作品一覧

  • 死を喰う犬
    値引きあり

    死を喰う犬

    小説・文芸

    3.8
    1巻544円 (税込)
    インド最北部ヒマラヤの西のはずれにあるラダック。そこには決して怒らない人々が暮らしている――。その言葉に誘われるようにラダックを旅した著者の贖罪と再生を描いた私小説的旅紀行。ラダックの街の道端で見つけた凍りついた犬の屍体。徐々に明らかになっていく旅の理由。ラダックの荘厳な自然と現地の人々のおおらかさに包まれながら過去から解放されていく著者の姿が描かれる。2020年度「わたしの旅ブックス新人賞」受賞作。
  • やがてすべては旅になる
    値引きあり

    やがてすべては旅になる

    小説・文芸

    3.5
    1巻643円 (税込)
    ある夜、突然襲ってきた死への誘惑。 その危険な衝動から逃れるために、著者は四国一周自転車の旅に出る。 途中、自転車が壊れるというアクシデントに見舞われてしまう。 壊れかけた自転車を漕ぎながら旅を続けるうちに、脳裏に蘇るこれまでのつらい記憶と旅の断片。 過去と現在が交錯していく中で、著者はこれまでの自分と真正面から向き合うようになっていく。 果たして無事に完走できるのか、そして、前向きな心を取り戻すことはできるのか―― 過酷だが自然豊かな四国路を舞台に、壊れかけた心の再生を綴った異色の自転車旅行記

ユーザーレビュー

  • やがてすべては旅になる

    Posted by ブクログ

    ブラック企業で壊れてしまった著者。NGOやフリーランスと人生を旅する
    価値観や人との出会いで自分を作り上げ、後輩からもらった壊れた自転車で旅に出る。
    四国一周は悪天候とトラブルとの闘い。終わってしまえばそれも人生の一場面。
    自分を客観視するのが旅の本質なのだとしたら、自分自身のトラック・ポイント。この本は氏の半生そのものなんだ

    0
    2026年10月18日
  • 死を喰う犬

    Posted by ブクログ

    山本高樹さんの「冬の旅」そして、「旅は旨くて、時々苦い」を読んだ後、同じラダックを旅したこの本を手に取った。少し話がわかりにくいところもあったけれど、面白かった。最初は軽い語り口だったところが、後半になって、冬の自然に対する自分の無力さや、ラダックの旅に対する想いが語られる。最後の父親との話は特に心を打たれた。

    自分は度々「生きる」ということについて考えることがある。なかなか簡単に答えが出るようなものではないけれど、この本を読んで、改めてわからなくても生きていくしかないんだよなあ…という気持ちになった。

    0
    2022年12月07日
  • 死を喰う犬

    Posted by ブクログ

    本の帯にあった
    インド北部のラダックには
    決して怒らない人びとが暮らしている。
    との言葉にひかれて読みました。
    でも、怒っていました・・・それも結構強く
    でも、同じぐらい暖かで柔らかく笑顔のようでした。

    高名な僧侶が作者に
    「怒って何かいいことがあったかい。君には知恵が足りない」
    と話し、その後に言った言葉が
    心に刺さりました。
    私も自分の中の怒りを持て余していたので。

    旅の本ですが写真は1枚も掲載されていなくて
    それが却ってラダックの風景や、人々を
    作者の文章から想像することが出来て良かったです。
    読書中、私も
    遠い遠いラダックに旅をすることが出来ました。

    0
    2021年09月05日
  • 死を喰う犬

    Posted by ブクログ

    ラダックはどんなところなのだろう。
    ラダックを旅するというのは、どんな気持ちなのだろう。
    きっと一人一人違う気持ちなのだろう。
    自分が旅をしたらどんな気持ちになるだろうと、著者に重ねてみる。
    ラダックでマーモットを見てみたい。スノーレパードよりも。いつか。

    0
    2021年07月10日
  • やがてすべては旅になる

    Posted by ブクログ

    旅の話と回顧録で偶然旅で出会った人が知り合いの友人だったり人との巡り合わせを四国の旅の共とする今まで読んだ紀行文と違っていて新鮮だった。この一冊で作者の今までの経験が分かるようになっている

    0
    2026年10月18日

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