大島育宙の作品一覧
「大島育宙」の「なぜあなたの感想はふつうなのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大島育宙」の「なぜあなたの感想はふつうなのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
今本当に読んでおいてよかった本だった。感想検索自体が悪いことではないが、それを逆手にとって他の人が話していない感想を自らの経験と〇〇警察の目を元に作り出していく手法はわかりやすく、実行に移しやすい。
インプットにおいてもアウトプットにおいても本当に実行しやすい手法が多くとられていた。
まずは「人」を決めて観るから行動に移したい。その俳優が好きだけど、あらすじを観てその俳優を嫌いになる作品かも、、となる不安をかかえていたが、それだけで嫌いになることはないし、むしろ多くの作品を見ていくことで、その俳優の他の出演作品との比較もしやすくなる。
私が大好きな町田啓太と竹内涼真の「10DANCE」観てみようと思う。
読書会、誘いたい人がいるから誘ってみよう。
Posted by ブクログ
非常に面白かった。
独自の感想とは、作品の分析や、他人の感想や、外の情報の整理から立ち上がってくるものだとぼんやり思っていた。そうではなく、それは他の誰でもない自分の中に内側にある。自分がこれまで生きてきた人生での経験や考え方こそが「ふつう」でない感想を生む。
他人の感想を見るのは、あくまで違和感を感じて、自分の中にある独自の視点を知覚するための手段であると理解できた。あなたの感想が「ふつう」なのは、他の誰でもないはずの自分の人生や価値観を知覚できていないからだと。
この作品を観た後の感想に対する考え方や技法は、スポーツやサッカーの試合を観た後の感想にも当てはまる。試合後のSNSには多くの感想が集まる。ここでも自分の独自の感想を書くことができないものかと、いつもモヤモヤしている。そんな場面でも、この書籍は多く示唆を与えてくれた。
例えば、2026年のW杯ではスペインが優勝した。華麗なパスサッカーやなぜスペインではそれが実現できるのかと育成や文化にも注目が集まった。一方で決勝で敗れ去ったアルゼンチンには試合内外のラフな言動に批判が集まった。
昔の自分であれば、華麗なポゼッショナルなサッカーに惹かれて称賛していたと思う。今でも凄いと思うし、心も動かされる。ただ、大会を通して最も心を動かされたのはアルゼンチンの必死に戦う多少ダーティでも勝利を掴み取るプレーだった。南米の国のフットボールに対するスタイルや考え方の違いが如実に現れていて、そこが最も心に残った。
なぜか。10代20代と時を経て必ずしも日々の生活や社会でキレイで整った正論や姿勢ばかりが評価されるわけではない事を痛感しているからだと思う。多少の汚さや狡さは手段として持ちつつ、その裏側では目的に対する情熱と信念がある。そんな姿勢が日々痛感していたからこそ、サッカーを見る時の姿勢や共感ポイントにも明確な影響を与えている。
圧倒的な実力があればそうではないかもしれない。でも自分も人生を生きてきて社会人としては圧倒的な実力がないこともわかってきている。もちろんアルゼンチンの選手たちは一流だが、スペインと比較するとレベル差はあった。その中でもそれを埋めるためのファイトと気持ち(多少のダーティさもはらんだ)工夫が見えたからこそ心が動いたんだと思う。理想だけで戦うほど甘くないその中でどうもがき苦しみ表現するかへの共感。そこに独自の感想が立ち上がったのだと思う。
本書に出会ったのはW杯の期間中。なぜ自分がこの試合に、このチームに、このプレーに心を動かされてそれをどう紐解くと独自の感想に繋がるのかを考えるきっかけになった事が良かった。もっと早く出会いたかった