12年前の本ですが、時間とともにメディアリテラシーの必要性が高くなると思います。
日本では、メディアリテラシーというとまだまだ大学教育学部の講義ですが、本書のように小中高の学生に早く取り入れてもらいたいと思います。
日本でも以前に、自分がポケモンだと思い込んで飛び込んだ少年や、ネットゲームに
...続きを読む何万円も課金した子供、ネット上の悪口いじめなど、メディアが子供に悪影響と認知されやすくなっています。
アメリカやイギリス、カナダではそれらから、子供が自分の身を守るために、逆にうまくメディアを利用するためのメディアリテラシーです。
この香水の広告はレイプを冗長するからやめてくれ
このCMは何を売って何のイメージを植え付けようとしているか
ブラックの暴力記事が際立ってかかれすぎている
編集のしかた一つでニュースのイメージが変わる
これを言える日本の子供がどれぐらい言えるでしょうか?
本書は教育の立場、子供の立場、メディアの立場などさまざまなアプローチが書かれてよかったです。
メディアリテラシーがもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。