作品一覧

ユーザーレビュー

  • 強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    働き過ぎで双極性障害を負った著者だからこそ、それまで自分が描いていた「ビジネスパーソン」たるものの像から、それは偶々がもたらした像だったと気づくまでの軌跡。実感がこもっており、共感した。

    結論として、(1)人生とは偶有性に翻弄されて続ける中で生きること。であるならば、自分の理想と現実が合わなくても、それをまずは引き受けるしかない。あがらうのではなく、偶々そういう役回りが自分に振られた と淡々と受け止める。(2)そうであっても、口惜しさは残る。なんで自分なんだ。そのプロセスを、一瞬一瞬を生きる。

    と書かれていて、竹田青嗣の解釈によるニーチェの永劫回帰思想。「もしこれが永遠に繰り返されても、私

    0
    2026年04月05日
  • 強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考

    Posted by ブクログ

    弱さを自覚しながらも生きるっていうのは開き直っていて過ごしやすいか、というとそうでもないと思う。逆に、弱いことに気づかずに「こういうものだから」って生きている方が楽な気もする。
    ただ、その「こういうもの」に違和感を感じてくると、そこからいろんな物を上手くはめ込むのに力がいるよね。

    この本は「こうだからこうだと思う」といいつつも、でも自分も実践できてないけどね、と言ってくれることがとても優しく響く。

    0
    2026年04月04日
  • 強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考

    Posted by ブクログ

    それほど期待せずに手に取ったのだけれど、自分にとって非常に重要な本の一つになった。

    自分という人間が、いかにほくらの時代特有の経済的な価値と自分の価値を同一視するという短絡的な価値観に囚われているのかに気づくことができた。自身の中に内面化している偏った価値観の存在に気づくことができた。これはとても大きなことだと思う。

    また一つ大きな気づきだったのは、能力主義に囚われている自分の価値観と、そのあやふやさ、そしてもし能力主義を手放したとして、他の価値観を尺度として持ってきた場合には、結局能力主義と同じ過ちを繰り返すことになるのだということ。つまり、能力主義を全面的に否定すべきではないということ

    0
    2026年03月01日
  • 強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。ビジネスパーソンには、調子のいいうちに読んでおいてほしい1冊。
    メンタルの話なんだけれどもふわっとせず、タテヨコの視点を使って辻褄合う形で説明してくるので、確かにいまの日本人としての私ってこうだなあ、と納得させられた。それに考えが浅くない、鬱になって何度も何度も自省したんだろうなと、その時間の長さに思いを馳せた。
    著者の井上さんは編集者をやってたことがあるそうで、担当の『転職の思考法』読んだことあるあるー。この本のタイトルもいいよね、手に取っちゃう。
    そして本書内で引用される本、厚さの割にとても多いので、本当に本をたくさん読んでるんだなあと思った。
    いろいろと考えたり思い出しな

    0
    2026年02月04日
  • 強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考

    Posted by ブクログ

    早くも今年一に出会いました。
    経済の論理と個人の思いとのアンバランスさをとても分かりやすく書いてくれています。

    読むと救われる人しんどくなる人いると思います。
    そこに「弱さ考」の弱さがあります。弱いから書ける、弱いから言える。ある章にも書かれていましたが、双極性障害を発症したからこそ言えることがあります。

    そしてそれに共感できるからこそ、感じたことを言えることがあると思いました。

    本気でノートを書きながら読んだからか、身に染みている感覚がある。これほどまで自分に浸透している本はいまだなかった。と言うか、浸透させようとしてなかったのかもしれない。

    0
    2026年01月17日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET