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  • ぼっちのアリは死ぬ ――昆虫研究の最前線
    3.9
    1巻902円 (税込)
    集団をつくり、他者との関わりをもって生きていこうとする性質である「社会性」……本書では、昆虫が苦手だった筆者がすっかり魅了され、10年以上にわたって見つめてきた、アリの不思議な世界をご紹介します。 【目次】第1章 なぜアリを研究するのか?/第2章 アリの生活史/第3章 孤立アリは早死にする/第4章 鍵はすみっこ行動/第5章 アリから学ぶ社会と健康

ユーザーレビュー

  • ぼっちのアリは死ぬ ――昆虫研究の最前線

    Posted by ブクログ

    地道な観察を続けてアリの暮らしを研究するという生態学で、飼育箱に1匹の働きアリと10匹の働きアリを入れたものを用意して比較観察すると単独アリの方が寿命が短い。書名「ぼっちのアリは死ぬ」の意味である。どうしてそうなるのだろうか。
    それを探るために研究は生態学を超え、遺伝子研究へと踏み込む。その詳細が本書である。
    一般的な動物行動学は素人にも分かりやすく読めるが
    遺伝子や細胞の研究となるとなかなか難解であった。ゆっくりと読み進めたが半分も理解できたかどうかというところ。
    私たちヒトも含めて動物の生態をきちんと解るためにはその方面の研究が欠かせないようだ。

    0
    2026年02月16日
  • ぼっちのアリは死ぬ ――昆虫研究の最前線

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて購入。

    蟻を細胞レベルで考察する機会なんて、この本を読まない限りはないかと思う。
    ニッチな研究に人生を捧げる研究者に敬意を抱きつつ、孤立アリにおけるさらなる解明を期待したい。

    0
    2025年05月12日
  • ぼっちのアリは死ぬ ――昆虫研究の最前線

    Posted by ブクログ

    昔、シムシティという街作りゲームを作ったクリエイターがその次にシムアースという作品を出した
    文字通り地球を作るゲームで、地震を起こして地形を隆起させたり、隕石を落として微生物を地球に発生させたり、やがてプランクトンが進化し陸へ上陸した時は幼いながら僕は感動した

    その次に出たのが
    シムアント だった
    なんとアリの巣を開拓するゲームだった
    プレイヤーはアリを操作して害虫を倒したり、またはその害虫を巣へと運びエサとし女王アリが巣を広げるのを待ち侘びるという非常にトリッキーな作品だった


    この本には遺伝子解明済のアリやハエを孤立させたり、どういう行動をとるのかという事が書いてある

    1回は思ったこ

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    2026年01月03日
  • ぼっちのアリは死ぬ ――昆虫研究の最前線

    Posted by ブクログ

    とてもわかりやすい文章で、生物研究の手法やアプローチの最前線を垣間見ることができた。DNAの解析や改変方法がここ10年ほどで、ノーベル賞を受賞するレベルでとても進化している。人の病気や寿命などに恩恵を得られる日も、そのうち来るのかもしれない。。と思った。また、全く知らなかったアリの生態を様々知ることができた。

    ひとりぼっちになったアリは、体内の肝臓に似た臓器に活性酸素が蓄積し、壁ぎわ(すみっこ)に留まるようになり、グループで暮らしているアリたちより何倍もの速さで死んでしまう。これは実験に基づいた事実。ただそれがなぜかは今後の研究が待たれる、とのこと。

    以下、トピック。

    ・育てやすく、1世

    0
    2025年12月06日
  • ぼっちのアリは死ぬ ――昆虫研究の最前線

    Posted by ブクログ

    『ぼっちのアリは死ぬ』というタイトルから、心理学の本かと思って手に取ったが、意外にもサイエンス本だった。
    たしかに、アリの“気持ち”を測ることはさすがにできないものね。

    本書でいう「ぼっち」とは、集団の中で浮いている個体ではなく、隔離された1匹のアリのこと。
    1匹になると子孫を残すことも、社会的な役割を果たすこともできなくなるので、「それはストレスだろうな」と思ってしまうが、本書はあくまで科学的アプローチで、からだに起こる変化に焦点を当てている。

    孤立環境に置かれたアリでは、脂肪体で活性酸素が発生し、結果として短命になる――どうしてそうなるのかは、今後の研究に委ねられているという。

    以下

    0
    2025年11月12日

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