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  • 魔女裁判の弁護人
    3.5
    1巻899円 (税込)
    裁判にかけられた少女を救うため 魔女の不在を証明せよ! (あらすじ) 16世紀の神聖ローマ帝国。法学の元大学教授のローゼンは旅の道中、ある村で魔女裁判に遭遇する。 水車小屋の管理人を魔術で殺したとして告発されていたのは少女・アン。法学者としてアンを審問し、その無罪を信じたローゼンは、村の領主に申し出て事件の捜査を始めるが――。 魔女の存在が信じられていた社会を舞台に、法学者の青年が論理的に魔女裁判に挑むリーガルミステリー! 【著者について】 君野新汰 富山県生まれ。石川県金沢市在住。精神科医。第23回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として本作でデビュー。

ユーザーレビュー

  • 魔女裁判の弁護人

    Posted by ブクログ

    中世の魔女裁判で無罪にしようとするお話
    「このミステリーがすごい!大賞」の「隠し玉」作品
    
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    裁判にかけられた少女を救うため
    魔女の不在を証明せよ!
    
    (あらすじ)
    16世紀の神聖ローマ帝国。法学の元大学教授のローゼンは旅の道中、ある村で魔女裁判に遭遇する。
    水車小屋の管理人を魔術で殺したとして告発されていたのは少女・アン。法学者としてアンを審問し、その無罪を信じたローゼンは、村の領主に申し出て事件の捜査を始めるが――。
    魔女の存在が信じられていた社会を舞台に、法学者の青年が論理的に魔女裁判に挑むリーガルミステリー!
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    1

    0
    2025年10月27日
  • 魔女裁判の弁護人

    Posted by ブクログ

    魔法がある世界での魔女裁判での無実を証明するリーガル×本格ミステリー!
    魔術による魔女の犯罪、人による犯罪、これらの証明ってどう理論付けするの??そんな疑問に駆られて手に取った1冊でした。

    魔法があり魔女が居る、そして、人々は神への信仰心を持って過ごし、魔法や儀式、魔女裁判で魔女と対峙している世界をローゼンとリリは旅している。そんな設定から物語は始まり旅先の小さな村で魔女だと捕らえられているアンに出会う!
    しかも、彼女は魔女では無いと訴えるが誰も信じる者は居ないし、状況証拠も村の雰囲気もアンには不利な状況。

    この状況下で繰り広げられる、捜査と推理、、、
    物語が進むに連れ白熱していく思考、悪

    0
    2025年09月13日
  • 魔女裁判の弁護人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    16世紀の神聖ローマ帝国。恋人をかつて魔女裁判で失った若き大学教授が、彼女の幼い義妹とともに旅先で魔女の疑惑をかけられた女性の弁護を請け負うことに。
    情景描写と魔女絡みの蘊蓄が説明くさくなく流れるような文章がすごく好みだし、何度もひっくり返されて最後まで気の抜けないミステリ。

    いくつもの真相が重ねられているせいで各登場人物の心情が見えにくいかなとか、真犯人の設定がちょっと後出しかなという感じもしつつ、でも丁寧に伏線は張り巡らされていました。
    オカルト×ミステリとして本当に楽しかったおすすめ!

    0
    2025年06月30日
  • 魔女裁判の弁護人

    Posted by ブクログ

    時は中世、魔女裁判にかけられた少女を救うため元法学部教授ローゼンが調査を行う…
    Xでも精力的に情報発信されている君野先生のデビュー作!
    容疑者を一気に絞る論理も素晴らしく、隠し球の名に恥じないトリックプレイに感嘆!

    0
    2025年10月13日
  • 魔女裁判の弁護人

    Posted by ブクログ

    16世紀の神聖ローマ帝国、法学の元大学教授ローゼンは旅の途中である村に立ち寄る。そこでは今まさにアンという少女が魔女の疑いで拘束されて魔女裁判のための尋問を受けているところだった。
    魔女裁判に苦い思い出のあるローゼンはアンを救うため旅の友のリリと共に騒動のきっかけとなった変死事件の捜査をはじめる。

    魔女裁判といえば、魔女として告発されてしまうと拷問の末ほぼ確実に処刑されてしまうもの。論理など関係なく、魔女を恐れる人々の感情で裁かれてしまう。
    ローゼンが論理的に事件の真相を説明するだけでは魔女の仕業だと信じきっている村人達に魔女裁判を取り下げさせることは難しい。四面楚歌の状況からいかに村人達を

    0
    2025年09月21日

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