作品一覧

  • LOONSHOTS<ルーンショット> クレイジーを最高のイノベーションにする
    4.1
    1巻2,200円 (税込)
    ルーンショットとは、「誰からも相手にされず、クレイジーと思われるが、 実は世の中を変えるような画期的アイデアやプロジェクト」を指します。 斬新なアイデア(ルーンショット)を次々と生み出していた組織が、 ある時期から突然、そうしたアイデアを逆に潰すようになってしまう。 企業ではよくある変化です。その原因は、どこにあるのか。 物理学者でバイオベンチャー起業家でもある著者のサフィ・バーコールは、 熱力学の「相転移(そうてんい)」の考え方を用いてこの集団行動の謎をひも解きます。 水の分子は常温(液体の「相(そう)」)だと活発に動き回りますが、 氷点下になると氷(固体の「相(そう)」)になり、動きを止めて整列します。 つまり、摂氏0度を境に「相」が変わるわけです。そのことを相転移と言います。 相転移の要因は、温度です。相が転移すると分子の振る舞いが一変します。 組織も同じように、いくつかの要因(水の場合の「温度」に相当する)によって、 「ルーンショットの相」から「斬新なアイデアを潰す相」へと「相」が転移し、 組織メンバーの振る舞いが一変します(水分子の振る舞いが一変したように)。 実は、相転移が見られるのは、水などの物質や企業だけでなく、 戦争、テロ、ロックコンサート、渋滞、火災など、様々な現象に現れます。 「相転移の科学」がすばらしいのは、相転移を引き起こす要因がわかれば、 相転移が起きる時期の予測や、転移の防止が可能になることです。 本書では、人の組織の相転移と、その制御方法をわかりやく解説しています。
  • イノベーターたちの日本史―近代日本の創造的対応
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    彼らはどのように未来を切り拓いていったのか?  従来の史実では描かれなかった躍動感あふれるストーリーがここにある 高島秋帆、大隈重信、笠井順八、三野村利左衛門、益田孝、岩崎弥太郎、高峰譲吉、大河内正敏―― アヘン戦争、開国、財政政策、秩禄処分、士族授産、三井と三菱財閥、理化学研究所―― 本書は、明治から昭和初期にかけての日本のイノベーターたちが、津波のように押し寄せる大変化にきわめて創造的に対応し、思いもよらない独創性を発揮していった過程をたどる試みである。そこには、これまで歴史の片隅に追いやられていた重要な事実の再発見もある。たとえば、アヘン戦争で解任された中国の高級官僚が残した西洋に関する文献や著作が、さまざまな偶然を経て国境を越え、江戸幕府が開国決断へと至るストーリー、勤王の志士がわずか数年にして明治政府の経済政策を作り上げていくストーリー、研究所から新興財閥を作り上げた理研の創業者のストーリーなど、従来の日本史では注目されることの少なかった人物と、彼らが突破した難題と、それらが社会にもたらしたインパクトを紹介していくものである。
  • 企業家の条件
    -
    1巻1,584円 (税込)
    日本経済に活力をもたらすカギは企業家の輩出にある。そのために学ぶべき実践的ノウハウを平易に説き明かす!イノベーション創出のための必修講義。現状を創造的に破壊せよ!
  • 2枚目の名刺 未来を変える働き方
    値引きあり
    4.0
    1巻398円 (税込)
    ビジネスシーンにおいて、「2枚目の名刺」を持つビジネスパーソンが増えてきました。プロボノ(コンサルタントや弁護士のような専門家が知識やスキルを活かして社会貢献するボランティア活動)参加したり、NPOを立ち上げたり参加したりして、それを本業に活かしたり、仲間を増やしたりして、充実した毎日を送っているのです。この本では、「2枚目の名刺」という新しい「働き方」のすすめを具体的な方法とともに紹介します。
  • ジャパニーズ・ドリーマーズ 自己イノベーションのすすめ
    3.3
    1巻720円 (税込)
    長引く不況下、多くの日本人が閉塞感を抱いている。だが身近な周りを見れば、必死に、だけども元気に楽しくがんばっている仲間がいる。「日本のよき伝統継承に奮闘するアメリカ人女性(セーラ・マリ・カミングス)」「脱エリート宣言した男(ツタヤオンライン・小城)」「アルバイトから社長になった吉野家・安部」「突然の解雇を乗り超えた50代起業家(ユニーバーサルホーム・加藤)」「バブルを乗り超えたインターネット革命児(楽天・三木谷)」「老舗イノベーション(松井証券・松井)」「日本の未来のビル・ゲイツ(ACCESS・荒川)」……。13人の企業家精神の持ち主を、新たなロールモデル、ジャパニーズ・ドリーマーズとして紹介。変革期の今こそ一人ひとりが小さな変化を積み重ね自分をイノベートすべき。そのための具体的心構えを「自己イノベーション11ヵ条」で解説する。学生・ビジネスマン……日本に住む全ての人たちに、勇気と活力を与える現代企業家史。

