「モノ言う株主」の株式市場原論

「モノ言う株主」の株式市場原論

ビジネス・実用
924円 (税込)

4pt

新NISAで投資への関心が高まったこともあり、株価はバブル期の最高値を超えた。だが「失われた30年」で開いた海外との差はまだまだ大きい。逆にいえば、やり方しだいで成長に転じる潜在力が日本企業にはあるとも言えよう。それでは、どこをどう変えればいいのか? まずは「ふつうの資本主義」を取り戻すことから始めなければならない。しかるに、日本企業は内部留保を抱え、研究開発や新規事業への投資に消極的であり、親方日の丸からの天下りなどガバナンスにも問題が大きい。著者は、そんな諸課題を抱える企業を相手に「社長はおやめになったほうがいい」と直言してきた国内アクティビスト(モノ言う株主)の代表格・株式市場と企業経営の本質を喝破するとともに、ピカピカの会社ではなく、あえて改善点が多い会社に投資してきた自らの哲学を明かす。

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「モノ言う株主」の株式市場原論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アクティビストを悪者と決めつけている人にはおすすめです。アクティビスト側の主張を分かりやすく、ロジカルに説明してくれる一冊。苦手分野なので読むのに時間がかかりましたし、全て正しく理解できたか自信はありませんが、出会えて良かったです。

    0
    2026年03月28日

    Posted by ブクログ

    面白かった。企業の事業そのものというよりはガバナンスの歪みや弛みに着目して投資を行い、リターンを得るアクティビストの考え方が学べる。世に嫌われがちだが、必要悪でもある存在、それがアクティビストである。
    いや、悪なのかさえも怪しい。彼らは法律に則り活動しており、やましいことはしていないのだから。

    0
    2025年06月25日

    Posted by ブクログ

    上場企業の多くがPBR1以下、ROE8%未満。
    株主提案にほとんどの企業の取締役会は不同意なのに、提案後に増配したり政策保有株手放したりなんらかの動きを見せてる。中には株式分割してるとこもあるけど、少数株主を舐めてるとしか思えない。
    社外取締役って何やってんだろ?
    他の機関投資家は何やってんだろ?と逆に思ったよ。スチュワードシップコードとは?
    直近ではフジメディアHDの動きに注目してる。

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    2024/06/29 「株式市場原論」丸木強アクティビスト
    東大法 野村證券 村上ファンドを経て、ユニークな経歴・本質的
    日本の長期低迷は「株価低迷」に表れている(p4)
    「企業価値の向上」こそが本質的命題!
    現代日本企業の経営論として必読の書
    1.経営=資本効率を高めつつ長期的成長を実現する
    それをチェックし、成績不芳な経営・経営者を糾すのが資本市場
    「PBR<1の経営は落第キャンペーン」が成功しつつある
    その前から、ROE10% ガバナンスコード 人的資本など
    2.PBR<1のインパクト→日本の企業経営は変わる⇒株価上昇へ
    ①経営・経営者の評価
    ②資本効率向上への意識と行動、実績評価
    ③株主が最優先 自己資本=過剰な内部留保を還元
    ④M&Aにポジティブイメージ 防衛策の否定
    ⑤政策投資の否定 資産の効率低下 ガバナンスの希薄化
    ⑥役員人事の透明化・実績スキルベース 天下りの否定
    3.経営者は企業価値を高めることが責務
    それができないorもっとできる経営者へ譲らなければならない
    ex セブンイレブン そごう・西武の売却
    「M&A」が企業を流動化し、価値を高める方向へ進む
    それにより従業員の将来はよりハッピーとなる 社会も
    4.経営者の経営スキル ROIC>WACC
    投下資本利益率Return on Invested Capital
    株主資本コスト=加重平均資本コストWeighted Average Cost of Capital
    5.経営者にたかる「寄生虫」多くの専門家・管理業務過剰
      日本は「管理過剰」特に官僚の関与が異常「業法」
      市場経済の根本である「価格」は公定価格か届け出価格の多さ
      それに加えて「専門家の士族」弁護士・公認会計士
      社外取締役として多くは寄生虫 議事録で貢献しているのか?
      彼らはかっての「与党総会屋」と同じ

    0
    2024年06月29日

    Posted by ブクログ

    経済知識のない弱小株主が疑問に思っていた取締役などに抱いていたモヤモヤが、株主目線での解説でだいぶ晴れた

    0
    2024年11月30日

    Posted by ブクログ

    会社はオーナーである、株主が主体的であることを学びました。
    いかに日本の経営者が内向きで、株主側を向いていないのかが、分かりました。
    自社ビル建設の是非、会長職の内容なのあまり考えたことがなかった。
    著者のいうように学生の時から資本主義や株式会社がどういうことを学んでおきたかった。

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    アクティビストの目線から、資本主義や株式市場、株式会社のあり方、株主の役割について考えさせられる本で驚きながら楽しんで読んだ。
    これまでアクティビストというと、企業に対して無理な要求をして利益を得ようとする存在というイメージもあったが、単純に悪者と捉えるものではないのだと感じた。ポジショントークも勿論あるだろうがそれだけでないと思う。流動性を促すための潤滑油、歯車のようであるとイメージし、より良い社会を作るために、凝り固まった思考を変えるために、不可欠だとも思った。

    株主が自分たちの権利を主張することは、企業の経営に影響を与えるだけではなく、日本の株式市場の流動性を高め、市場全体を活性化させることにもつながる。経済活動にとって、株式市場がきちんと機能することはとても重要なのだと改めて思った。
    もちろん、株主の利益だけを追求すればいいわけではなく、企業には従業員や取引先などさまざまな利害関係者がいる。それでも、既存の利権や慣習に固執するのではなく、企業価値をどう高めていくのかを考えることは重要である。

    「株式会社とは何のためにあるのか」「株主とはどういう存在なのか」ということを考えるきっかけにもなった。当たり前に存在していて、そもそもどういうものかって見失っていた気がする。
    社会に属する一員として、単に株価や企業業績を見るだけではなく、その企業を取り巻く資本市場の仕組みまで理解する必要があると感じた。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    アクティビストの目線はわかったような気がする。但し、一般企業で、株主の利益のために働きたいです!という志望動機の人はいないと思うと、あくまでも市場原理の考え方の一つのご意見と捉えました。

    0
    2026年01月20日

    Posted by ブクログ

    資本主義の基礎や本質を学ぶのが重要と言う事は大賛成だが、どうやってそれを学ぶのかについては結局自分で見つけなさいと言うことでしょうか

    0
    2024年09月26日

    Posted by ブクログ

    2024年53冊目。満足度★★★☆☆

    あの「村上ファンド」の村上世彰氏と中高の同級生で、同ファンドの創設から最後まで在籍したのが著者

    村上ファンドをやめて、ストラテジックキャピタルという「アクティビスト」ファンドを運営している

    本書は、世の中に誤解されがちな、アクティビストの実態について、新書というフォーマットで一般読者にわかりやすく解説したもの

    内容は極めて真っ当であるが、私はもう少しマニアックな内容を期待していたので星3つ

    0
    2024年09月05日

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