作品一覧

  • 死刑について私たちが知っておくべきこと
    3.8
    1巻968円 (税込)
    死刑制度に「なんとなく」で賛成または反対していませんか。冤罪があれば取り返しのつかない「究極の刑罰」にもかかわらずその実態は知られておらず、十分な議論もなされていない。日本の死刑制度とその運用にはどのような問題があるのか、維持するのならどうあるべきか、考えるための材料を示す。 【目次】第1章 死刑はどのように運用されている?/第2章 刑事政策の暗黒時代とその後/第3章 被害者を支援するとはどういうことか/第4章 死刑存置派と死刑廃止派の水掛け論/第5章 日本の市民は本当に死刑を望んでいるのか/第6章 「死刑は残虐な刑罰か」の過去・現在・未来/第7章 アメリカが死刑を維持するためにとった7つの観点/第8章 死刑存廃論のミニマリズム

ユーザーレビュー

  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     全体を通して読む人に寄り添った言葉遣いがされており、非常に読みやすいと感じた。
    難解になりすぎず、順序立てて説明されていたため、無理なく読むことができた。

     本の内容を通して、死刑制度について自分がいかに表面的な部分しか知らなかったかに気づいた。
    これまでは、「被害者のために死刑が必要なのではないか」や「死刑があることは抑止力としての機能が強いのではないか」といった感覚的な印象で捉えていた部分があった。

     しかし、実際には法律が被疑者や被告人を保護しているのは、被害者から守るためではなく、国家権力による強制的な捜査や冤罪を防ぐためであるという点が印象に残った。
     このように「なぜその制度

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    2026年03月30日
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り、死刑にまつわる様々な議論をデータを用いて詳細に説明されているため、正しい知識のもと死刑制度の是非を考えられる。
    著者は恐らく死刑制度反対なのだろうと感じた。私も反対派なので、実際は分からないがもしかしたら文章の中でその想いが表れてしまってるから著者の思想を想像できたのかなと思う。賛成派で意識して反対派に寄せた可能性もあるので、一概には言えませんが。
    そのため★4にしました。内容、読みやすさは5です!

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    2026年02月26日
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

    Posted by ブクログ

    親族、もしくは身近な関係間の殺人が多いのが日本の特徴であり、全く知らない赤の他人が被告人である割合は非常に少ないという事実を初めて知った。確かにこの本を読むまでは、死刑はあっても良いと思っていた。しかし、例えば自分の父親が母親を殺した場合、父親に極刑を求めるか、と問われると想像の域を超えたよく考えられない領域に入ってくる感覚を覚える。まさにそう言った考えられてこなかった、知られてこなかったこと、知るべきことを本書は改めて教えてくれる。中学生くらいからある程度歳をとった方々にも、普段あまり考えてこなかった死刑について、さまざまな角度から考える良い機会を与えてくれると思う。

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    2025年09月15日
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

    Posted by ブクログ

    思い込みや知識の不足から解き放たれ、死刑について考えるためにひとまず知っておくべきことについて、プリマー新書らしき適度な骨太さで解説が施されている。

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    2025年08月30日
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

    Posted by ブクログ

    薬理凶室の倫獄先生が推薦されていたのを見て、手に取った一冊。
    とても丁寧な文章と実例の提示、こまやかなデータの表示がされていて勉強になる本。
    論ずる前、俎上に上げる前に、その対象についての現状を可能な限り詳しく、そして論点を定めて、問題がどこにあるのかを精査するべきだという、ごくごく当たり前でありながら失念しがちな部分を小気味よく指摘している。
    また、不安が暴走することによる厳罰化に対する懸念と、現実にある加害者と被害者の関係や事件事故と、イメージされるそれのと乖離についても言及されていて、イメージの先行という落とし穴の怖さを実感した。自分は驚くほど実際を知らないし、現実を見ていないのだなと思

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    2025年08月08日

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