ナオミクリッツァーのレビュー一覧
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「世界が壊れたら、人間は奪い合う」。SFや映画を見ていると、いつの間にかそんな未来を当たり前だと思っていませんか?
『陽の光が消えた町で』は、その思い込みを気持ちよくひっくり返してくれる短篇集です。
表題作では、陽の光や電力が失われた町で、住民たちが自転車発電や物々交換をしながら生活を立て直していきます。最初は「こんなに善意だけで回るの?」と思いました。しかし読み進めるうちに、危機に直面したとき、人は争うだけでなく助け合うこともできるという未来の方が、むしろ新鮮に感じられてきます。
そして、本書は単純な楽観論でもありません。
印象に残ったのが、AIを描いた短篇です。中でも「報酬は猫の写 -
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災害により食糧や電気が供給不安定になった社会、生命維持装置のため、近隣住人たちで自転車発電チームを結成することになる表題作・ほか6篇。
2026年海外文学ベスト本になるかもしれない…本当に読んでよかった!
未来への夢と希望、失った友情と過去、未知のものとの温かいやりとりなどなど、日常に少し不思議な要素が溶け込んだ読みやすく読後感のよい短編集。
SFがサイエンスフィクションではなく、藤子・F・不二雄的に「すこしふしぎ」に機能する笑
“終末モノ”すらほの明るく、主人公たちがタイプは違えど理知的な人物ばかりなのも良かった。
みんなが助け合ってる場所で暮らしたいよね。
「怪物」に登場する文学をすべ -
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心があたたかくなったり、ちょっと怖かったり
SFの分野にはいるそうですが
ほんの少し未来の想像できるストーリー。
6篇どれも面白かった。
コミュニティーがキーワードかな。
特に「陽の光が消えた町で」は
災害国の日本でも持ってる人が持っている能力や物資をを提供して
共に生き抜けたらどんなに良いかと思いました。
結局、人は昔からコミュニティーのなかで生きていて
自分のコミュニティーをみつけられれば
その中で自分の出来る役割をみつけ
積極的に行動して
そうすることで自分の居場所となって
心穏やかに生きていけるのかもかもしれないと考えさせられました。
どんな時代になっても人との繋がりは大切ですね。 -
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ネタバレ受賞作を集めた短編集ということで、それなりに面白かった。エンタメ・ライト寄りではあるけど。
「陽の光が消えた町で」表題作。何かの理由で日照量が下がった近未来で、人のつながり・優しさというものがある話。正直都合のよいハートウォーミングストーリー感が拭えなかったw、面白かったけど。
「怪物」好きな作品そのいち。無二の"親友"(と関係性を括りたくないが、1:1の深い関係)が、疎遠になり、最後は相手を殺す/解放するという、愛の形の一作。SFというよりかはバイオホラー?仲良くなる過程で、SFの本を貸し合うのが可愛かった
「海を見渡す四姉妹」いちばん好きだった作品笑。こちらもSF -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集でサクサクと読みやすかったです。
人と人との関わりやその繋がりの温かさを感じた。「怪物」は少し切なかった。親友のアンドルーが殺人をおこしてしまって主人公が制裁を加えなくてはいけない。だけどアンドルーが最期にパスワードを教えて、そのパスワードが主人公の名前だったのは、なんか哀しいけど感慨深かった。AIから見た人間を描く独特な世界観を持つ話「報酬は猫の写真で」も面白かった。AIが意思を持って人間に関与することって実際にあるのかなあって考えながら読んだ。
最後の「アルゴリズムでよりよい生活を」も
AIが管理?したプログラムされたアプリの話で、人間の生活を管理していくんだけど、人間は人間らしさを -
Posted by ブクログ
ヒューゴー賞、ネビュラ賞ほか英米SF賞8冠・いまアメリカで一番人気のSF作家という宣伝文句に惹かれ一応最後まで読んだ。 人との繋がりの心温まる話やファンタジー寄りの作品が読みたい人には良いと思う。でもそれなら日本人作家の方が読みやすいしな、、とも思うので誰におすすめかと言われると難しい。 「報酬は猫の写真で」は割と好きだったので長編版が翻訳されたら読んでみたい。
◯よかった
・世界の流行が知れた
・陽の光が消えた街で(2024年度ヒューゴー賞・ネビュラ賞中編小説部門W受賞)
・海を見渡す四姉妹(2025年度ヒューゴー賞中編小説部門受賞)
・報酬は猫の写真で(2016年度ヒューゴー賞・ロ