魔女裁判の弁護人

魔女裁判の弁護人

899円 (税込)

4pt

裁判にかけられた少女を救うため
魔女の不在を証明せよ!

(あらすじ)
16世紀の神聖ローマ帝国。法学の元大学教授のローゼンは旅の道中、ある村で魔女裁判に遭遇する。
水車小屋の管理人を魔術で殺したとして告発されていたのは少女・アン。法学者としてアンを審問し、その無罪を信じたローゼンは、村の領主に申し出て事件の捜査を始めるが――。
魔女の存在が信じられていた社会を舞台に、法学者の青年が論理的に魔女裁判に挑むリーガルミステリー!

【著者について】
君野新汰
富山県生まれ。石川県金沢市在住。精神科医。第23回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として本作でデビュー。

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魔女裁判の弁護人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この表紙に惹かれて購入!中世ヨーロッパを舞台にした、とある村の、ファンタジー色のある、魔女裁判のストーリーで好みの雰囲気でした!最後の最後でまさかの展開。途中、違和感はあったのですが、そうくるかぁーと騙されました。ライトな感じで読みやすくて良かったです。

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    魔女や魔術が存在する(と信じられている)世界で、証言や証拠から一つ一つ論理を組み立て、たった一人の犯人に辿り着く過程に、本格ミステリーものとしての強い説得力を感じた。
    少しダークな読後感も好みだった。

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    冤罪をどう晴らしていくのかという物語。

    「ある」ものを証明するのは可能だけど
    「ない」ものを証明するのは、ほぼ不可能。
    それをどうやって証明していくのか?

    物的証拠は無理だから、状況証拠で固めていく
    わけですが、苦労に苦労を重ねて
    冤罪を晴らしていく展開は、とてもおもしろかったです。

    途中でこ

    0
    2025年06月25日

    Posted by ブクログ

    特殊設定ミステリー。
    364ページありますが、中だるみもなく、サクサク読めました。
    おもしろかった!

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    魔女裁判に論理で立ち向かう話。科学捜査は見込めないし、村人の証言は有罪ありきのものしかない。そんな中でも証拠を積み重ね、一つ一つ論証していく。なかなか面白い試みだと思いますし、実際面白かった。あと、文章のテンポがいいです。
    本作を踏まえてのローゼンとリリの次の物語を読んでみたいですね。

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    うおーい。そう来るのかーい。衝撃的。 最初、ファンタジーを掛け合わせたミステリーだと思ったけど実は中世ヨーロッパで行われてたような魔女裁判が題材。不可能を可能にするというロジカル的な流れが好きだった。ただラストはなかなかのアンフェア。やはりそっち方面か!って感じ。

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    魔女狩りと魔女裁判!!!
    中世ヨーロッパの汚点!!

    魔女と嫌疑をかけられた女性たちは拷問を受け、自分が魔女だと自白させられ、魔女でない事を証明する事が出来ず、多くの人々が処刑されてしまいました。

    宗教の力が強すぎる場合の弊害・・・

    本来であれば宗教や思想は人々の心に安らぎを【もたらす物】でなけ

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    16世紀の神聖ローマ帝国、聖人信仰が根強い村を舞台に、まさに魔女裁判にかけられんとする少女を救うため、元法学部教授の青年が彼女の無実を立証しようと連続殺人の謎に挑む。
    魔女や魔術、まじないを信じる村人たちを相手に、「魔女でないこと」「魔術が行使されていないこと」と、いわば"悪魔の証明&qu

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    舞台は16世紀の神聖ローマ帝国。旅先の村で魔女裁判に居合わせた法学の元大学教授であるローゼンが魔女として告発されたアンの弁護をすることに。魔女裁判という過酷な状況をどうやって覆すのか…アンが無罪である材料を提示しても、痛い所をついてくる博識な領主もいて、魔女裁判の理不尽さがありつつ、論理的な応酬もあ

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    16世紀の神聖ローマ帝国。恋人をかつて魔女裁判で失った若き大学教授が、彼女の幼い義妹とともに旅先で魔女の疑惑をかけられた女性の弁護を請け負うことに。
    情景描写と魔女絡みの蘊蓄が説明くさくなく流れるような文章がすごく好みだし、何度もひっくり返されて最後まで気の抜けないミステリ。

    いくつもの真相が重ね

    0
    2025年06月30日

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