谷原つかさのレビュー一覧

  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    匿名

    購入済み

    面白かったです。

    「世論とは何か」をテーマに、データ分析に基づく考察が展開されており、新しい見方ができました。
    SNSという手段ができて誰もが簡単に自分の意見が発信できる現代で、情報の本質を掴むことの大切さと難しさを感じました。
    調査方法や調査対象、統計処理の方法、参考文献など細かい表記に配慮されており、「簡単に読める(ようにしてくれた)論文」のような感じです。
    SNSの特徴と社会の反応を客観的に知ることができて、とても面白かったです。

    #タメになる

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    2024年09月16日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ


    ネット世界はマイノリティーのマジョリティー化になりやすいことがよく分った。

    フィルターバブルとエコーチェンバー下にいることに意識していきたい。

    事実と意見を分けて考えていくことが大事であるんだな。

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    2024年08月28日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ

    自分が目にしたその情報が「事実」なのか「意見」なのか。世の中が情報であふれる今、この視点は大切にしたいと思う

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    2025年01月20日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ

    私はX(旧Twitter)はほとんど使わない。
    というのも最近は過激な意見が多く、殺伐としていて心が疲れてしまうからだ。
    右も左も罵倒しあって、妊婦や母親は常識がないし乗り物では嫌な思いをするし夫婦は不倫をするもので…。
    でも、それって本当かな?
    特に何もない人は話すことがないのでは?
    本書はそんな「なんとなく」感じている「印象」について、データ分析を元に構造や実態を解明しようとするものだ。

    結論から言えば、私が感じていた「印象」(イメージ)は当たってもいるし当たってもいない。
    例えば、ネット右翼は男性が顕著に多い(118頁)一方で、保守的な人の方がアクティブであるという実証はなされなかった

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    2024年10月21日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ

    ネットと付き合う際の距離感を考えさせてくれた。
    マスメディアとネットメディア、どちらも鵜呑みにするのではなく、それぞれの特性を理解した上で観ることが大切と思う。

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    2025年09月17日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    衆議院・参議院・大阪府知事選挙でのネットの投稿としてXがどのように変化していくかに量的分析を行った結果の説明が主体である。フジテレビの事件の話題についてのXの投稿も調べている。
     大学生が卒論でこのままの調査をやるのは大変である、3000人で半数の1500人はXをやっていないので、分析から除かれてしまう。大学生が行うのはせいぜい100人レベルであろう。

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    2025年05月02日
  • 「ネット世論」の社会学 データ分析が解き明かす「偏り」の正体

    Posted by ブクログ

    新書コーナーで目に留まり購入。

    ネット(本書はXに限定)の意見と、実際の選挙結果はどうなっているか、2021年の選挙はじめ複数の分析結果が非常に興味深く、フィルターバブルやエコーチェンバーというものを分かりやすく示しているように感じた。
    一方、後半はジャニーズの事例などネット世論からマスメディア側に広がっていく事例やファクトチェックも入っており、ネット世論という概念を理解するうえで役立つと感じた。

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    2024年11月30日