仁平千香子の作品一覧
「仁平千香子」の「読めない人のための村上春樹入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「仁平千香子」の「読めない人のための村上春樹入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
村上春樹は好きで読んでいたが難解で理解できない場面は多々あった。理解出来ないのはそういう作風であり文体や情景を楽しむものだと思っていた。
謎めいた部分には作者なりのメッセージがあり伝えたい事が少し理解出来た。
村上春樹作品には自由な生き方を主体的に選択していくというテーマが強い。
型にはまった日本人には受け入れられない事が多いのかもしれない。自分に出来ることは限られているかもしれないがもっと自由に生きて良いと自信がもらえた。
オウム真理教への関心も強くアンダーグラウンドや1Q84などは宗教を通して善悪を完全に分断させる2局思考の危うさを読者に伝えている。
自由な生き方と善悪の判断、この2つを自分の頭で考えるきっかけを村上春樹は与えてようとしてくれていたのだ。
小説を再読したいと思わせてくれる新書だった。
Posted by ブクログ
村上春樹を読む気が昔からなぜか起きない(村上龍はたくさん読んだ)
映画『ドライブ・マイ・カー』が素晴らしくて、原作を読んだときも映画のほうが断然好きだった^^;
しかーし!
世界的に高い人気を得ているハルキ・ムラカミの話に外国人となったとき何も知らなくてよいのかという危機感からこの本を手に取った
村上春樹のテーマや特徴が分かり易く興味深くまとめられていて、これ読んだだけでも外国人との話はできそうww
でもそういえばこんな事も書いてあったから、
『本当に価値のあるものごとは往々にして、効率の悪い営為を通してしか獲得できないものなのだ。(『走ることについて語るときに僕の語ること』252頁)』
なのでとりあえずまずは1冊、『1Q84』を読んでみる!
※エルサレム賞(イスラエルで最高の文学賞)での受賞スピーチ(2009年)は刺さった (^^)
『Yes, no matter how right the wall may be and how wrong the egg, I will stand with the egg. Someone else will have to decide what is right and what is wrong, perhaps time or history will reveal it. But if there was a novelist who, for whatever reason, wrote works with [the belief of] standing on the side of the wall, of what value would such works be?(どれほど壁が正しく、卵が間違っていようと、私は卵に寄り添います。誰かがいずれ善悪の判断をしなければなりません。おそらく時間や歴史が明らかにするでしょう。しかし壁側に立とうとする小説家がいるのだとしたら、彼らが書く小説にどんな価値があるのでしょうか。)』
For some reason, I have never felt like reading Haruki Murakami (though I have read many works by Ryu Murakami).
The movie "Drive My Car" was wonderful, and even when I read the original work, I liked the movie version much more ^^;
However!
Feeling a sense of crisis about not knowing anything about Haruki Murakami, who is so popular worldwide, especially as a foreigner, I picked up this book.
The themes and characteristics of Haruki Murakami are clearly and interestingly summarized, so just by reading this, I feel I could have conversations with foreigners about him.
But then I remembered this was also written:
"Truly valuable things are often only attainable through inefficient endeavors." (From What I Talk About When I Talk About Running, p.252)
So, for now, I’ll start by reading one book, 1Q84!
Posted by ブクログ
書店で、表紙の色がオレンジ色の新書を探していたところ、この本に出会いました。
そういえば、学生の頃、わからないなりに、『海辺のカフカ』、『ノルウェイの森』、『1Q84』等を読んでいたなと思い出しました。当時、村上さんの作品は難解だけど、美しく、不思議な世界が描かれているなと感じていました。この本を読めば、当時の疑問が少しは解消されるのではと思い、購入しました。
読んでも細かいメタファー等は解明されなかったのですが、村上春樹さんの思想に触れ、自己啓発されたような気がします。率直に言って、読んで良かったです。村上春樹さんの解説本というよりは、自己啓発本として優れていると思います。村上春樹さんの小説を読んでいない方でも、十分に背中を押してくれる内容になっています。
村上春樹さんが、オウム真理教を熱心に取材されていたことや、ランナーであること、等知らなかったことも多々書かれていました。また、小説家になる際に、「橋を焼いた」という話があったのですが、その話はとてもかっこよく、しびれました。
印象に残った言葉も多かったのですが、その中でも特に、以下の一言が短いけど、自分には刺さりました。
「生産性に必要なものは健康と集中力だ」
現代のサラリーマンはいろいろなものを犠牲に働いているけど、生産性を高める方法が間違っているのではないかと、問題提起されているようでした。私も健康と集中力の向上を意識して、日常を過ごそうと思いました。