宮野真生子の作品一覧
「宮野真生子」の「急に具合が悪くなる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宮野真生子」の「急に具合が悪くなる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
映画を観て、気になって原作を読んだ。
映画もよかったけれど、それとはまた違う魅力があって良いい。
感動とも違うし、面白いとも違うんだけど、なんだかいいものを読んだな、という快感だけがじんわり残る。
往復書簡という形式で展開される、哲学者と人類学者の美しいやり取り。
序盤は穏やかにやり取りされる中で、ちょいちょい感心させられたり、考えさせられたりしながら進む。
しかし時間が進むにつれ、宮野氏の症状が悪化していく。
これに伴い、二人はより具体的な事象を取り扱うようになり、言葉に熱がこもっていく。
哲学者宮野の生き様はこうだ、と見せつけられ、魂を震わせられる。
ぜひご一読あれ。
Posted by ブクログ
癌の転移を経験しながら生き抜く哲学者・宮野さんと、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者・磯野さんが、死と生、別れと出会いについて交わした往復書簡
。宮野さんの具合が悪くなっていく過程は読んでいて辛いものがありましたが、お二人が真摯に生と死に向き合い、言葉を紡いでいることが文章からひしひしと伝わってきました。
特に印象的だったのは、6便の『転換とか、飛躍とか』で、宮野さんが日常フェーズと患者フェーズを分けて考えられていたこと。100%患者でいたくない宮野さんならではの考え方で、病状が進行すると日常が患者フェーズに塗れつぶされそうになってしまう。本来、日常生活というのは、いろいろなフェーズが混じり合