「人の上に立つ」ために本当に大切なこと
著:ジョン・C・マクスウェル
訳:弓場 隆
出版社:ダイヤモンド社
はじめににリーダになるには時間がかある。リーダーシップとは長い努力の日々を積み重ねることで開発されるものである。つまり、時間をかければ、リーダーになれるというのが本書の主張である。決して、天分だけではない。
こころに残ったのは、以下です。
・行動こそが人格の真の指標である
・人生にはどうすることもできないことが多々ある。しかし、人格は選べる
・指導力のあるリーダーになりたいなら、不屈の精神を持たなければならない
・良い選手と偉大な選手の差は心にある
・できると思ったすべてのことを達成する
・コミュニケーションの4つの原則 ①簡潔にする、②相手のことを考える、③真実を示す、④反応を求める
・向上心を持たない限り、向上することはできない
・勇気とは自分が恐れていることをする力だ
・一流に「これでよい」と満足する瞬間はない
・人の話を聞かない人にリーダーはいない
・問題を受け入れ、それを改善する。問題を一度に解決しようとするな。問題を細かく分けろ
・責任をとらずに、人の上に立つことはできない
・見えないものは、手に入れることができない
目次
はじめに
01「人格」―リーダーシップとは、人びとに自信を与える人格のことである。
02「カリスマ性」―人と接するとき、相手に好かれるようにふるまうのではなく、相手が自分自身を好きになるようにふるまえばよい。
03「不屈の精神」―夢想する者ではなく、実行する者になる。
04「コミュニケーション能力」―コミュニケーションの達人は、複雑なことを簡単にする。
05「能力」―能力は言葉を超える。
06「勇気」―勇気は、他のすべての資質を保証する。
07「洞察力」―賢いリーダーは、聞いたことの半分しか信じない。洞察力のあるリーダーは、どちらの半分を信じればいいか知っている。
08「集中力」―あらゆることを上手にできる人間はいない。不思議なのは、上手にできることが多少はあるという点だ。
09「与える心」―名誉とは、その人が「与えたもの」に対する報酬である。
10「独創性」―問題を丸く収めようとして、自分の経験と確信を否定してはならない。
11「聞くこと」ーささやき声に耳を傾けていれば、叫び声を聞く必要はない
12「情熱」ー他人の思惑ではなく、自分の情熱にこそ従わなくてはならない
13「前向きな姿勢」ー成功者とは、自分に投げつけられたレンガを使って強固な土台を築き上げられる人物のことだ
14「問題解決力」ーあなたの夢の実現を、何にも決して邪魔させてはいけない
15「対人関係能力」ー人びとは、あなたがどれだけ気遣ってくれているかを知るまでは、あなたの知識がどれだけ豊富であろうと意に介しない
16「責任」ーリーダーは何でも手放すことができる。ただし、最終的な責任だけは手放すことができない
17「心の安定」自分一人ですべてやろうとしたり、功績がすべて自分にあると主張したりする人間は、すぐれたリーダーになれない
18「自己規律」ー最初で最大の勝利は、自分自身を克服することである
19「奉仕の精神」ー自分の地位を愛する以上に、自分についてきてくれる人びとを愛さなければならない
20「学ぶ心」ー大切なのは、何かについて知り尽くした後で、さらに何を学ぶかということだ
21「ビジョン」ー未来は、それが明らかになる前に可能性を見る人のものだ
ISBN:9784478024126
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1400円(本体)
2013年02月28日第1刷発行
2023年05月31日第18刷発行