作品一覧

  • 「モノ言う株主」の株式市場原論
    3.8
    1巻924円 (税込)
    新NISAで投資への関心が高まったこともあり、株価はバブル期の最高値を超えた。だが「失われた30年」で開いた海外との差はまだまだ大きい。逆にいえば、やり方しだいで成長に転じる潜在力が日本企業にはあるとも言えよう。それでは、どこをどう変えればいいのか? まずは「ふつうの資本主義」を取り戻すことから始めなければならない。しかるに、日本企業は内部留保を抱え、研究開発や新規事業への投資に消極的であり、親方日の丸からの天下りなどガバナンスにも問題が大きい。著者は、そんな諸課題を抱える企業を相手に「社長はおやめになったほうがいい」と直言してきた国内アクティビスト(モノ言う株主)の代表格・株式市場と企業経営の本質を喝破するとともに、ピカピカの会社ではなく、あえて改善点が多い会社に投資してきた自らの哲学を明かす。

ユーザーレビュー

  • 「モノ言う株主」の株式市場原論

    Posted by ブクログ

    面白かった。企業の事業そのものというよりはガバナンスの歪みや弛みに着目して投資を行い、リターンを得るアクティビストの考え方が学べる。世に嫌われがちだが、必要悪でもある存在、それがアクティビストである。
    いや、悪なのかさえも怪しい。彼らは法律に則り活動しており、やましいことはしていないのだから。

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    2025年06月25日
  • 「モノ言う株主」の株式市場原論

    Posted by ブクログ

    上場企業の多くがPBR1以下、ROE8%未満。
    株主提案にほとんどの企業の取締役会は不同意なのに、提案後に増配したり政策保有株手放したりなんらかの動きを見せてる。中には株式分割してるとこもあるけど、少数株主を舐めてるとしか思えない。
    社外取締役って何やってんだろ?
    他の機関投資家は何やってんだろ?と逆に思ったよ。スチュワードシップコードとは?
    直近ではフジメディアHDの動きに注目してる。

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    2025年05月05日
  • 「モノ言う株主」の株式市場原論

    Posted by ブクログ

    2024/06/29 「株式市場原論」丸木強アクティビスト
    東大法 野村證券 村上ファンドを経て、ユニークな経歴・本質的
    日本の長期低迷は「株価低迷」に表れている(p4)
    「企業価値の向上」こそが本質的命題!
    現代日本企業の経営論として必読の書
    1.経営=資本効率を高めつつ長期的成長を実現する
    それをチェックし、成績不芳な経営・経営者を糾すのが資本市場
    「PBR<1の経営は落第キャンペーン」が成功しつつある
    その前から、ROE10% ガバナンスコード 人的資本など
    2.PBR<1のインパクト→日本の企業経営は変わる⇒株価上昇へ
    ①経営・経営者の評価
    ②資本効率向上への意識と行動、実績評価
    ③株

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    2024年06月29日
  • 「モノ言う株主」の株式市場原論

    Posted by ブクログ

    経済知識のない弱小株主が疑問に思っていた取締役などに抱いていたモヤモヤが、株主目線での解説でだいぶ晴れた

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    2024年11月30日
  • 「モノ言う株主」の株式市場原論

    Posted by ブクログ

    会社はオーナーである、株主が主体的であることを学びました。
    いかに日本の経営者が内向きで、株主側を向いていないのかが、分かりました。
    自社ビル建設の是非、会長職の内容なのあまり考えたことがなかった。
    著者のいうように学生の時から資本主義や株式会社がどういうことを学んでおきたかった。

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    2024年11月22日

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