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  • コミック・ヘブンへようこそ
    3.4
    1巻2,200円 (税込)
    本書に登場するのは今日も何事もなく生きていくために奮闘する、私たちの周りの特別でない人たち。 24時間営業の地下マンガ喫茶での夜勤中に絶体絶命の危機を経験し(「コミック・ヘブンへようこそ」)、がん患者がかつらを探しに行き(「秋夕目前」)、つらい毎日を送る売れない俳優に奇跡が起こり(「ほとんど永遠に近いレスリー・チャンの全盛期」)、兵役中のボーイフレンドを待つ女性たちが集まったインターネットコミュニティに没頭することもある(「IDはラバーシュー」)。 温かい視線とユーモアを交えながらSF、ホラー、コメディまで、韓国文学界の新鋭作家が放つ傑作短編集。 『ベル・ジャー』『危険なトランスガールのおしゃべりメモワール』が大好評、海外文学シリーズ「I am I am I am」第三弾!

ユーザーレビュー

  • コミック・ヘブンへようこそ

    Posted by ブクログ

    「シャーリー・クラブ」に引き続き、こちらもキュートな短編集!特に「恐竜マニア期」「IDはラバーシュー」「ミルクメイド」が好きでした。挿絵も可愛い。もっとパク・ソリョンさんの本読んでみたいな。

    0
    2025年02月04日
  • コミック・ヘブンへようこそ

    Posted by ブクログ

    【どこに連れ去られるかわからないポップさ】SF、ホラー、コメディー。なんでも書いちゃう作家の短編集。なんていうか、嗅いだことのない匂いがする作品だらけ。まさか、本を読んでいて初めて「えーっ?!」と叫び声を上げました。家にいて良かった...笑。

    韓国女子ってパワフルだから大好き。ハン・ガン以来、すっかりハマってしまった韓国文学。果たしてこの沼に、行き止まりはあるのでしょうか。

    0
    2025年02月03日
  • コミック・ヘブンへようこそ

    Posted by ブクログ

    登場人物たちの今後の人生の中でふとした時にその日のことを思い出すんだろうなというような一日が描かれたショート作品だと思う
    「ほとんど永遠に近いレスリー・チャンの全盛期」と「恐竜マニア期」が好きだった

    0
    2025年09月26日
  • コミック・ヘブンへようこそ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ☆3.2
    日常のワンシーンを切り取ったような短編集。以下それぞれの感想。

    『コミック・ヘブンへようこそ』
    嫌味で面倒な社長が監視する半地下の漫画喫茶で夜勤バイトをする主人公。客は一人だけだが、大雨でトイレの水が溢れ床は浸水する。
    何とも鬱々としてくる現状とトラブル。停電したところで終わるのでその後の物語の布石か。と思ったがそうでもなく、ぷつんと幕を閉じる締めくくりが停電という明かりが落ちる現象になぞらえられているということか。ちょっと味気ない。

    『自分の場所』
    読んでて胸糞悪いばかりだった。韓国社会ってこれが前時代的だと分かりながらも横行しているのだろうか?陰湿で頭の悪い嫌がらせをインター

    0
    2025年06月07日
  • コミック・ヘブンへようこそ

    Posted by ブクログ

     面白いです♪

    ちょっとショートショートっぽい短編が9編。

     SFと言っていいのでしょうか?
     不思議な世界の展開に、笑えます♪

     え! そう来る? そう終わる? の連続です♪

    この世界、楽しいですよ♡

    カラーの挿絵ページもカワイイです♡

    0
    2025年02月12日

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