作品一覧

  • 圧勝の創業経営
    4.2
    ベストセラー『運』に続く“最強の遺言” 北尾吉孝、似鳥昭雄、藤田晋、入山章栄…… ドン・キホーテ創業者の安田隆夫氏が、異能の創業経営者・経営学者を相手に、熱き“知的格闘技戦”を繰り広げる対談集。 ●まえがき 本書はおそらく私にとって最後の作品になるが、いま私のなかで改めて、一つの確信が深まっている。 それは、積極的にリスクを取り、挑戦を続ける者だけが、仕事や人生において「勝利」を掴めるということだ。 しかも、目指すべきは単なる「勝利」ではない。「圧勝」である。勝って勝って勝ちまくり、「これでもか」という気迫で大勝ちを取りにいかなければならない。私はこれを「圧勝の美学」と呼んでいる。 そうやって目一杯の果実を収穫しておけば、不運が巡ってきたときに耐え忍べるし、思いきった挑戦をすることも可能になるのだ。 これは一個人の人生だけでなく、日本という国全体にも通じる考えである。 読者の皆さんがこの対談集に感化され、自分だけの“革命”を起こそうと、一歩踏み出す勇気や元気を持つことができれば幸いである。 ●目次(一部) 第一章 ビジョナリーカンパニーと創業経営 ×北尾吉孝(SBIホールディングス会長兼社長) 第二章 異能の創業経営者の驚くべき精神構造 ×似鳥昭雄(ニトリホールディングス会長) 第三章 経営のことは全て「麻雀」から学んだ ×藤田晋(サイバーエージェント社長) 第四章 狩猟本能とリーダーシップ ×入山章栄(早稲田大学ビジネススクール教授)
  • 運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」
    4.2
    無一文から2兆円企業へ――ドン・キホーテを成功に導いた「運」の極意 三十四期連続で増収増益を成し遂げ、売上二兆円のドン・キホーテ。 無一文から日本を代表する創業経営者へ――そんな大成功の裏には「運」の存在があった。 私は「運任せ」という言葉が嫌いだ。自らの運をコントロールし、人生を切り拓け。 生涯をかけて学んだ、人生とビジネスにおける「勝利の法則」を惜しみなく伝授する! ●「はじめに」より 今でも私は自分の身の上話をすると、多くの人から、「安田さんは本当に運が強いですね」などとよく言われる。だが、私自身は特別に運が強いわけではない。災難を招いた「不運」を、「幸運」に変える力が強いのだ。 私は、人によって運の総量そのものに大差はないと考えている。現実を見れば、明らかに運のいい人とそうでない人はいるだろう。しかし、それは与えられた運をどう使ったかという違いに過ぎない。すなわち、運のいい人とは「運を使い切れる人」であり、運の悪い人は「運を使い切れない人」あるいは「使いこなせない人」だと言える。 詳しくは本文で説明するが、運を良くする行為、悪くする行為は必ずある。例えば、不運の時の悪あがき(第二章)や、他罰的な言動(第四章)は、運を著しく落とす要因となる。 つまり、運は自分自身でコントロール可能なものなのだ。 「人生の指南書として、常に傍に置いておきたい」(北尾吉孝・SBIホールディングス会長兼社長) 「あなたは『主語の転換』できますか?」(テリー伊藤)

ユーザーレビュー

  • 圧勝の創業経営

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近メディア(NewsPicksなど)に出るようになったと思っていたら、なるほど。そのような理由だったのですね。本人曰く、遺言のようなものとのこと。一代で、しかも50歳を越えてから急激に成長させ、今や2兆円ほどの売上を誇る事業ならびに企業グループをつくりあげた手腕を、余す所なく公開しています。経営者や組織づくりを担っている人向けの内容が多いですが、「運は自分で引き寄せるもの」。「主語の転換」や「信用性の積み重ねが一番大事」など、個人が人生を歩んでいく上で重要なキーワードも、たくさん盛り込まれていて、大いに参考になりました。対談相手も含め、このような書籍を企画した文藝春秋さんは、さすがだと感心し

    0
    2025年10月14日
  • 運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」

    Posted by ブクログ

    徒手空拳から二兆円企業を築き上げた、
    創業者・安田さんによる「運」の自伝的な一冊。

    二十代ではプロ雀士として糊口を凌いでいたという。
    その破天荒な生き方に、強い興味を覚えた。

    起業家としても雀士としても、圧倒的な実績を残した安田さん。
    「運」を語るにこれほどの資格を持つ人はいないだろう。

    語られる運の秘訣は、驚くほどロジカルで説得力がある。
    世に「運をつかむ方法」を説く本は多いが、
    「運を下げる行動」に光を当てている点は、まさに目から鱗だった。

    0
    2025年09月02日
  • 運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」

    Posted by ブクログ

    ドンキホーテの創業者の考え方。
    運を信じる。
    楽観して挑戦する。
    サンプル数が多いほど、平均は母集団に近づく。
    運におけるハウスになる。
    お客様の立場になって考える。

    0
    2025年08月24日
  • 運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」

    Posted by ブクログ

    素晴らしい本でした。読み返す価値のある内容です。

    「運は、本人の意思と努力次第で、ある程度はコントロール可能だということだ。」
    「当たり前のことだが、運は天から降ってこない。自ら果敢に挑戦する者にだけ盛運が訪れる。失敗することや傷つくことを恐れて、何にも挑戦しない日々を過ごしていたら、いつまでたっても成功者にはなれないのだ。」
    「究極の能力は何かと問われれば、迷わずに私は「人格」と即答するだろう。「この人のためなら一生懸命やってやろう」と、部下や周りの人たちに思わしめる能力に勝るものはない。そしてそれを突き詰めれば、最終的にはその人独自の魅力や人間味、言い換えれば人格そのものに行き着くのだ。

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    2025年05月06日
  • 運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」

    Posted by ブクログ

    ドン・キホーテ創業者のとても興味深い人生75年✖️5倍の密度の実践を繰り返した軌跡。
    それを当社においてまとめた『源流』と呼ばれる社訓がある、それを書籍にしたものである。
    運と一口に言っても短期的なツキとは違う。
    出来る最善を尽くして巡ってきた運(成果)を余すことなく使い切り、かつ最大化することができるかどうかである。
    個人、集団にある順回転を自ら生み出すには、他罰的な人とは距離を置きつつ、時間の経過の中で見極めが進む中での人との距離感の達人となる必要がある。
    それは適切な付き合いのほか、経営者と使用人、会社と顧客の関係にも生きる主語の転換という表現に表れている。
    個人としての著者はわからない

    0
    2025年03月12日

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