丸山泰弘のレビュー一覧

  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

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    死刑について書かれたこの本を読んでいるとき、癒されている自分がいた。知らなかったことを、ひとつひとつ知っていくごとに「あ、今知れてよかった」がある。そして、1人の力で世界を変えることはできずとも、「知る」ということだけで救われる誰かもいるような気がした。冷静に、一歩引いた視点から実情やものごとの背景を知ろうとする。その、たんたんとした無感情の論理展開が、いちばん優しくて、癒されたんだと思う。いつも不思議に思うのは、死刑について議論する人は自分が死刑になったり冤罪になったりすることを想定してないのかなということ。私は、人間なんて何があるかわからないと思う。私はこの本を読んで、本に登場したひとたち

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    2025年06月29日
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

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    タイトルの通り、死刑にまつわる様々な議論をデータを用いて詳細に説明されているため、正しい知識のもと死刑制度の是非を考えられる。
    著者は恐らく死刑制度反対なのだろうと感じた。私も反対派なので、実際は分からないがもしかしたら文章の中でその想いが表れてしまってるから著者の思想を想像できたのかなと思う。賛成派で意識して反対派に寄せた可能性もあるので、一概には言えませんが。
    そのため★4にしました。内容、読みやすさは5です!

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    2026年02月26日
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

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    親族、もしくは身近な関係間の殺人が多いのが日本の特徴であり、全く知らない赤の他人が被告人である割合は非常に少ないという事実を初めて知った。確かにこの本を読むまでは、死刑はあっても良いと思っていた。しかし、例えば自分の父親が母親を殺した場合、父親に極刑を求めるか、と問われると想像の域を超えたよく考えられない領域に入ってくる感覚を覚える。まさにそう言った考えられてこなかった、知られてこなかったこと、知るべきことを本書は改めて教えてくれる。中学生くらいからある程度歳をとった方々にも、普段あまり考えてこなかった死刑について、さまざまな角度から考える良い機会を与えてくれると思う。

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    2025年09月15日
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

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    思い込みや知識の不足から解き放たれ、死刑について考えるためにひとまず知っておくべきことについて、プリマー新書らしき適度な骨太さで解説が施されている。

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    2025年08月30日
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

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    薬理凶室の倫獄先生が推薦されていたのを見て、手に取った一冊。
    とても丁寧な文章と実例の提示、こまやかなデータの表示がされていて勉強になる本。
    論ずる前、俎上に上げる前に、その対象についての現状を可能な限り詳しく、そして論点を定めて、問題がどこにあるのかを精査するべきだという、ごくごく当たり前でありながら失念しがちな部分を小気味よく指摘している。
    また、不安が暴走することによる厳罰化に対する懸念と、現実にある加害者と被害者の関係や事件事故と、イメージされるそれのと乖離についても言及されていて、イメージの先行という落とし穴の怖さを実感した。自分は驚くほど実際を知らないし、現実を見ていないのだなと思

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    2025年08月08日
  • 死刑について私たちが知っておくべきこと

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    タイトル通り、日本の死刑制度の実態を解説している。本書の意図は度々登場する「賛成か反対かを論じる前に正しく知っておいてほしい」というもので、考えるつもりはないという人には本書を推奨していない。そして執行の描写が苦手な人にはキツイかもしれない。

    世の中で話題に出やすい「死刑による犯罪抑止力」「無期懲役では10年や20年で出てきてしまう」「残虐な刑罰」「被害者感情」といった言説に対しては誤解や情報不足があるため、データや実態、他国の例などできる限り挙げている。筆者自身は賛成か反対かどちらかの立場を取るわけではなく、その議論の前段階の知識を啓蒙している。

    死刑制度に関する価値観は後の世で変化して

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    2026年02月22日