作品一覧

  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体
    3.9
    1巻1,023円 (税込)
    「民意」を作るのは、わずか0.2%のユーザーだった! ネット上で多数派に見える意見や大きな広がりを見せた運動は、必ずしも実際の世論と相関しない。もはや「常識」にも思えるこの乖離は、なぜ、どのように生まれるのか? 思い込みや偏見・党派性を排した定量的なデータ分析のみに基づき、ネット世論の実態や生成プロセスを解剖する。国政選挙や地方首長選挙から旧ジャニーズ事務所性加害問題まで、ネット上に形成された「民意」の正体に迫り、社会変革の可能性までを論じる快著

ユーザーレビュー

  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    匿名

    購入済み

    面白かったです。

    「世論とは何か」をテーマに、データ分析に基づく考察が展開されており、新しい見方ができました。
    SNSという手段ができて誰もが簡単に自分の意見が発信できる現代で、情報の本質を掴むことの大切さと難しさを感じました。
    調査方法や調査対象、統計処理の方法、参考文献など細かい表記に配慮されており、「簡単に読める(ようにしてくれた)論文」のような感じです。
    SNSの特徴と社会の反応を客観的に知ることができて、とても面白かったです。

    #タメになる

    0
    2024年09月16日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ


    ネット世界はマイノリティーのマジョリティー化になりやすいことがよく分った。

    フィルターバブルとエコーチェンバー下にいることに意識していきたい。

    事実と意見を分けて考えていくことが大事であるんだな。

    0
    2024年08月28日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ

    自分が目にしたその情報が「事実」なのか「意見」なのか。世の中が情報であふれる今、この視点は大切にしたいと思う

    0
    2025年01月20日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ

    私はX(旧Twitter)はほとんど使わない。
    というのも最近は過激な意見が多く、殺伐としていて心が疲れてしまうからだ。
    右も左も罵倒しあって、妊婦や母親は常識がないし乗り物では嫌な思いをするし夫婦は不倫をするもので…。
    でも、それって本当かな?
    特に何もない人は話すことがないのでは?
    本書はそんな「なんとなく」感じている「印象」について、データ分析を元に構造や実態を解明しようとするものだ。

    結論から言えば、私が感じていた「印象」(イメージ)は当たってもいるし当たってもいない。
    例えば、ネット右翼は男性が顕著に多い(118頁)一方で、保守的な人の方がアクティブであるという実証はなされなかった

    0
    2024年10月21日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ

    ネットと付き合う際の距離感を考えさせてくれた。
    マスメディアとネットメディア、どちらも鵜呑みにするのではなく、それぞれの特性を理解した上で観ることが大切と思う。

    0
    2025年09月17日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!