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ユーザーレビュー

  • AIは短歌をどう詠むか

    Posted by ブクログ

    ・人間が短歌をどう作っていくのかというプロセスをAIに教えるために細かく言語化された感じがあり面白かった。

    ・短歌の面白さを日常的に使われる言葉とのズレから生じるとして、そのズレ(=「飛躍」)をどう自然な言語を話す生成AIで実装するかという話が面白かった。

    ・「飛躍」の強弱を調整しながら短歌を作り上げていくプロセスの結果、自分がいいと思える短歌ができるというのは見ていて不思議だった。

    ・AIは入力となる上の句(最初の5文字、12文字などでもよい)がないと短歌が生成ができないのは確かになあと思ったが、人間も無から短歌を生み出しているわけではないから構造は同じだと思った。

    ・"A

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    2025年10月20日
  • AIは短歌をどう詠むか

    Posted by ブクログ

    俵万智さんが『生きる言葉』でお勧めされていたので読みました。


    人間はAIに「何を任せるか」という視点
    P101
    人は短歌を詠みたい「きっかけ」や「気持ち」、またひょっとすると「予感」のようなものまでが自然と湧き上がってくる。あるいは能動的に掴むことができる生き物です。
    これは、短歌を簡単に生成できるAIを前にしたとき、際立ってくる性質のように感じます。
    (中略)
    AIによる生成では、歌をつくりたい。誰かに伝えたい、といった動機の部分が存在していません。


    第3章「詠む」前に「語る」
    疑似短歌を学習したAIの生成を見てみる。
    P110
    入力
    はたらけどはたらけど猶
    生成
    活躍の道は限られる

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    2025年08月02日
  • AIは短歌をどう詠むか

    Posted by ブクログ

    丁度、AIが生成した短歌のクオリティの高さに驚き、これなら素人の私がわざわざ拙い歌をうんうん考えて詠む価値など無いのでは?と考え出した時に出会った本で、すぐに購入して読みました。
    読んだ結果、己なりのAIとの上手い付き合い方をしていこう思え、趣味の短歌を続ける意味も見出せました。ありがとうございます。
    分かりやすい文章でAIの仕組みについても知れて良かったです。

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    2024年06月28日
  • AIは短歌をどう詠むか

    Posted by ブクログ

    AIと人間の発想の違いが具体的に感じられた。また、いい短歌や詩に感じられる共通点の「ちょうどよい飛躍」について視点が得られた。

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    2025年11月02日
  • AIは短歌をどう詠むか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    俵万智さんの『生きる言葉』の「万智さんAI」の詳細が気になり、読んだ。AIの本は何冊か読んだが、言葉がテーマになっており、異なるアプローチで興味深かった。AIの言語モデルの仕組みを解説した上で、AIの作る短歌の制作過程を見ると、人間とAIの違いがわかる。読む前はAIは人間らしい短歌を作り出せると楽観的な考えだったが、一筋縄ではいかないことがわかった。また、どうすればAIを活かせるのかを考えるようになった。著作権などの問題なども含め、上手く付き合っていく方法を考えていきたい。

    0
    2025年09月06日

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