【感想・ネタバレ】しねるくすりのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。薬学の知識が皆無でも読みやすかった。めっちゃ良いところで終わった。
私はずっと薫がセリーヌだと思っていたが由乃でびっくりした。一人称を使い分けてるのはずるいな〜
どうして生きることが肯定されていて死ぬ事はダメなのか考えてみたが、あまりまとまらなかったが私が死ぬのを駄目っていう理由は分かった。多分私は死ぬことを逃げ道として肯定すると死んだ方が楽、生きてるのは辛い(負け)になってしまうからだろうなと思った。

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2021年02月25日

Posted by ブクログ

生き方の中に死に方は含まれるのだろうか?
もし、楽に死ねる薬があったら自分はどうするのだろうか?とか考えさせる本でした。
薬学が全然わからない人でも読める作品です。

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2022年04月06日

Posted by ブクログ

生きることに疲れた
しねるくすりがあれば違った生き方ができる
色んな事情を抱えながら皆生きている
他人には見せない一面を誰もが持っている

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2021年09月20日

Posted by ブクログ

「いつでも死ねると思ったら、生きていくのがラクになった」
帯に書いてある言葉が、本当に分かる。
もし、この本に出てくるような薬があったのなら、欲してしまうと思う。

簡単に死ねる薬があったとして、それを誰かが配っていたとしたら、それは悪だと言えるのだろうか。
その薬を持っているだけで、安心のようなものを得られる人もいる。

いわゆる、しねるくすりを巡るミステリーなのですが、そのくすりの事を色々と考えてしまう作品でしたら。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

「いつでも死ねると思ったら、生きていくのがラクになった」と笑った親友は、薬を飲んで自殺した。 薬科大学での青春ミステリー。 重い話ではあったけど、わかるようなわからないような。私もお守りみたいな1錠はほしい。でも市販薬では、しなないよ。

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2023年05月30日

Posted by ブクログ

映像作品を主として活動されておられた著者、平沼正樹さんが手掛けた小説。

ミステリー小説なのですが、どちらかというとエンタメに近く、語り口も柔らかくて現代的なので読みやすかったです。

「もし、一錠で苦しまずに死ぬことのできる薬がこの世にあったら」というお話。
今作『しねるくすり』の続編として、『いきるりすく』というお話があるようで、そちらを読んで初めて完結する感じですね(『いきるりすく』は未読)。

ポップな表紙はダイスケリチャード氏が担当されています。まさに映える表紙。
上下巻(という呼び方が正しいのかは置いておくとして)を見比べて思うことは、この『しねるくすり』に描かれている女性が上から下へと落ちている少女なら、『いきるりすく』に描かれている女性は、『しねるくすり』の女性を上下逆さまにして、背後から見たところに似ていませんか?
表題が「しねる⇔いきる」「くすり⇔りすく」と対になっているところからして、単なる思い違いではないように感じました。
そのあたりも『いきるりすく』を読めばわかることなんでしょうか……?

自殺率の高い日本ですが、本当にそんな薬が闇に流通しているのだとしたら、密かにブームになりそうな予感はありありとします。
しねるくすりの副作用もまた面白く、たしかに人間ってそういうところもあるよな、と。

最後のとある人物(トリックが含まれているので明かせません)が一気に話す部分は、ああ若いってそういうことだよなーとしみじみ(笑)
熱量が高いがゆえに、燃え尽きるのも一瞬。
それが若さの副作用なのかもしれませんね。

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2021年10月20日

Posted by ブクログ

いつでも死ねる薬を手にした人と100日後に死ぬことが確定してるけど本人だけはそのことを知らないワニ、どっちの方が幸せなんでしょう

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2020年01月21日

Posted by ブクログ

表現が面白いと感じた。

一錠のくすりで死ぬ権利を手にいれることができる。それによって生きる力が引き出されること、死に方は生き方に含まれるかなど考えさせられることが多かった。

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2020年01月10日

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