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  • LOONSHOTS<ルーンショット> クレイジーを最高のイノベーションにする

    Posted by ブクログ

    正直言って、ものすごく読みづらい本!(そして、そこそこ分厚い)
    話が章ごとに、まったく違うことを語っていく。
    ・ルーンショットとは誰からも相手にされないバカげたアイディア
    ・バカげたアイディアを潰されないようにどう守るか
    ・既存モデルを守るだけでは絶対に衰退する
    ・水と氷の平衡状態が大事
    ・アーティストとソルジャーの共存が大切
    ・イチ組織の人数は150人が最大。それ以上になると官僚的になる。
    ・ある閾値を超えると、一気に物事が進むことを意識する
    それぞれが完結した内容となっている。
    どこにどうやって集約されていくのかが読めない本だったが、何と最後の数ページですべての伏線が回収されていくという!

    0
    2020年08月30日
  • LOONSHOTS<ルーンショット> クレイジーを最高のイノベーションにする

    Posted by ブクログ

    イカレタアイデアを大事に育てる組織にすることは、思いのほか難しい。予算の構造から見直さなければならないし。予算実現の近道はフランチャイズだから。カギはR&D。

    0
    2020年08月25日
  • LOONSHOTS<ルーンショット> クレイジーを最高のイノベーションにする

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アイデアグループと作業グループを分離すること。
    2グループの綱引き状態にすること。
    意思決定プロセスを反省すること。
    インセンティブを最適化すること。

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    2020年05月10日
  • LOONSHOTS<ルーンショット> クレイジーを最高のイノベーションにする

    Posted by ブクログ

    間違いなく斬新で面白い本だが、少し表現が冗長すぎて途中で読むのが面倒くさくなる箇所もあり。米倉誠一郎氏の解説が的確で必読。
    ただ、今の日本の状況でルーンショットを温かく見守れる度量と器量のある会社は存在しないなあ。あってもトヨタぐらか。所詮サラリーマンが経営する大企業では無理な話か。

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    2020年02月22日
  • イノベーターたちの日本史―近代日本の創造的対応

    Posted by ブクログ

    明治維新の解釈として独創的であり印象的
    植民地化の危機意識→天皇を中心とした絶対国家→富国強兵
    武士の廃止→国民軍の創出 士族の政府が武士制度を廃止 明治維新のイノベーション
    「自己否定」

    明治維新を資本主義経済のインキュベーターに
    (1)経営人材 武士を充当 職種転換 必ずしも成功しなかったが・・・失敗経験
    (2)リスク資本 秩禄公債を出資金に リスクマネーへの変換を実現

    官営工場の意義 失敗説もあるが
    先端技術の導入 人材育成 工業化初期における失敗の代行など意義

    フランス視察 外国との格差に泣いた 益田孝
    慶喜公 幕府が脆く倒れたのは、内部が全くダメになっていたから
        最も良

    0
    2018年11月12日

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