ウィリアム・S・バロウズの作品一覧

「ウィリアム・S・バロウズ」の「ジャンキー 完全版」「クィア」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 裸のランチ 完全版
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    20世紀アメリカ文学史上、不動の地位を占める作家バロウズの代表作にして、ビートニク文学の最高峰作品。麻薬中毒の幻覚や混乱した超現実的イメージが全く前衛的な世界へ誘う。改訳・新組版。
  • ジャンキー 完全版
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    『裸のランチ』によって驚異的な反響を巻き起こしたバロウズのデビュー作。ジャンキー=麻薬中毒者だった著者がその体験を赤裸々に告白した自伝的小説。改訳・新組版。
  • クィア
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    麻薬中毒者リーは「触れあい」を求めて近づいた青年アラートンとともに南米へと旅に出る……笑いにまみれた孤独と喪失感、デビュー直後に執筆されながら長らく封印されてきた告白的純愛小説。

ユーザーレビュー

  • クィア

    Posted by ブクログ

    バロウズの中ではいちばん好きかも。『ジャンキー』と同じ文章が載ってると思ったら、やはりそうであった。

    0
    2025年09月14日
  • クィア

    Posted by ブクログ

    ウィリアム・バロウズ『クィア』を読んだ。メキシコシティに暮らすヤク中でゲイの中年男性リーと、若く美しい恋人アラートンとの短い恋愛の話。

    メキシコシティの社会情勢からくる荒廃した治安の悪さの描写と、そのなかに突然現れる美しいアラートン。男女の恋愛話なら、荒んだ日常にいきなり魅力的な人物が登場するのはよくあるフィクションの始まり方だと思う。

    作中には、いわゆるゲイバー(文脈的にはハッテン場的な意味合いに近い)で性行為の相手を探す場面がたびたび出てくる。そして、リーがアラートンとの関係を切実なまでに保とうとするのは、当時の同性愛者を取り巻く社会的承認の欠如と出会いの困難さから来るのではないかと思

    0
    2025年05月12日
  • クィア

    Posted by ブクログ

    もしかしたら初バロウズかもしれません。もうパッとしないのしないのって、本当にパッとしないオジサンの身勝手な一方通行のナルシスティックな愛を、ひと時の恋の思い出に変換したみたいな…どうしようもない激甘(歪んだ苦い甘み)ラブロマンスなので、もしかしたら太宰好きとかに良いのかもしれませんし、中島らも好きなら問題なく楽しめると思います。
    訳は滑らかでどこも止まることなくさらさらと進みます。読みやすい。

    0
    2025年04月10日
  • 裸のランチ 完全版

    Posted by ブクログ

    これなら中島らもの方が好きだな。乱痴気騒ぎならボリスヴィアンだし。最初と最後は上手かったが、あとはあまり美しくない単語の羅列に感じた。

    1
    2025年09月12日
  • ジャンキー 完全版

    Posted by ブクログ

    「麻薬は刺激ではない。麻薬は生き方なのだ。」
    「快楽とは物事を特別な角度から眺めることだ。」
    陶酔下の思考を濃密に描いていると思いきや、終始淡々とした文章。『裸のランチ』が楽しみ。

    0
    2025年08月22日

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