作品一覧

  • 独自性のつくり方
    完結

    独自性のつくり方

    ビジネス・実用

    4.0
    全1巻1,870円 (税込)
    最適解を出すだけならAIにはもう敵わない時代。私たちが「効率」や「正しさ」で勝負する意味は、どこにあるのだろう? SNSを開けば、世界中の天才たちの「すごい」が息をするように流れ込んでくる。「それに比べて、自分には何もない……」 「好き」を語る自信も、何かを続ける気力も失っていく……。 本書が提案するのは、そんな“競争”から一度そっと降り、あなたの「自己満足」――つまり、個人的な「こだわり」や「気になる」から始める、新しい価値のつくり方です。 著者は、QuizKnockの運営会社で働きながら活躍する気鋭の哲学者。価値の源泉は無理にひねり出すものではなく、あなたの日常にこそ眠っているという事実を、哲学由来の思考ツール「図と地の思考」で解き明かします。あなたが無意識にとっている「習慣」や、心の奥で抱いている「問い」に光を当てることで、そこにしかない独自性の種を見つけ出すのです。 ・なぜ、中途半端な「やりかけ」の仕事が、未来の創造性を育むのか? ・なぜ、「クイズの出題者」の視点が、共感を呼ぶ企画につながるのか? ・なぜ、あなたの「当たり前」の感覚こそが、他人にはない「独自性」の源泉になるのか? 本書を読み終える頃には、あなたは他人の評価軸に頼らずとも、自分の「こだわり」や「気になる」をユニークな企画や発信へと育てる具体的な方法がわかります。競争に疲れた心が軽くなり、自分らしい視点と表現で他者と深くつながる道が見えてくるでしょう。
  • 思考のストレッチ

    思考のストレッチ

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    頭に浮かんだ「?」は、 人生を切り拓く最高のコンパス! 高校生クイズで優勝&東大で哲学研究の道に進み、 QuizKnockの運営会社で活躍する著者がシェアする、 発見を楽しむ遠回りの思考法 ---------------------------------------- 三宅香帆さん、推薦! 世界に絶望しそうになったとき、本書を手に取ってほしい。 インターネットとクイズと哲学とマンガに同時に出会えるこの世界を、私たちはまだ愛したいのだと気づくから。 「世界はもっと楽しく遊べる場所である」と、田村さんは私たちに語りかけている。 ---------------------------------------- 彼女にフラれたら哲学の講義にまったく身が入らなくなったことや、 『ちいかわ』『葬送のフリーレン』を読んで自分なりに考えたこと。 10年ぶりにテレビのクイズ番組に出演したときのこと、 岩手県で出会った「震災の伝承」に取り組む高校生たちのこと。 AIを使えば数秒でできる文章を、何時間も悩みながら書く理由。 誰かが考えた「正解」もいいけど、 自分だけの「?」を探す贅沢な遠回り。 【目次】 はじめに 1.「私」と「世界」のあいまいな関係 2. あなたにも心があるの? 3. いつか白馬の王子さま(一等賞金・二億円)が…… 4. 世界のことはだいたい、ゲームが教えてくれた 5. 二〇〇〇年前の哲学者と人生について語り合う 6.「問題!」が世界をつくりだす  7. ままならない身体 8. 「やったほうがいい」というアドバイスが苦手な理由 9. 僕が文章を書くことをやめない理由 10. 神と一緒に砂糖が溶けるのを待つ 11. 世界への愛着を取り戻すために おわりに 【装幀】 岡本歌織(woven tale) 【装画】 はまぎしかなえ

ユーザーレビュー

  • 思考のストレッチ

    Posted by ブクログ

    田村さんの『問いが世界をつくりだす』に挫折して、一旦エッセイを読もうと思って手に取った本。
    特に「2.あなたにも心があるの?」「4.世界のことはだいたい、ゲームが教えてくれた」「5.二〇〇〇年前の哲学者と人生について語り合う」「8.「やった方がいい」というアドバイスが苦手な理由」が印象的。
    田村さんの世界に対する眼差しが優しくて、私もこのあいまいな世界を愛してみようと思える。

    0
    2026年08月30日
  • 思考のストレッチ

    Posted by ブクログ

    平たく言えば、ものすごく頭のいい人が日常のほんの些細な場面で見つけた違和感を前に自分自身への「問い」を投げかけ、絡まり合った糸をほぐしていきながら自分にしか見つけられない「答え」を追い求めて行く様をエッセイの形式でまとめた一冊。

    「自分で考える」「自分にしか出せない答えを出す」ことが田村さんにはこの世界の手触りを確かなものにするための喜びに満ちた行為なのだろう。
    ここにあるのは「正解の出し方」ではなく、世界と格闘する様であり、そのようすを垣間見た我らがどう「思考のストレッチ」を行うかは我ら自身に委ねられている。

    AIとは違い、われらには心と密接なつながりを持つ「体」が存在する。
    身体性と内面世界、それらと接続された「記憶」のありかたについて。多岐にわたる文章は専門的な馴染みのない用語も多々ありながら不思議とスルスル読める。「他者を招き入れること」を意識された開かれた文章であることが印象に残った。

    0
    2026年08月05日
  • 思考のストレッチ

    Posted by ブクログ

    生成AIとか、何かを経験するとか、他者との共存とか、死ぬとか
    そういうことを『身体性』という言葉で解きほぐしていく

    帯にある文章はこの本の本質とは違う気がした
    思考法などではなく、要は世の中との付き合い方で、思考は後からついてくるのだ

    0
    2026年07月13日
  • 独自性のつくり方

    Posted by ブクログ

    【学びたいこと】
    独創性のある前向きな意見を持つことで、自尊心を高めたいと考えている。
    独創性は「日々の言語化」から生まれる信念から来ると感じているが、本書を通じて、さらに自分ならではの独自性の築き方を学びたい。

    【質問】
    Q1自己満足をシェアする方法は?
    Q2独自性の見つけ方とは?
    Q3自分らしい視点を育てる方法とは?

