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作品一覧

  • エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法【電子特典付き】
    値引きあり

    エンバーミング・マジック

    ラノベ

    4.0
    1~2巻99~407円 (税込)
    目の前で女の子が車に撥ねられた。 その日、初めて僕は禁忌と知りながら一般人に魔法を使った。 彼女は助かったが、「破壊」以外の魔法が下手な僕は家入ナギを猫にしてしまった。 『魔法憑き』の人間は魔法を使えるようにならないと魔物になってしまう。 ……このままだと、僕がナギさんを消さなくてはならない。 彼女に魔法を使えるようになってもらうため、師匠の千歌さんにも力を借りて特訓を始める。 だが、ナギさんが呪文を唱えても魔法は発動しない。 迫るタイムリミット、何かを隠す師匠、どこかちぐはぐなナギさん。 そして僕、斬桐シズキの空白の過去。 現代の魔法使いと少女の生き方を描く、退廃的ジュブナイルファンタジー開幕!【電子限定!書き下ろし特典つき】
  • エンバーミング・マジック1 魔法を殺す魔法
    NEW

    エンバーミング・マジック

    少年・青年マンガ

    -
    1巻902円 (税込)
    『いつも殺す僕でも、助けたっていいのではないか』 目の前で少女が車にはねられた。 その日、魔法使いの少年・斬桐シズキは禁忌を犯す。 一般人に魔法を使い、彼女の命を救ったのだ。 だがその代償として、少女・家入ナギは猫の姿になってしまい――? MF文庫Jライトノベル新人賞第20回目≪最優秀賞≫受賞作!
  • エンバーミング・マジック【分冊版】 1
    無料あり

    エンバーミング・マジック【分冊版】

    少年・青年マンガ

    -
    1~11巻0~110円 (税込)
    『いつも殺す僕でも、助けたっていいのではないか』 目の前で少女が車にはねられた。 その日、魔法使いの少年・斬桐シズキは禁忌を犯す。 一般人に魔法を使い、彼女の命を救ったのだ。 だがその代償として、少女・家入ナギは猫の姿になってしまい――? MF文庫Jライトノベル新人賞第20回目≪最優秀賞≫受賞作! 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。

ユーザーレビュー

  • エンバーミング・マジック2 青春を殺す魔法【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『エンバーミング・マジック2 青春を殺す魔法』は、青春と魔法という一見相反する要素を用いながら、「選択が取り返しのつかない結果を生む」という現実を、最後まで誠実に描こうとした意欲作だった。魔法は希望や救済ではなく、行使する者に倫理と責任を突きつける装置として機能し、登場人物たちはその重さに抗いきれないまま、未熟な判断を重ねていく。その姿は痛々しくもあり、同時に強いリアリティを伴って胸に迫る。

    本作が優れているのは、青春を美化することを拒み、むしろ「若さゆえに避けられない過ち」や「善意が裏目に出る瞬間」を丁寧に描き出している点にある。正解のない状況で選択を迫られ、その結果に押し潰されそうになりながらも前に進もうとする姿は、ファンタジーの枠を越えて、現実の人生とも重なって見える。読後に残るのは爽快感ではなく、思考と感情の余韻であり、それこそが本作の誠実さを物語っている。

    一方で、シリーズがこの巻で打ち切りとなったことは、やはり惜しまれる。物語としてさらに踏み込めたであろうテーマや、深まるはずだった人間関係を思うと、未完の印象が残るのは否めない。しかし同時に、商業的な都合とは別に、この作品が描こうとした核心――青春が必ずしも救いではなく、時に人を壊すものであるという視点――は、すでに十分な強度をもって提示されているとも感じる。

    完結に至らなかったからこそ、この物語は読者の中で思考を続ける余地を残した。打ち切りは残念だが、それによって作品の価値が損なわれたわけではない。むしろ、安易な結論に回収されなかったことで、「青春と魔法の危うさ」というテーマは、より鋭く記憶に刻まれる。未完でありながら、確かな爪痕を残す一作だった。

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    2026年01月30日
  • エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『エンバーミング・マジック 魔法を殺す魔法』は、死と魔法という相反する概念を同じ場に据えながら、そこに静かな尊厳と揺るぎない希望を見いだしていく物語だった。魔法が万物を可能にする万能の象徴ではなく、むしろ“奪ってしまう力”として描かれる本作の世界には、どこか冷たい陰影が差している。それでも、登場人物たちはその暗がりの中で確かに前へ進もうとする。そこにこの物語の強さがある。

    エンバーミングという行為が「魔法を止める手段」となる設定は、単なる特殊能力としてではなく、死と向き合う技術そのものに光を当てている。誰かの最期に触れ、残された者の痛みと向き合うからこそ、その手は他者の未来を守る力に変わる。とても静かなのに、圧倒的な重みを感じる瞬間が何度もあった。

    物語の核には、喪失を抱えた人々がどう再び立ち上がるかというテーマがある。痛みは簡単に消えないし、過去は取り返せない。けれど、失われたものと向き合う過程で、彼らは「まだ守れるものがある」ことに気づいていく。その姿は決して派手ではないが、一歩ずつ積み重ねるような強さがあり、胸の深いところに響く。

    そして読後に残るのは、陰りではなくほのかな光だ。絶望を背景にしながらも、物語は“生きていく”という意志を静かに肯定してくれる。死を巡る世界で紡がれるこの小さな希望の灯りこそ、本作の最大の魅力なのだと思う。

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    2025年12月12日

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