朝日新聞「国立大の悲鳴」取材班の作品一覧
「朝日新聞「国立大の悲鳴」取材班」の「限界の国立大学 法人化20年、何が最高学府を劣化させるのか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「朝日新聞「国立大の悲鳴」取材班」の「限界の国立大学 法人化20年、何が最高学府を劣化させるのか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2004年に国立大学が法人化されて以降20年が経過、この間、国は「選択と集中」をスローガンに運営費交付金の減額と、競争資金の増額を進めてきた。
本書は、これが結果的に国立大学の研究力の低下や疲弊を招いたとして、学長や教職員に対する数々のアンケートも踏まえ、警鐘を鳴らす。
運営費交付金は教職員の人件費や研究費、光熱費などに充てられるもの。これが04年度から15年度の間に1470億円削減された。これにより、一部のトップ大学を除き、地方大学は疲弊、若手の研究者が期限付きの雇用となったり、施設や設備改修ができなくなったりしているという。
足りない分は、競争的資金や企業との共同研究、寄付といった外部資金