作品一覧

  • いきるりすく
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    大崎署の刑事・安西京香は警視庁への昇進が決まっていたが、薬科大生を中心とした服毒自殺事案が発端となり、1年間の休職を余儀なくされた。彼女が密かに行なっていた独自捜査に上層部が目をつけたのだった。京香の復帰は、女子高生の自殺現場への臨場となった。高校生の名前は新崎芽衣奈、現場は自宅寝室。壁には人気アイドルグループ「アリスエイジ」の中心人物・三笠ほのかのポスターが貼られていた。半年前に自殺したほのかを追って、世間では彼女のファンと思われる若者たちの自死が続いていた。解決済みであるはずのかつての事件が、再び京香の中で頭をもたげ始めた…。メビウスの輪の始まりはどこに? 真実と心理に迫るアイドル×警察×ミステリー!
  • キリノセカイ I.キオクの鍵
    4.0
    1~3巻594~792円 (税込)
    原因不明の濃霧に覆われ、視界が奪われた東京。ある夜、元刑事のタクシー運転手・仙堂は謎の組織に追われる少女ミアと霧の東京で出会う。その出会いは、仙堂を「霧の世界」の真相へと導くことになるが!?
  • しねるくすり
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    10年の浪人期間を経て薬科大に入学した数納薫と、12年もの浪人生活をまるで青春を謳歌するかのように過ごした芹澤ノエル。田舎の内科開業医の息子と大病院理事長の孫とではそのライフスタイルや考え方はまるで違っていたが、二人は互いに心許せる関係を築いていた。しかしそんな日々は、ある日突然、終わることに。芹澤が自殺したのだ。芹澤の死が受け入れられない薫は、ある時、彼が残した薬の存在を知った。それは、たった一錠で痛みも苦しみもなく確実に死ぬことができるという薬だった。時を同じくしてSNSでは不可解な死の連鎖の噂が広まり始め…。第6回「暮らしの小説大賞」受賞作。

ユーザーレビュー

  • しねるくすり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。薬学の知識が皆無でも読みやすかった。めっちゃ良いところで終わった。
    私はずっと薫がセリーヌだと思っていたが由乃でびっくりした。一人称を使い分けてるのはずるいな〜
    どうして生きることが肯定されていて死ぬ事はダメなのか考えてみたが、あまりまとまらなかったが私が死ぬのを駄目っていう理由は分かった。多分私は死ぬことを逃げ道として肯定すると死んだ方が楽、生きてるのは辛い(負け)になってしまうからだろうなと思った。

    0
    2021年02月25日
  • しねるくすり

    Posted by ブクログ

    生き方の中に死に方は含まれるのだろうか?
    もし、楽に死ねる薬があったら自分はどうするのだろうか?とか考えさせる本でした。
    薬学が全然わからない人でも読める作品です。

    0
    2022年04月06日
  • しねるくすり

    Posted by ブクログ

    生きることに疲れた
    しねるくすりがあれば違った生き方ができる
    色んな事情を抱えながら皆生きている
    他人には見せない一面を誰もが持っている

    0
    2021年09月20日
  • いきるりすく

    Posted by ブクログ

    表紙を見る限りでは、ポップなエンタメ系な物語を想像していたのですが、それとは違い、ハードボイルドを匂わすような警察小説でしたので、良い意味で裏切られました。

    主人公は、女刑事の安西京香。妹の死をきっかけに休職を余儀なくされた。復帰後最初に命じられたのは、ある自殺事件。そこから、アイドルの自殺事件や父の死の真相など様々な事実が、連鎖のように明らかになっていきます。

    「しねるくすり」の続編ということですが、単体として楽しめました。ちなみに「しねるくすり」は未読です。

    次々とリズム良く出来事が発生するので、飽きさせような作りになっていました。あっと驚くような展開というわけではありませんが、しっ

    0
    2020年05月04日
  • キリノセカイ III.目醒のウタ

    Posted by ブクログ

    落とし方としてはよかったんじゃないかと思う。
    主人公の仙堂が最後まで殺されないが不自然とか、黒幕が自信たっぷりなわりには情けなく崩れるとか、桐生の死はいらないんじゃないかとか、色々不満な点はあります。あと、クローンはまぁいいとして記憶を簡単に扱いすぎな気がしました。
    でもまぁ、全体としては楽しめたシリーズでした。

    0
    2014年01月18日

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