田畑勇樹の作品一覧
「田畑勇樹」の「荒野に果実が実るまで 新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「田畑勇樹」の「荒野に果実が実るまで 新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
わりと軽いノリで描かれているけど、京大出てすぐにウガンダで貧困地域の生活改善に取り組むNPOに就職して結果出すなんて、何者!?
アフリカは本当に日本にとって未知数のことが多い。政治家が賄賂を要求するものだというのは前々から言われていたけれど、何とプロジェクトを進めるために説明会をするにもかなりの額の日当を要求され、少なければ文句を言われ、政府担当者は工事を進める気がなく、工事会社は工事の完了前にトンズラしようとし、被支援者は『農業の説明会に来てやったぞ。NPOが政治家に金を払ってるのは知ってるんだ。俺たちにもくれ。おなかが空いて空いてかなわない』とアピールする。
一つのテーマは、『支援依存』。海外からのNPOが食料や物を配給してくれるのに慣れすぎて、自分たちでどうにか生活しようという気をなくしている人々に、自活できるように灌漑設備を整える。農業技術を伝える。でもそのあとは、『これはあなたたち自身のプロジェクトです。成功すれば、焼畑での炭売りや日雇いよりも儲かるんです。』ということを研修会でも戸別訪問でも言っていく…彼らがトマトを初めて収穫でき、それを販売することができ、次のシーズンの種や資材を自分たちで買うことができる。素晴らしい…というか、奇跡的ですよね。
Posted by ブクログ
著者の田畑勇樹さん、お若いのに本当に尊敬!
政府の役人や軍から目をつけられるのはもちろん、そもそも強烈な村社会、属社会のアフリカという土地で新しいことをするだけでも危険を伴うのに、コレほどのプロジェクトをやり続ける根性と勇気と知性に心底痺れます。
根底には田畑さんの底知れぬ優しさが、罪のない人々が搾取され苦しんでいく姿を見過ごすことができないんだろうけど。それにしたって、普通はできることではない。そしてその想いに応えたカラモジャの人々のパワーと心意気。生きる力とは何か。環境や生まれによって、プラス後天的な理由も含めて、人は変化するものだけれども、自分は何をしたいのか、自分の為になすべき事は?
読んでいるわたしがもう一度考えなければと思わされた。
何度も読みながら泣きました。