間」のファンで、こちらのエッセイも素敵に違いないと思って手に取った。
幼少期〜おべんとうの連載が軌道に乗るまでの著者の半生が語られている。両親の話、留学の話、夫と娘の話、、どれも淡々と語られているけど、すごく刺激的で、なぜか心に刺さりまくった。そして、決して飾らず、すべて「いい話」にきてしまわない姿勢が、より私に感情移入させてくれた。読めてよかった。
・想像以上にアグレッシブな生き方で素敵だった。家庭環境や生い立ちを言い訳にせずに、留学に、転職に、今の仕事に…と自分の手でチャンスを掴みにいっているのがかっこいい。
・留学による収穫がなんと大きいことか、、それも現地で受け身にならず、ちゃんと、もがいた結果だとも思う。
・そのときは未解決のまま終わっていても、時間が経てば自然に理解して、受け止められることもあるんだな。キムとお互いに思いをぶつけ合っても、その後の生活は完全修復とは行かず距離のありまま。数年後、お互いきっと色々経験して大人になって、「愛してる」と言い合えたシーンが良かった。
・めかじきだけの茶色いお弁当も、当人たちが満足してれば、きっと「いいお弁当」
・カバーにある著者のお写真が素敵。旦那さまの撮影だろうか。自分のいいことも悪いことも全部受け止めたような清々しさのようなものを感じる表情。こんな雰囲気の大人になりたい。
・親からもらったものしか、自分の子どもに与えられないんじゃないか、自分の子どもを幸せにできるのかなと不安になることがあるけど、勇気をもらえた。