作品一覧

  • 琉球処分 「沖縄問題」の原点
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    琉球処分とは、日中の両属国家だった琉球王国を日本が強制併合した政治過程をいう。1872年の琉球藩設置から「処分官」派遣、79年の警察・軍隊を動員した沖縄県設置、80年に強く抗議する清国との八重山分島交渉までを指す。  国王は東京に送られ、島内では組織的抵抗が日清戦争まで行われる。本書は、併合の過程とその後を精緻に追い、清国や西洋諸国を巻き込み東アジアの新秩序をも形成した琉球処分の全貌を描く。

ユーザーレビュー

  • 琉球処分 「沖縄問題」の原点

    Posted by ブクログ


    すごく、読み入ってしまった、、、!
    小説のように映像が浮かんでくる。

    私たち、処分された側の、思いや意思を世に出して頂いたこと、たくさん調べて頂いたこと感謝します。

    琉球王国の一部であることはアイデンティティでもある。
    これまで、琉球最後の王様が、琉球処分で東京に連れて行かれて悲劇な人生を送ったと教えられ、それを納得して歴史事件として捉えていたけど、
    この本で、さらにその奥を除き見ることができた気がする、、、!!!

    あと、グラントの部分、講義でやったな〜と懐かしい気持ちになったりもしたし、、、
    心の中の思い出や、頭の中の映像がドラマティックに動いた時間でした。

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    2026年01月15日
  • 琉球処分 「沖縄問題」の原点

    Posted by ブクログ

    今まで知らなかった、というよりも全く考えてこなかった沖縄併合の実情。
    知らないということは罪であるなあと思った。
    ほんの150年ほど前のこと。
    「沖縄」について深く思いを至らせることになった本。
    文章は明快で分かりやすい。
    「日本」と「沖縄」について考えさせられる。

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    2026年01月04日
  • 琉球処分 「沖縄問題」の原点

    Posted by ブクログ

    明治政府に滅ぼされた琉球王国の終焉が史料に基づき迫真性をもって著述されている。一気に読める。約150年前までは琉球王国という別の国があったこと、沖縄戦、米国統治、基地問題等現代に続く歴史の出発点を実感した。

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    2025年12月14日
  • 琉球処分 「沖縄問題」の原点

    Posted by ブクログ

    沖縄を日本の領土と確定した、琉球処分という言葉については、以前より知っていたが、その背景、日本政府、沖縄の人々の考え、清国の関わり方等についてはあまり考えた事はなかった。
    沖縄が日本(薩摩藩)と清国に対して両属関係にあったと言うことについては理解していたが、その様々な関わり方については、何も知らなかったことを痛感させられる。
    本書を読んで思い出したのは、30数年前、北京の故宮を観光で訪れたとき、大和殿の巨大な建物に驚いたこと、その2・3年後に沖縄の首里城を訪れた時、(この首里城は、先年消失した前の首里城である)これは北京の大和殿の縮小版だ、なんと雰囲気が似ていることかと驚いたものである。この時

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    2025年10月03日
  • 琉球処分 「沖縄問題」の原点

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     琉球処分について、日本側の視点だけではなく、琉球王家が所蔵していた「尚家文書」を活用して琉球の視点からも詳述していく。

     琉球処分とは、日本が琉球王国を滅ぼし、植民地化する過程であった。清と日本に両属していたとはいえ、それは当時の東アジアでは特別なことではなく、琉球王国は日本や清とは異なる一つの国家であった。したがって、琉球処分は日本の国内問題ではなく、東アジアおよび西洋列強、ロシアをも巻き込んだ事象になっていった。
     日本がどれだけ過酷なことを強いたかが明らかになる。そして、琉球がどれだけそれに抵抗したか。結局、琉球は日本ではなかった。「琉球処分以後の沖縄は、大和人が沖縄人の上に立つ植民

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    2025年07月08日

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