作品一覧

  • エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法【電子特典付き】
    4.0
    1~2巻748~814円 (税込)
    目の前で女の子が車に撥ねられた。 その日、初めて僕は禁忌と知りながら一般人に魔法を使った。 彼女は助かったが、「破壊」以外の魔法が下手な僕は家入ナギを猫にしてしまった。 『魔法憑き』の人間は魔法を使えるようにならないと魔物になってしまう。 ……このままだと、僕がナギさんを消さなくてはならない。 彼女に魔法を使えるようになってもらうため、師匠の千歌さんにも力を借りて特訓を始める。 だが、ナギさんが呪文を唱えても魔法は発動しない。 迫るタイムリミット、何かを隠す師匠、どこかちぐはぐなナギさん。 そして僕、斬桐シズキの空白の過去。 現代の魔法使いと少女の生き方を描く、退廃的ジュブナイルファンタジー開幕!【電子限定!書き下ろし特典つき】

ユーザーレビュー

  • エンバーミング・マジック2 青春を殺す魔法【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『エンバーミング・マジック2 青春を殺す魔法』は、青春と魔法という一見相反する要素を用いながら、「選択が取り返しのつかない結果を生む」という現実を、最後まで誠実に描こうとした意欲作だった。魔法は希望や救済ではなく、行使する者に倫理と責任を突きつける装置として機能し、登場人物たちはその重さに抗いきれないまま、未熟な判断を重ねていく。その姿は痛々しくもあり、同時に強いリアリティを伴って胸に迫る。

    本作が優れているのは、青春を美化することを拒み、むしろ「若さゆえに避けられない過ち」や「善意が裏目に出る瞬間」を丁寧に描き出している点にある。正解のない状況で選択を迫られ、その結果に押し潰されそうになり

    0
    2026年01月30日
  • エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法』は、死と魔法という相反する概念を同じ場に据えながら、そこに静かな尊厳と揺るぎない希望を見いだしていく物語だった。魔法が万物を可能にする万能の象徴ではなく、むしろ“奪ってしまう力”として描かれる本作の世界には、どこか冷たい陰影が差している。それでも、登場人物たちはその暗がりの中で確かに前へ進もうとする。そこにこの物語の強さがある。

    エンバーミングという行為が「魔法を止める手段」となる設定は、単なる特殊能力としてではなく、死と向き合う技術そのものに光を当てている。誰かの最期に触れ、残された者の痛みと向き合うからこそ、その手は他者の未来を守る力に変わる。

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    2025年12月12日

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