    【本書の答え】
    A1
    ・自分の自己満足を、他者にも理解できる形式に落とし込んだり、理解できる要素と結びつけて提示したりする。言語化、比喩。
    A2
    ・独自性は自分の内側(習慣・問い)に存在している。
    ・習慣や問いを自覚することが、自己満足を発見し、独自性へと育てていくためのステップ。
    ・自覚するきっかけは「違和感」。自分の当たり前とのズレから生まれる感覚。
    ・他人と考え方が異なるとき「人それぞれだよね」ではなく、「どうして違う?どのように違う?」にもう少しこだわって考える。
    ・その違和感を体系的につないで、自分だから見つけることができた言葉(=あなたの独自性)に変える。
    ※違和感のポジティブな側面をメモや俳句にする。その記録は引き寄せ合って、自分の在り方を映し出す。
    A3
    記録の良い感じの引き寄せ方で、自分なりの視点が育つ。
    ・連続性:定点観測することで同じものが変化していく様子を捉えやすくなる原則。
    ・共通性:自分のまわりの異なるものに名前をつけ、共通点や差異を見出す原則。
    ※直近の印象的な出来事を並べ、共通点を見つけることで視点が磨かれる。

    【本の概要】
    本書は、「自己満足を起点に独自性を育て、それを社会にシェアすることで価値を生み出す」という新しい価値観を提示する一冊。
    ・著者は東京大学大学院卒で、哲学研究や高校生クイズ優勝などの経験を持ち、ECサイトの立ち上げにも携わってきた、1992年生まれの田村正資さん。
    ・人は競争や比較によって自分の価値を測りがちだが、自己満足(自分が面白いと感じるもの)を起点に独自性を育てることが重要という考え方。
    ・独自性とは、「他者にも伝わる形でありながら、どこかに新しさがあるもの」である。
    ・自己満足を積み重ね、それを他者にも理解できる形でシェアすることで、独自性は形成されていく。
    ・独自性を育てることは、自分自身の感性を楽しみ、面白がることでもある。
    ・習慣は「環境」「技能関心」を言語化したものであり、問いは「行動目標」を言語化したものである。
    ・自己満足を自覚し、それを他者にも理解できる形で表現することで、社会的価値が生まれる。
    ・心が動いたことを「これは〇〇だ」と言い切る。感想は点ではなく線にする。

    【感想】
    ・独自性を求める自分にズバズバ響く一冊で、繰り返し読みたいと感じた。
    ・著者と同世代ということもあり、比喩や構成が理解しやすかった。
    ・日常の何気ない出来事をポジティブに捉え直す視点が、自分の得意とするポジティブなものの見方をする価値観と重なった。
    ・特に「違和感を言語化する」という考え方は、自分の言語化ノートの重要性を再認識させた。
    ・言語化ノートを俳句で締めても面白いかも。
    ・これまで「人それぞれ」で済ませていた思考を、「どのように違うのか」まで掘り下げていきたい。

    【実践すること】
    ・言語化ノートを継続する
    ・違和感を意識的に拾い、言葉にする
    ・言語化を俳句としてまとめ、自分なりの表現を磨く

    0
    2026年04月06日
  • 独自性のつくり方

    Posted by ブクログ

    よかった。とにかく読んでよかった。

    自己満足を「自分オリジナル」で「あなたの強み」と捉え、視点を少しずらしたり広げたりすることで道を見つけていけばいい。それがあなたの「強み」になる。

    「50代は透明人間」流行は若い人のもの、働き手としては期待されず、育児は終わったので「生産世代」ではないけれどシルバー枠でもない。だから50代は世の中から「対象外」と言われるそう。友人に「社会にあなたの需要はない」と言われ、ああなるほどと納得してしまった。もはやお化粧も「働きたい」と思う前向きな気持ちも「究極の自己満足」かもしれない。そんな時にこの本に出会った

    好きなこと、楽しいと思うことはまだまだある。やってみたいこともある。少し体が不自由になり、できないことも増えてしまった。それでもまだできることはあるはず。楽しめることはあるはず。需要がないなら見つければいい。

    そう簡単にはいかないのは承知。でも「何とかなるかも」とわくわくできたのは、自分でとても嬉しかった。ときどき休みながら2周した本。本当の意味で前向きになれた本。

    言葉が分かりやすく、口調がとても優しい。よくある自己啓発本のように高圧的なところはないし、説教されてる感じもない。読んでいるのに、こちらの話を聞いてもらっているかのような読後感。

    読んでよかった。

    0
    2026年01月28日

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