きくち体操の菊池和子先生の著書。
エクササイズ本かと思いきや、ほぼほぼ文章に挿絵程度のイラスト。
挿絵の入るタイミングがちょっと分かりづらいので、いっそのこと全部マンガにしてくれた方が親切かも。
ただ、内容と体に対する接し方や考え方は、好感持てます。
(体育会系にありがちな、自分に鞭打って、頑張る
...続きを読む・努力・根性・耐える・継続・今のままではダメ!思想はどうも苦手なので)
・見て、触る、意識する、意識して動く。
・「鍛える」のではなく「育てる」
・「できる」「できない」に拘らず、「気付く」「気に掛ける」が重要なポイント
・「痛い」のは、自分がその部位を無視し続けた結果
・痛くなったら「ありがとう」と痛みに感謝を
○手の指は、呼吸する筋肉
○足の指は、全身の筋肉の起点
○背骨は、体のネットワークの中枢
○お尻の筋肉は、体を支える要の筋肉
○お腹の筋肉は、動作の起点
○顔の筋肉は、噛むことで脳が生き返る生命力の源
手と足を握手させて動かすのは、基本中の基本だけど、手で足を動かすのと、足に意識を向けて動かすのとでは、こうも動き方が違うのだと、新たな発見があった。
動かせているようで、動かせてない筋肉の実に多いこと。
存在すら忘れて無視し続けていたら、無視され続けたその筋肉が拗ねて、機能しなくなるのは当たり前。
人付き合いと一緒だなぁってつくづく勉強になった。
お互いの関係がうまくいけば、相乗効果を起こせる。
反対に関係がうまくいってないから、身体の不調を感じることになる。
「魔法の指」になるための七箇条
①動かす部分を意識する
②頑張らない
③形にとらわれない
④回数にこだわらない
⑤常に目を見開いて、自分の姿勢や状態をしっかりチェック
⑥呼吸を止めない
⑦動きやすい服装で
●ベーシックメニュー
Lesson1 手を育てる
Lesson2 足を育てる
Lesson3 脚を育てる
Lesson4 腕を育てる
Lesson5 腹筋を育てる
●悩み別プラスαメニュー
Lesson1 肩こり
Lesson2 腰痛
Lesson3 頭痛
Lesson4 生理痛
Lesson5 冷え性
Lesson6 不眠症