ナオミクリッツァーの作品一覧

「ナオミクリッツァー」の「陽の光が消えた町で」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 陽の光が消えた町で

    陽の光が消えた町で

    小説・文芸

    3.9
    1巻2,970円 (税込)
    ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の受賞作・候補作ぞろいの作品集 食糧も電気も供給が不安定になった近未来、近隣の住人たちで自転車発電チームを結成することに……。暗い世の中での希望を描く表題作など6篇を収録。未来への夢、過去への想いや未知のものとの出会いを温かく描きだす、ヒューゴー賞ほか7冠の傑作SF短篇集

ユーザーレビュー

  • 陽の光が消えた町で

    Posted by ブクログ

    「世界が壊れたら、人間は奪い合う」。SFや映画を見ていると、いつの間にかそんな未来を当たり前だと思っていませんか?

    『陽の光が消えた町で』は、その思い込みを気持ちよくひっくり返してくれる短篇集です。

    表題作では、陽の光や電力が失われた町で、住民たちが自転車発電や物々交換をしながら生活を立て直していきます。最初は「こんなに善意だけで回るの?」と思いました。しかし読み進めるうちに、危機に直面したとき、人は争うだけでなく助け合うこともできるという未来の方が、むしろ新鮮に感じられてきます。

    そして、本書は単純な楽観論でもありません。

    印象に残ったのが、AIを描いた短篇です。中でも「報酬は猫の写

    0
    2026年09月21日
  • 陽の光が消えた町で

    Posted by ブクログ

    よかった。

    自分の生きているこの世界から地続きで続いているような未来での物語。

    お仕着せがましい教訓などがあるわけでもないが、穏やかにあるべき方向へ少し踏み出した感触のある物語がたちが好きだった。

    0
    2026年08月23日
  • 陽の光が消えた町で

    Posted by ブクログ

    災害により食糧や電気が供給不安定になった社会、生命維持装置のため、近隣住人たちで自転車発電チームを結成することになる表題作・ほか6篇。
    2026年海外文学ベスト本になるかもしれない…本当に読んでよかった!

    未来への夢と希望、失った友情と過去、未知のものとの温かいやりとりなどなど、日常に少し不思議な要素が溶け込んだ読みやすく読後感のよい短編集。
    SFがサイエンスフィクションではなく、藤子・F・不二雄的に「すこしふしぎ」に機能する笑
    “終末モノ”すらほの明るく、主人公たちがタイプは違えど理知的な人物ばかりなのも良かった。

    みんなが助け合ってる場所で暮らしたいよね。
    「怪物」に登場する文学をすべ

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    2026年07月16日
  • 陽の光が消えた町で

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編6作
    読み進めるにつれ、なにこれ感が増す
    奇をてらった物語ではない
    日常にあることや、これから起こりうること、あるいは、もうどこかで起きていたのではないかと思うような出来事
    未来を予感して今を生きる人間を、そこに存在することの意味を、軽妙に描いている
    最後に陽が射したとき、とてもうれしかったように、こういう寄り添い方は、とてもいいなあ

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    2026年07月13日
  • 陽の光が消えた町で

    Posted by ブクログ

    6編からなる短編集.
    帯には「ヒューゴー賞,ネビュラ賞ほか英米SF賞 計8冠」と宣伝されている.
    8冠は伊達ではない内容だが,「SF」を期待するとチョット違う.確かにAI,ドラッグ開発,大災害後,等々,テーマはSFには違いないのだが,それは背景の一部に過ぎず,描かれるのは市井の人の生活で,その人たちが皆それぞれ少し救われる,という話ばかり.

    0
    2026年06月10日

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