谷原つかさの作品一覧
「谷原つかさ」の「「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「谷原つかさ」の「「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
匿名
面白かったです。
「世論とは何か」をテーマに、データ分析に基づく考察が展開されており、新しい見方ができました。
SNSという手段ができて誰もが簡単に自分の意見が発信できる現代で、情報の本質を掴むことの大切さと難しさを感じました。
調査方法や調査対象、統計処理の方法、参考文献など細かい表記に配慮されており、「簡単に読める(ようにしてくれた)論文」のような感じです。
SNSの特徴と社会の反応を客観的に知ることができて、とても面白かったです。
Posted by ブクログ
私はX(旧Twitter)はほとんど使わない。
というのも最近は過激な意見が多く、殺伐としていて心が疲れてしまうからだ。
右も左も罵倒しあって、妊婦や母親は常識がないし乗り物では嫌な思いをするし夫婦は不倫をするもので…。
でも、それって本当かな?
特に何もない人は話すことがないのでは?
本書はそんな「なんとなく」感じている「印象」について、データ分析を元に構造や実態を解明しようとするものだ。
結論から言えば、私が感じていた「印象」(イメージ)は当たってもいるし当たってもいない。
例えば、ネット右翼は男性が顕著に多い(118頁)一方で、保守的な人の方がアクティブであるという実証はなされなかった